12日(金)の米国ナスダックマーケットのオープニングは、皆さんの成績を見る限り、比較的難しい展開だったようだ。
最初のユニットをトータルで勝つためには、エントリー方向へのヒゲの動きを読み、対処できるかどうかだ。
3分足でのトレードでは、1分足チャートを補助として使う。
1分足が形成するヒゲ先、あるいはローソク足本体の先が形成するトレンドラインが目に入るかどうかが勝負になる。
もちろん、察知できても、ボタンを押すというアクションに繋げることができるかどうかが、ポイントになるわけだが。
ではこの日の実際の例で説明してみよう。
2011-08-12 22:32:35 はっちshadow APKT
3分足では +210ドル で逃げるのは難しそうに見える。
だが下の1分足チャートを見ると・・
5本目の陰線の上ヒゲを次の陽線の上ヒゲが抜けずに、レジスタンスを形成している。
つまりその前の長い陽線のローソク足を含め、3本が抜けあぐねているのだ。
確率的に次のローソク足の始まりで逃げた方が、安全なのだ。
ではもう一例を見ておこう。
2011-08-12 22:32:32 はっちshadow TZOO
これは +620ドル だから逃げてもいいゲインだ。
下の1分足を見ると・・
オープニングから2本の陽線のあとプルバック。
そして次の2本の陽線の長さが、最初の2本の陽線と同じくらいの幅になったあと、陰線で下げている。
まだ十分に利益はあるので次の陽線まで待ってもかまわないわけだ。
だが次の陽線はレジスタンスに届かず、次のローソク足はギャップダウン。
当然のことながら脱出だ。
ローソク足本体の先が形成するトレンドラインが落ちてきたら、脱出のサインなのだ。