エグゼキューショナーパーフェクトマスターセミナーの4日目が終了。
このセミナーへ参加されたY氏は、ジャンプアップ・基礎に続いての受講。
訓練と検証方法をルールどおりできるように、昼間はひたすらワンクリックシミュレーション。
そして翌日は、マーケットでのシミュレーショントレードで出来るかどうかのテスト。
翌日は結果を検証、問題点の修正を兼ねてチェックシートの記入方法を含めたワンクリックシミュレーション。
このローテーションのスケジュールを4日間みっちり練習されたわけだが、さてその結果は?
非公開の Executioner Internal Blog の昨夜の結果を特別に公開。
【記載ルール】
・グレーアウトの右側のローソクからが対象です。
・エントリーポイントに赤印、脱出ポイントに青印を付記しています。
・エントリーしてからのローソクを1本目、2本目…とカウントしています。
・チャート上に貼り付けている表は、チェックリストの記入です。括弧内の記入は検証時に再判定です。
・銘柄入替を行ったユニットでは、分単位でキャプチャを取っていますので、検証対象となる時間帯を各キャプチャの上に表記しています。
・ルール通りにトレードできなかったポイント(特に執行面)を、黄色でハイライトしています。
・検証時に迷いがある箇所はオレンジでハイライトしています。コメント頂けたら、幸いです。よろしくお願いします。
第一ユニット検証
11時36分~42分(オープンから数えて3本目、4本目ローソク)
※ 42分(オープニングから数えて4本目、エントリーからは2本目)のチェックリスト記入は間違えて41分時に行ってしまっています。
【AMGN】
1本目
(記) OK (執)OK
2本目
(記)41分時では伸びていたので、○でOK。42分時では△/×
(執)5本目のローソク始まりではホールドしていたので、OK。その後、下げてきたのでオープニングユニットの例外ルールで1分足(44分(オープニングから数えて5本目、エントリーからは3本目)44分時に脱出。
(他)AMGNの買い戻したときに、間違えてALXNもショートしてしまった。
【SLXP】
1本目
(記) OK (執)OK
2本目
(記)41分時では下がり始めていたので、△でOK。3銘柄の相対比較でSLXPを脱出して、TROWと入替。(42分時では×/△が正解)
【EXPD】
1本目
(記) それほど伸びていないので、損益は△が適当。ヒゲは× (執) OK
2本目
(記) OK (執) OK
ここから筆者
昨夜の米国ナスダックマーケットは決してラクではない難しいマーケットだったことは、トレードをされていた方なら、よくおわかりのはず。
まだ執行ツールに慣れないミスはあるにしても、4日間でこの成績は立派だ。
リストを見ると、41分にSLXPを手仕舞いし、5秒後にはTROWと入れ替えている。
今の段階は、最初の3銘柄ユニットで最も条件の悪い銘柄を、一銘柄入れ替える。
ここを集中的に意識してトレードをする。
これをできるまで毎日繰り返すわけだが、彼は見事にやってのけたわけだ。
2ユニット目からあとの、トレードや最終損益に比重を置くのではなく、とにかく最初のユニットに全集中力を投入する。
欲張らず、最初のユニットの入れ替えだけにターゲットを絞る。
これができるようになれば、その後のユニットのトレードも同じこと。
最初のユニットが最も難しく、それ以後のユニットの方が条件は緩いわけだからね。
彼はルールさえ守れば、少ない経験でも結果が出せることを、見事に証明したわけだ。
私にとっても、とても励みになる結果を出してくれた彼には感謝したい気分で、まさに感無量。
エグゼキューショナー6人目となる最後のトレーニングシートを獲得した、この彼の努力は、賞賛に値するものだ。
だが、この結果を最も喜んでいるのは、他でもない彼の奥さんかもしれない。