皆さんはどれくらいのペースで本を読まれるだろうか?
私の場合、1行35文字で1ページが15行程度の普通の本なら2ページ分、文字数で言えば1000文字を読むのに30秒ほど。
つまり1秒間に1行は読むことができるわけで、260ページほどの本は一冊およそ、1時間で読んでしまう。
もちろん内容によって違うわけで、わかりにくい書き方の本だと当然ながら時間がかかってしまう。
あたりまえだよね。
ということは逆に言えば、早く読めない本というのは、文章の構成が悪いわけだから即、面白くないと判定することにしている。
だから本屋でパラパラと10秒も読めば、その本が読みたいかどうかはすぐにわかるのだが、こうした基準で読んでみると、面白い本というのは意外と少ないものだ。
書くことも基本的に同じで、日記を書くのは比較的早い方だと思う。
って誰かと比べたわけではないけどね。
もちろん書くことがなければ書けないのは当たり前なので、私の場合プロの物書きではないし、小説を書くわけではないから、毎日の生活の中で、書くことになる。
誰でも一日を過ごせば、疑問に思ったことや、変だなと思ったこと、あるいはいわゆる印象に残っている面白いことなどの、いわゆる「断片」というか「かけら」はたくさん頭の中に散らばっているはず。
そこで疑問に思ったことは、その場である程度の自分なりの結論を出す様にしているが、調べないとわからないことは、帰宅してからということになるのだが、そうした断片は「断片置き場」へ単語だけでもいいから書いておく。
この断片置き場として使っているのが マイクロソフトの One Note。
この記事を読んで買ったのだけどね。
これはマイクロソフトらしくない素晴らしい製品だ。(笑)
One Note は オフィスのPC と iPhone note pad とクラウドで繋がっているため、どこで書いても、この3つのデバイスから見ると、常に同じ状態が見えている。
つまり保存するという概念がないのだ。
Evernote をさらに磨き上げたような製品だといえばいいだろうか。
書いたデータは SkyDrive というマイクロソフトのクラウドに置きっぱなしになる。
当然、ローカルにはキャッシュが保存され、OneNote を開くと同時に SkyDrive に保存されたデータと同期される。
こういう仕組みのため、オンライン、オフラインを問わず、いつでもどこでも同じ内容を参照し、必要に応じて編集を加えることができるのだ。
というわけで、One Note には、断片の集積場状態になったファイルというか、その状態では「ゴミ」のような細切れの文章が、常にたくさん保存されている。
もちろん自分のサーバーにはさらに膨大な巨大なメモ倉庫があるので、メインの部分は、そこから持って来るわけだ。
なのでオフィスへ戻ったら、必要に応じて資料を調べて書き足してゆく。
私の場合は、カメラを常にどこへ行くときもバックパックへ入れて持っているから、適時撮れるシーンは撮っておくことにしている。
こういうときは一眼レフじゃなくて、コンデジがいいんだけどね。
帰宅後撮った写真を、リサイズする作業で時系列に並べているうちに、その写真に該当する日記の内容というのは、ある程度頭の中に浮かんでいる状態になる。
そしてその写真をレイアウトしてから、文章を一気に書き加えてゆくのだが、写真があると、とにかく早く書くことができる。
つまりその写真のシーンではこういうことを考えたとか、こういうことがあったなどということが、走馬灯のように頭に浮かぶというか、溢れて湧き出てくるから、それを一気にタイプするわけだ。
時間があるときは、そのあと一旦その文章から遠ざかり、映画を見たり食事をしたりして、頭の中を違うもので満たし、数時間寝かせてから、改めて書いたものを見直すことにしている。
時間がないときは、この寝かせるという作業をすっ飛ばすことがあるのだが、やはり寝かせたほうが出来はいいように思う。
表現がくどいとか、わかりにくいところを多少修正する程度だ。
最後にJust Right ! 2 (最新版は4)という文章校正支援ツールで誤字脱字をチェックしてアップするのだが、時間がないときはこのプロセスをすっ飛ばすことがままあるのだ。
そうすると必ずといっていいほど誤字脱字が混在してしまうが、まあ本じゃないからいいや、と舐めた考えでアップすると、あとでそれを発見して、アセることになる。
というのが私の日記の書き方だが、日記に限らず何かを書くときは、こういう手順で書くようなシステムができあがっているので、特に何も考えずに?(笑)毎日黙々と書いている。
ところで他の人はどうやって日記を書いているのだろうか。
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