昨夜のナスダックマーケットは、わかりやすいギャップアップリバーサル。
右側の30分チャートを見ると、1時間半下げ続けたことがわかるだろう。
こうしてみると最初の1時間が最も「おいしい」時間帯だということがわかるはず。
トレーディングでは、制約をつけて、自由裁量の余地を少なくしておかないと、余計なことをして、判断を間違うことが多い。
トレード時間に制約をつける、エントリー時間にも制約をつける、そして複数銘柄の相対比較だけで判断する。
こうしたルールは、すべて制約の中で、予定通された時間に、ルールどおりに事を運ぶためなのだ。
ナスダック総合指数の3分足は、わかりやすいダウントレンド。
縦のラインはマーケット開始から1時間の位置。
最初の一時間は、まさにゴールデンタイム。
おまけに、このようにトレーディング中のトレンド方向が変わらないパターンは、利益を出しやすいわけだ。
こういうときには、しっかり穫っておくこと。
下の2銘柄のような、おいしい銘柄があったわけだからね。
2011-12-15 23:32:20 はっちshadow NVLS GMCR DECK ショートサイド
1000株で +2230ドル
エントリーのタイミングが非常にわかりやすいローソク足フォーメーションだったから、エントリーしたトレーダーは多かった。
みんなこれで一気にゲインを稼いでいたからね。^^
2011-12-15 23:32:47 はっちshadow FSLR ショートサイド
1000株で +1880ドル
これもわかりやすい、ローソク足フォーメーション。
エントリー後エントリーの位置へラインを引いたら、銘柄探しに取りかかるわけだ。
動いているチャートは見てはならない。
入れ替える候補銘柄を探さなければならないのだから、そんな時間はないはずだ。
30秒後から、2分30秒の2分間で、候補銘柄を探す。
そして保有している3銘柄のうち損益がマイナスになっている銘柄と、あらかじめ探しておいた銘柄とを入れ替えるわけだ。
もちろん入れ替える対象となる銘柄は、チェックリストでの相対評価で判定。
翌日にワンクリックシミュレーションで、前日の判定の問題点をチェック。
そして、銘柄を探すための手順を、ゆっくりと練習しながらアタマに叩き込む。
これを毎日欠かさず続け、夜のマーケットで、実行できているかを検証する。
トレーディングはごまかしの効かない「自業自得」の世界。
こうした努力を惜しむトレーダーは、結局マーケットから退場せざるをえなくなるのだ。
ご用心あれ。