朝から青空の広がるとても良い天気だったこともあって、久しぶりにミニを運転してミニ東灘へ。
走行距離は6万キロオーバー。(写真はすべてSONYのコンデジ)
今回は以前カミさんがフロントフェンダーをぶつけて修理をしたときに指摘されていたフロントスタビライザーのブッシュ交換がメインディッシュ。
あとはチェックした具合で・・というわけで、11時半頃に入庫。
とても良い天気だったので、幌を下ろしてオープンで一路東灘へ。
涼しくなったので、オープンにするには、トントちょうど良い季節。
C6に慣れたカラダには、とにかくガッチリと男らしい味付けに感動。
まずステアリングが重い。
そして剛性の高いガッチリしたボディー。
補強してあるしね。
そしてオープンにすると路面からの突き上げの「いなし」具合がなかなか絶妙になるわけで。
とにかく運転していて楽しい。
えも言われぬウキウキとした高揚感はどこから来るのか?
とふと考えて思いつくのは室内のデザイン、立ったAピラー、さらにはステアリングの味付けによるヒラヒラ感など。
これらが相まってのことなんだろうね。たぶん。
点検整備が集中しているらしく、「このクルマしか代車がない状態で・・」と担当の方は申し訳なさそうだったが、夕方にはできあがるというので全く問題なし。
代車はフィット。
7速のパドルシフトもついていて、加速を含むエンジンは良かったが、ステアリングとブレーキが・・
加減速がギクシャクするうえ、路面からの絶え間ない突き上げを含めた雑味のため、せっかくのエンジンのよさも帳消し。
ショックやブレーキパッドを変えてあるミニと比べるのも酷なハナシだが、しかしこうも違うものかと、しばし呆然。
夕方の5時にできあがったミニに乗り換えて走ると、フロントスタビライザーのブッシュ交換で微妙な足回りからのゴトゴトが見事に消失。
カミさんは気がついていなかったようだが、あれはこれだったんだあ・・と大いに納得。
主な作業はエアコンフィルター交換・バッテリーチェック・プラグ交換・エンジンオイルとブレーキオイル交換。
残りの問題点は、しばらくは大丈夫でしょうとのこと。それにパーツの取り寄せに時間がかかるらしいので、また後日。
しかしミニに乗っていると、何故こんなにウキウキしてくるのか?
と、ちょっと惚れなおした。
代車のフィットを運転して帰る道すがら、ふと頭に浮かんだのは、「これじゃあ若者は車を買わなくなるよなあ」ってこと。
道具に徹し過ぎるあまり、クルマ本来の持つ運転する楽しさを、メーカーはすっかり忘れているのではないだろうか。
小物入れとか、コインホルダーとか、とにかくかゆいところにはしっかりと手は届いているのだが、そのかわり走ってて全く色気なし。(笑)
車の運転が好きな人は、一番安いミニワンの中古を買って、タイア・ショック・ブレーキパッドを変えるだけで、人生変わると思う。
それくらい違ってたということ。
街であれだけ見かけるフィットだけど、みんなこういう気分で乗ってるんだあ・・と思うとねえ。
ちょっと切ない気分に・・ ま、余計なお世話ですが。
PS
フィットに乗ってる方、暴言吐いてゴメンナサイ。
今回はたまたまフィットがスケープゴートにされてますが、コンパクトカーとミニを比較するのも大人げないかと。
コンパクトカーは、その需要から特にコストとのせめぎ合いがキツいカテゴリーですから。
ただ、少しだけステア特性に独自の味付けを付けてみるだけでも、評価は変わるのかも知れませんね。
ちなみにハッチさんは近い将来の財政破綻に向けて、どんな対策をとっていますか?
私は消耗品の備蓄くらいしか思いつきませんので、参考にさせて頂きたいと思います。