2011年12月17日 のCoolに過ごそう

モチベーション考

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毎日の生活を楽しむためには「やる気」が枯渇することなく、適度に潤っている状態を保つ方法を知り、それを実践できる能力を磨くことが大事だ。

モチベーションを保つためのネタを、どれだけ引き出しに持っているかにかかっている、と言ってもいいだろう。

私の仕事では、これは非常に大事な要素なのだ。

毎日を楽しく充実した気分で過ごすためには、この「自分のやる気」がなければ、そもそも何も始まらないのだ。

だが一方で、何らかの理由でやる気をなくしたり、落ち込んだりする状況へは至って簡単に陥ってしまう。

 

たとえば誰かからの自分に対する評価が、自分が想像した、あるいは期待していたものと違うと、自分の思惑と違う失望感から「やる気」に対してネガティブな影響を受けることになるわけだ。

ひとりで孤立して生活しているのでなければ、他人との係わり合い具合によって、結果がついてこないとか、思惑どおりにゆかない、などという事になるのは常に起こりえるわけで、もちろん、そうした逆風をバネにして頑張れるなら何も問題はないのだが、いつもそういう風にできるほど、人間の心理状態というものは一定でもないし、強くもないのが普通だろう。

そうするとそれは一種のストレスとなり、それを解消するため、ヤケ食いや欲しいものを衝動買いするなどといった、比較的本能に近い部分を満足させるという対処法が、意外によく効くということは、誰もが身を持って知っていることだ。

だがこうしたことに対して、事が起きてからドラスティックにというか、ドロナワ対応すると、ストレス太りで体調を壊したり、財布の中身が逼迫したりするという新たな問題が生まれるわけで、ホントなかなかうまくゆかないものである。

  

だがこのモチベーションが一定レベルより下がると、すべてが滞りはじめ、周りの動きから取り残されるかのように感じることになり、余計に悪いトレンド方向へ進むことになってしまう。

こうして「やる気ナッシング症候群」と状態へ陥るわけだ。

いいかえれば、これは精神的な軽度の「病気」の始まりなのだが、本人が気がつかないうちに慢性化し、さらに悪化するのがこの病気の怖いところだ。

最近特に顕著になっている異常な犯罪の増加は、このようなメカニズムによって心の病に冒されていることに起因するのではないかと睨んでいる。

 

だがこれに対する対処法というのは、そう難しいことではない。

普段からの心がけで意外に簡単に解決できるのではないだろうか。

つまりストレス解消のために、ヤケ食いや欲しいものを衝動買いするなどといった、比較的本能に近い部分を満足させるという対処法と同じことをやればいいのだ。

だがこのような方法は、金銭の消費形態がエスカレートしやすく、その代償として、新たなストレス源を発生させることになるから注意が必要だ。

 

だが日ごろからこうした比較的本能に近い部分を、正しい方法で満足させておけば、モチベーション低下を最小限に抑えることができるのだ。

十分な睡眠、適度なセックス、適切な食事、趣味に没頭する、といった部分がこれに該当する。

自分が気持ちいいと思える自分なりの「感性を刺激する方法」で実行できれば、さらに効果は高くなるだろう。

さらにこれを補完するものとしては、物欲を満たす、名誉欲を満たすなどの「欲望」を満たすという方法もあるが、これも金銭の消費形態がエスカレートしやすく、お勧めできる方法ではない。

忘れてはならないのは、金銭の消費形態をできるだけ低いレベルへ抑えながら、本能に近い部分を満足させるという点だ。

 

あなたは日頃から、金銭消費の一部を必要経費として、カラダのコンディション調整のために継続的に投資しているだろうか?

ここをケチると、アタマで描いた素晴らしい計画も、実行に移されることなく消え去ってしまう。

体調とモチベーションは連動するという、人間が持っている当たり前の性質を、忘れてはならない。

どんなに素晴らしい計画も、脳からの指令を抵抗なく遂行できる肉体が備わっていなければ、それは絵に描いた餅で終わってしまうのだ。

目の下にクマがあったり、疲れ切った表情や立ち姿が悪い姿勢の政治家を、国民投票でもってクビにすることができれば、日本は必ず良い方向へ変わる気がするのは、私だけだろうか?

(笑)

 

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