拡散する放射能問題

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最近、日記では触れていない福島原発事放による放射能漏れですが、もちろん止まったわけではありません。

新聞やテレビしか見ない人は、「冷温停止」なる東電用語に惑わされ、危険は去ったと思われているかもしれません。

放射能の拡散防止までの時間は、スリーマイル島の原発事故では約5時間。

あのチェルノブイリさえ10日間で完全に、放射線漏れを止めたのです。

ですが10日間に漏洩された放射線は、近隣のウクライナの多くの子供た ちの命を甲状腺癌で奪ったのです。

では福島第一原発ではどうでしょうか?

未だにダダ漏れ状態。

日本以外の世界では「フクシマはチェルノブイリよりひどい」というのが、常識的な世論です。

 

地震から5カ月が経過した今、トータルでの放射線拡散量は増えているのです。

「冷温停止」という用語とは裏腹に、全く減ってはいないのです。

これが現実だということを、忘れてはなりません。

 

恐ろしいのは、無味無臭のうえ目に見えないことです。

空中・水中・地中へと、私たちの住んでいる環境に撒き散らされている放射性物質は、真綿で首を絞めるかのごとく、私たちの健康に対して、確実に影響を及ぼすのです。

空中に漂っている一部の放射性物質の量が減ってきたからといって、安全になったわけではないのです。

「ババ抜き」のごとく、放射能というジョーカーは、どこかに確実に蓄積され続けています。

「フクシマはチェルノブイリよりひどい」と言われ、まだチェルノブイリ以下だと言い張る日本人は少なくありません。

この現実が世界の人たちにどう映っているのでしょうか?

 

この責任はTV・新聞などのメディアにもあります。

たとえば、いまやすっかり有名になってしまった福島県双葉町。

住民たちは福島一号原発の7号機(!)までの増設を公約した 町長や議員を当選させ、莫大な補助金をあてにしていたのです。

彼ら住民は、はたして単なる被害者なのでし ょうか。

地震と津波の被災者ではあっても、原発事故については、むしろ加害者側に属しているのではないでしょうか?

莫大な補助金をあてにしていたという意味では、近隣の都道府県や近隣諸国に対し謝罪をすべき立場のはずなのです。

ですがテレビやメディアは何の疑問もなく「被災者は100%善」という前提で報道しています。

こうしたことを、報道するメディアは皆無。

 

今まで書いてきた日記をたどれば出所がわかりますから、あとは自分で調べることができるるはず。

というわけで、「放射能問題」については、もう書かなくてもいいだろうと。

ツイッターのまとめはこちらにありますしね。

というわけで、久しぶりの原発ネタ日記でした。

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