日経平均株価はやっと 23.6%まで回復してきたが、さてここを抜けるかどうか。
ダウ平均は直近高値に向かって上昇中。
ナスダックは高値をブレイクアウトしてきた!
さて、上はドル円の日足チャートだが円安へ動いている。
下は週足チャート。トレンドラインを破って円安に動いている。
では何故このように突然円安に動き始めたのだろうか?
ヨーロッパの銀行や政府の債権が危なくなってくると、債権を保有している投資家は債権が買取りを要求する。
だが資金不足で買い取られなければ、今のうちに投げ売りをして現金のドルに変える動きが加速することになる。
こうした換金が行われるとドルの需要が増えてドルが買われてドル高になり、つまりは円安となるわけだ。
つまり投げ売りが始まり、金融危機がより深刻化しているサインだとも読めるのではないだろうか。
そこで日銀は慌てて、金融緩和政策を発表したが、これは暴落の危険性の高いアメリカ国債やユーロ建て債券を買い支える「支援策」。
つまり円で資金を借りやすくして、借りた円をドルに転換、海外に持ち出し海外投資に振り向けるわけだ。
これを円キャリートレードと呼ぶが、ドル紙幣「買い」が促されると、円を外貨に換える動きが加速化される。
つまりユーロ・ドルの大量供給に繋げようというわけだが、さて結果はどう出るだろうか?
コメントする