ガット・ボトムプレイはそれ以上反対サイドへ振れる可能性の少ない位置でエントリーするトレード手法。
20日間の平均的な一日の値幅分動いた銘柄を探せれば、そこから反転する可能性が高いわけだ。
そのため「心理的なストレス」が少ない手法だといえるだろう。
ガットボトムプレイガット・ボトムパターンが形成される前段階として、非常に有効なのが、30分ギャッププレイだ。
30分ギャッププレイで大事な要素というのは、ギャップ、値動きの幅、ダブルトップあるいはダブルボトムの3点だといっていいだろう。
ガット・ボトムプレイでは、フィボナッチ、値動きの幅、ダブルトップあるいはダブルボトムという3点がポイントとなるわけだ。
ガット・ボトムプレイを探すのも30分ギャッププレイ銘柄を探すのも基本的には同じこと。
だが、多くの方は30分ギャッププレイの対象銘柄の方が、早い段階でセットアップ条件を満たすケースが多いと感じられているかも知れない。
だが次の例のように、ガット・ボトムプレイのチャンスが先に来るケースもあるのだ。
パナソニック(6752)の3分チャート
最初の緑のゾーンが、ガットボトムプレイで、右上の緑のゾーンが30分ギャッププレイ。
黄色い四角の30分間のゾーンではダブルボトムが形成されているが、ここでガットボトムプレイのエントリータイミングがやってくる前兆が現れているというわけだ。
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先週末の東京マーケットではHOYA(7741)がマーケット開始後10分も経過しないうちに、一日の値幅分下げてしまった。
RAが28 と表示されているのは28円が20日間の平均的な一日の値幅だということを示している。
黄色いマークの表示は 1.0。
つまり一日に動く値幅の100%の値幅分を下げてしまったわけだ。
ということは、これ以上下げる可能性は低いことになる。
監視するに値するパターンだということだ。
結局このように反転し、20日間の平均的な一日の値幅分の28円という利益を叩き出したわけだ。
このように、ガット・ボトム・プレイは、安全性の非常に高いトレード手法だといえるのではないだろうか。
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