LightRoom4 と CS6 の組み合わせは、うまく使うと本人も驚く仕上がりになることがあります。
プロは撮影時にライティングでもって十分な光で死角のない環境を作るわけです。
当然大がかりな機材になるわけですが、それに見合うだけの仕上がりを知っているから、あらゆる角度からライトを当てます。
ですからこうしたソフトは、エフェクトを薄く掛け、少し調整するだけで、思い通りに仕上べることができます。
素人でも、この例のように光が十分に回り込んだ環境で撮影されていると、HDRトーンが素晴らしい威力を発揮します。
EOS KISS N + EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM という今やたった800万画素のデジタル一眼カメラでもこれだけ写るのです。
つまり写真はウデではなく、十分な量の光が回った状態で撮影されたかどうかで、ほぼ勝負は決まってしまうのです。(笑)
ということは、よいソフトを使いこなせば、写真のウデがよいと思われる写真に仕上げることができることになります。
この世界も、ハードよりソフトの比重が高くなっているのです。
我々素人は普通、店内の暗い照明や、逆光など、光の回り込みが悪い状態で、しかも一発勝負で撮らなければなりません。
そのため、こうしたプロが使うソフトは、真価を発揮するケースが多いのです。
私の場合、いろいろやってみた結果 CS6の HDR トーン あるいは LightRoom4 の自動調整を使います。
よほど悪い条件が重なった場合を除き、ほとんどのケースで写真をより魅力的なものにしてくれます。
どちらもワンクリックなので所要時間は2秒ほど。
これでどうにもならなかった写真は、撮ったあんたが悪い、ということになるわけです。(笑)
で大体満足した状態になったら書き出します。
そして少しずつ LightRoom4 のブラシで味付けしてゆきます。
ここは30秒からお好みに応じての所要時間となるわけです。
当然時間をかけるほど、仕上がりは良くなるケースは多くなります。
というわけで、いくつかのサンプルを。
LightRoom4 のブラシを使っていますが、違いがわかるでしょうか?
下は LightRoom4 のブラシを使ってシャドウ部分を濃くしています。
HDR トーン を使うと髪の毛が赤くなりがち。そこで、LightRoom4 のブラシを使い見た感じに近くなるよう修正するわけです。
ここまですべて EOS KISS N + EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
たった800万画素のデジイチカメラですよ。
中古価格で今や1万円以下。(笑)
上を下の写真のように仕上げるのにかかった時間は、トータルで大体20秒くらい。
このコンデジも今なら中古価格帯(税込)で \6,980 - \9,800 で買えるのですからね。
アドビシステムのこの最新ソフトを組み合わせて使ってみて、ちょっと考えが変わりました。
カメラにお金を掛けずとも、ソフトに投資し、なおかつ使いこなすために勉強する、あるいは習いに行く。
大事なのは、ここではないのか?
ひぇーっ(笑)
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