今頃の時期に洋服を見に行くと、麻を薦められることが多い。
確かに涼しげだし、お洒落に見えると思いがち。
だが折り、たたみ、座りじわが刻まれやすく、下手すると、ヨレヨレでだらしなく見えるという、なかなかの曲者。(笑)
そうなると一度水を通してのアイロンがけが必要になる。
おなけに真夏になると、いくら麻とは言えど暑くて長袖は着てられないので、勝負は梅雨あたりまで。
というわけで、コストパフォーマンスが悪く、一歩間違えると、ヨレヨレで冴えない感じになりやすい。
もし君が標準よりかなりルックスがよく、麻のヨレヨレに目が行かないタイプなら、OKなんだけどね。(笑)
オマケに、女ものだと、飾りなどいろいろ工夫できるが、男はシャツかジャケットなので、小細工が効かないわけだ。
デパートを含めた服屋は圧倒的にオンナものが多く、競争が激しいので、それなりのモノが、それなりの値段で買えるのだが、男物はホント難しい。
特にルーズな素材は、姿勢や体型が悪いと、弱り目に祟り目となるので、要注意だ。
カミサンなり恋人の目線で、保険を掛けて置く方が無難。
とはいっても、カミサンなり恋人がダサダサさと、「親亀こけたらモード」になるわけで。
シャツやジャケットは、無地が基本。
それで格好良く着こなせるようになったら、柄物というルートが堅い。
シャツが柄物だと、ジャケットを選ぶしね。
しかし街を歩いていて、さりげなくお洒落っていう人は、ホント少ない。
あれだけ、店でいろんなものを売ってるのに、どこでそんなのを買ったの?という人が多い。
そういう人は大体においてコーディネートもダメなので、より悲惨な状態になりがち。
そういうの見た日には、暑い夏が余計暑苦しく感じるわけで。
お互いに気をつけようぜ。(笑)
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