たとえば「今日は日記を休みます。」
これだってリッパな日記だ。
だが、コメントは書きにくいよね。
運がよければ知り合いから「どうしたの?」くらいはあるかもしれない。
取っ掛かりがあまりにもないと、書くほうだってツラくなるわけだ。
そこで展開力。
そこには、日記を休む、または休みたい、または休まなければならない、理由があるはずだ。
それを書く。
それがここでいうところの「展開力」。
各行の一文字目に「そ」を持ってきて韻を踏んでみた。(笑)
それと、あまりにも「自分がかわいい」「自分中心」「自分の気持ちをあらわす感嘆語」>「ま、まさか」「ヤバイ」とかをあまりオモテに出されると、これもまた読むほうがツラくなる。
「一人言」の気持ちはわかるけど、問いかけがないと、やはり読んでいてつらくなる。
誰だってそういう気分はあるから、わかるけどね。
改めてそれを日記で強調されても、何だかなあ・・ってことになるわけですな。
まずは「ギブアンドテイク」を考えて書く。
これだと、はずしにくいはず。
つまりは情報の「お裾分け」をどこかでまず実行しておく、つまり書いておけば、かなり違ってくる。
じゃあ「オレだって」と繋がり、コメントが付く可能性が高まるというわけだ。
あとは単純な構文の間違いに気をつけることくらいだろうか。
間違うと、わけワカメとなって展開しにくくなるからね。
参考までに、うっかりやってしまいがちな展開をご紹介。
「私はそれは違うと思う」
これは複文といって「主節」と「従属節」から構成されているのだが、これも「私」が出すぎるために、引いてしまうパターンだ。
それに主語が複数になると、どうしても文が長くなり、「と」「が」「て」「あり」「さえ」「すら」「まで」「うえに」「・・だから」という助詞や副助詞を多用することになってしまう。
こうした事態を避けるには・・
結論をまず短く簡潔に書く。
そして続く説明文はできるだけ短くして、接続詞で繋ぐこと。
並立 >「および」「また」
添加 >「しかも」「なお」
選択 >「または」「それとも」
順接 >「したがって」「だから」
逆接 >「しかし」「けれども」
「・・・。そして」「・・・・。したがって」という具合にね。
英語の文は単語はひとつひとつが「モノ」的に表現されるのが、日本語との大きな違いだといっていいだろう。
接続詞はこのモノとモノを繋ぐ役割があるため、モノとモノの関わりとして認識できる視点で書くと、ちょっとばかり英語的になるという効果も期待できるというわけだ。
ちょっと難しくなってきたので、このあたりが潮時か。
ジ・エンド。(笑)
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