2012年03月04日 のCoolに過ごそう

加速し続ける転職の流れ

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最近はセミナーヘ参加される方の意識や層が明らかに変わってきている。

jobless.jpg

じゃあ昔はどうだったのかと、昔の日記をざっと見てみたところ、11年前に書いた記事を見つけた。

というわけで2001年4月7日(土)の日記を下記へそのまま転載。

 

 
0407 Sat.

転職の時代

ダイエー・マツダが相次ぎ退職希望者を募ったところ、募集定員は数時間で締め切られるという時代になってきた。
  

指される方のダイエー・マツダが相次ぎ退職希望者を募ったところ、募集定員は数時間で締め切られるという時代になってきた。

自動車メーカーのマツダは、午前10時から受けつけたところ、何と1分!で定員に達したという。

受理されたのは10時00分に受けつけられたのものだけだというから、申し込んだ方もさぞ驚いたことだろう。

なぜ、こんなに退職希望者が多いのだろうか?

 

その原因の一つとして、彼らの上司である30歳代や40歳代に元気がないため、自分の10年後や20年後が魅力的には思えなくなっているからだという。

特に30才代の希望退職者が激増しているというが、30歳台なら十分に転職しても間に合うという、冷静な計算のうえでの決断なのだろう。

3月に日本で開催したセミナーでも、30歳代の参加者の占める割合が多かったという事実も、こうした傾向をはっきりと裏付けているといえるだろう。

 


自分より収入の少ない男性とは結婚したくはないという20歳代の女性が、70%を占めるという時代だ。

経済的な安定がなければ「愛だけでは結婚さえもままならない」という価値観の時代に突入していることを感じる。

ある調査によると、20歳代の60%が、今の仕事を長期間続けられるとは考えていないという。

最初に入った会社こそが大事で、その最初の仕事を一生続けるといった今までの価値観は、経済政策の不手際も相まって、今や崩壊し始めたといっていいだろう。

欧米では、最初に入った会社をそれほど重要視していないから、次のステップが見えたり、よい条件がそろえば躊躇なく転職する傾向が強い。

彼らは、最後の会社での仕事、つまり現在の仕事を自分が選択したベストとして捉えている。

理由はどうあれ、2001年は欧米型のへ移行しはじめた記念すべき年になるのかもしれない。

  

では、転職を決意させた理由には、どういうものがあるのだろうか?

1・仕事への不満

2・賃金が安い

3・会社の将来への不満

 
これが理由のベスト3

だが転職は決して楽なことばかりではない。

  

 
何のために、現在の仕事をやめるのか?

これがきちんとわかっていないと、ただよい給料を求めるというだけの動機による転職ではうまくゆかないケースが多い。

転職後の生活に一応満足している人の割合は約24%だという。

さらに、何とかやってゆけるという実感をつかむまでには、平均して少なくとも3年はかかる。

こうした社会的な背景を受けてか、セミナー参加者の方で、プロフェッショナルトレーダーを目指す方が増えているようだ。

  

 

トレーダーとして3年間努力すれば、成功する確率はどれくらいになるだろうか?

さらに会社から時間的に縛られないうえに、面倒な人間関係に煩わされることがないという、他の仕事では不可能といえるような大きな魅力がある。

魚そのものを与えるのではなく、「魚のとり方」を教えたいという気持ちからはじめたことが、少しずつ大きくなり、日本での本格的なセミナーを始めてから10年以上が経過した。

  

3年前から始めた、私の夢をさらに大きく進めるためのある試みも、ようやく実を結び始めた。

私も単なるトレーダーから、他の人へこのトレード方法を伝えるという、Education の仕事へと、あたかも転職したように見えるかもしれない。

それが比較的簡単に決断できるというのも、トレーダーという仕事の魅力だろう。

役目が終われば、またトレーダーへ転職できるというフレキシブルさ、いいかえれば、転職という面から考えた「自由さ」こそがトレーダーという仕事の最大の魅力なのかもしれない。

 
  

10年以上前のことなので一部時代を感じさせる部分もあるが、こうして改めて読み返しても、それほど違和感がないというか、基本的な流れというかトレンドはそれほど変わっていないように思える。


むしろ加速しているように感じるのは私だけではないだろう。


こうして昔の日記を読むと、当時のことをかなり鮮明に思い出すことができるのが不思議というか、思い出せるんだね。


面白いことにこういうきっかけというか、トリガーがないと、いわゆる潜在意識の中に埋もれていた記憶と言うのは蘇ってこないもののようだ。


それはあるときは音楽であったりもするのだけれど、やはり書いたものというのはリアルだ。


 

話がが横道にそれたので元へ戻そう。


仕事というのは文字の意味で言えば、字のごとくでまさに自分が「仕えるに値すると考えること」なのだと思う。


じゃあというわけで「仕事」という言葉を英語 で調べてみると・・

 

activity

活動・行動・営み・活発な精力的な動き・行動・遊び・仕事・職業・事業・作業

affair

用事・営為・行動・用務・職務・業務・こと・事柄・問題・行事・祝い事・パーティー・
情事・事件・スキャンダル

business

やるべきこと・職務・務め・本業・本分

employment

労力・労働者の使用・雇用・使役・用いること・使用・職業・目的・用途

game

遊戯・遊び・楽しみ・娯楽・おもしろいできごと・遊びの道具・冗談・戯れ・おどけ・
競技・試合・勝負

gig

ジャズロックの演奏会・演奏の契約・出演・厄介なこと・面倒くさいもの・らんちきパーティー・関心事・得意な分野

job

手間・賃仕事・職務・役目・義務・責任・大変な努力を要すること・ジョブ・職・働き口・勤め口・地位・職種

operation

運転・運用・操作・工作・作業・操業・施行・実施・はたらき・作用・効力・効験・有効期間・有効範囲・計画・事業・仕事・作戦・・作戦本部

opus

作・作品・刺繍細工・作品

performance

すること・実行・履行・成就・仕事・作業・動作・ふるまい・善行・功績・偉業・公演・興行・余興・芸当・運転・性能・能力・目標達成機能・パフォーマンス・生産力・大騒ぎ・ひと騒動・面倒な手続き・ひと苦労

ploy

駆け引き・策略・作戦・手・気晴らし・娯楽・浮かれ騒ぎ・はしゃぐこと

proposition

提案・提議・発議・建議・計画・案・企画・性交渉の誘い・陳述・主張・命題・主題・信条・企業・事業・目的・問題・相手・やつ

task

課せられた仕事・課業・課題・骨の折れる困難な・不快な・労役・任務・職務・務め・租税

work

労働・作業・努力・勉強・負荷・なすべき仕事・業・課業・務め・性交・おつとめ・業務・職・商売・渡世・専門・研究

[株式会社研究社 リーダーズ英和辞典第2版]

 

 
 

こうして調べてみると、仕事というのがいかに多岐にわたり、またいろいろな意味があるかということがよくわかる。


同じ仕事でも、やりたいこと、やりたくないことがあるはずだ。


これだけの種類というかバラエティーがあるというのは、仕事というのは純粋にお金を稼ぐだけではなく、それ以外の Something Else の部分がかなり大きいからだろう。


 

 

人が生きるための理由、生きがいと言うのは、お金だけでは得られないものだが、じゃあそれを手に入れるためには何が大事なのか?


その過程において、なくてはならないものというのは何なのだろうか?


こうして考えると、仕事を選択するというのは、その人の人生そのものを選択することにつながるわけで、そうなると自分の中でのグレードやランクというものを必然的に決めざるを得ないことになるはずだ。


どうせ一度の人生なら、ベストを選択したいもの。


さてあなたにとってのベストとは、どういうものだろうか?

 

 

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