ブレーキパッドを交換してからほぼ3週間。
ジガのブレーキパッドに変えてからは、下の写真のように全く汚れない状態が続いている。
洗う手間要らずのうえ、いつ見てもホイールは新品のような状態。
つまり精神衛生上も、快適なわけです。
もちろんカミさんが運転しているミニも、ブレーキパッドはジガへ変えてあるため、ホイールは同じく綺麗。
ブレーキング時のフィーリングも、時間の経過と共にパッドが馴染んできたためだろうか、素晴らしいレベルになってきている。
「宇宙一」と評価の高いポルシェと比べても引けをとらないのは、C6の持つ繊細で柔らかい独特のタッチゆえだろうか。
ストロークは短すぎず、ちょうどいい案配の、しっかりとしたストロークを持ち、このストロークの深さゆえ、踏む足に微妙なコントロールが不要になるわけだ。
これはC6の大きな美点のひとつではないだろうか。
踏めば踏むだけ、あたかも「真綿で首を絞める」ごとくデリケートなタッチのブレーキングが楽しめるのだから堪らない。
おまけにステアリングもデリケート。
そして、ブレーキとのタッチのフィールの味わいは、見事に統一されたテイストを保持しているというわけだ。
非常に軽いステアリングは、操舵にほとんど力がいらないタイプ。
指一本とまではゆかないが、このクラスの最近のクルマでこれほど軽いステアリングは珍しい。
だがステアリンが軽いからといって、あなどってはいけない。
路面からのインフォメーションの伝達はその軽さと裏腹に、意外にも緻密で濃厚だ。
そのうえ路面状態は、ステアリングを通してダイレクトに、伝わってくるのだから堪らない。
ステアリングを切ったときの復元力も強すぎず、手応えが自然なのも、このクルマの大きな美点だ。
ステアリングの中心付近の手応えはガチガチではなく、神経質になるちょっと手前の案配で適度な緩さを併せ持っている。
このようにC6はハイドロのサスともあいまって、Fun to Drive には欠かせない、ブレーキとステアリングのテイストは、シトロエン独特の味わいとして楽しめるクルマに仕上がっている。
フランス大統領の公用車だけあって、後席が一等席なのはもちろんのことだが、一方で運転が好きな方なら、運転席に座りたくなる、いわゆるドライバーズカーでもあるのだ。
編集後記
今日の日曜日は天気がいい。朝から酸素カプセルを予約してあるので、出た後が楽しみ。
昨夜はクマチャンところで2時間ケアしたので、現時点ではかなり良いコンディション。
楽しいウィークエンドは、良い体調あってこそだからね。