山口副総裁は今日、高松市内での記者会見で、足元の円高進行の背景について記者会見で意見を表明。
発言を並べてみた。
「ここのところ少し米経済に慎重な見方が出てきている」「輸出の動向、企業収益の状況に影響を与える。さらには企業マインドにも悪影響を及ぼす可能性がある」
「昨今の円高がどのようなかたちで日本経済に影響を与えるのか、注意深くみていく必要がある」
「以前に比べれば円高方向で推移しているのは事実だが、為替市場の動向は振れやすい」
「為替市場の基調を判断するにはそれなりの時間をかけて慎重にみていく必要がある」
「バックグラウンドを見極めるという意味でももう少し様子をみていく」
「このところの円高をみて、直ちに何か政策対応が必要と思っているわけではない」
抽象的なことばかりで、具体的にどうするかの言及は全くなし。
危機感なし
具体的な方針なし
要するに、何もわかっていないうえ、成り行き任せということだ。
これに対しマスコミも何も言わず。
というか言えず。
日本の経済運営当局はこの程度。
景気が良くなるわけがない。
ガックシ。(笑)
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