日本のクルマに関する月刊誌として、クルマ好きに人気があるのは、3誌だということに異存をお持ちの方は少ないはず。
車の写真だけではなく、総合的なランクとしての3誌を創刊された順にあげると、カーグラフィック(CG)・エンジン・オートカーということになるだろう。
で、どれか一冊だけとなると、筆者の独断と偏見によるチョイスは、AUTO CAR。
表紙は、欧米の車雑誌っぽいデザインで、もちろん質感は日本ならではの美しい仕上げとなっている。
欧米の車雑誌は圧倒的に値段が安い。
当然表紙の髪質は悪いが、写真より記事の多い構成となっている。
ただ趣味としての満足度という点では日本の月刊誌がベストだろう。
もちろん値段もそれなりだが、まあ趣味だからね。(笑)
AUTO CAR は980円・CGは1000円。エンジンは880円。
エンジンは、以前のNAVIの編集長が立ち上げた雑誌だが、時計や服の広告が多くちょっと興ざめ。
とはいえ、クルマ好きの私としては、毎月3誌を読んでいるのだけれどね。(笑)
今月のオートカーの記事で面白かったのは・・
日本の人気者、欧州では受け入れられているのか? 欧米のハイブリッドカーの実情
なるほどね、という内容。
こうしたクルマそのもの以外の記事は、他の2誌とは違った視点が個性的。
クルマ自体のインプレッションも、欧米のテスターの翻訳による本音で切り込んだ記事もあり、日本人ばかりのインプレッションとはひと味違って、なかなか魅力的。
日本人のライターでは森慶太の、ちょっと癖がある独自の鋭い切り込みによる評論が、読んでいて楽しくまた面白い。
というわけで、毎月末の発売日が楽しみとなっている。
コメントする