なぜホールドできないのか?

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07月28日(木)の米国ナスダックマーケットは、長時間ホールドできる銘柄が多い展開となった。

アタマの2銘柄だけで2000ドルを軽く超えるゲインとなったわけだ。

さてあなたは、ホールドできただろうか?

できなかったら、その理由を探し出し、できるように方法を変えてゆくことが大事だ。

なぜなら、そうできなければいつまでも同じ事を繰り返すことになるからだ。

そのキーとなるのがチェックシート。

トレードではエントリーした後、チェックシートで自分が保有している銘柄を相対比較するわけだ。

つまり入れ替える銘柄、つまり手仕舞いする銘柄を決めなければならないのだ。

だがそれだけでは十分ではない。

 

手仕舞いした銘柄と入れ替えるための銘柄を探すことを並行して行わなければならない。

そのためにチェックシートを使い、記入のあとの余った時間で、次に入れ替える銘柄を探すわけだ。

コマンダーは、抵抗線を含むカタチを見ながら、可能性の高いパターンを探し出し、指示を出している。

ということは、指示の出ている銘柄というのは、何らかのフォーメーションが形成されているわけだ。

入れ替えるための銘柄を探すためには、そのフォーメーションを見抜けるかどうかが、鍵を握っている。

 

このフォーメーションを見る時間を作るためにも、チェックシートへの記入というのは大きな意味を持つわけだ。

だが、今までチェックシートをつけられなかった人は、記入する練習をしないとできるようにはならない。

練習方法だが、07月28日(木)の米国ナスダックマーケットをプリントアウトして、エントリーすべき銘柄にマークをつけておく。

そしてチャートソフトで、ローソク足を1本ずつ動かしながら、チェックシートへ記入する。

終わったチャートを見ればどこで出ればいいのかがわかるから、逆算することで、チェックシートの記入方法が間違っているかどうかがわかるわけだ。

 

まず記入する項目は、上ヒゲと損益の二つ。

それができれば、同色本数あるいはトレンドラインという項目を付け加えてもいいだろう。

だがあまり項目を増やすと、組み合わせが複雑になって、どの銘柄が一番悪いかがわからなくなってしまう。

 

簡単なだけに、やってもやらなくても同じだと思ってしまうからだろうか、これをきちんとできる人は意外と少ないようだ。

チェックシートの、記入が終わったらその銘柄は、次のローソク足が形成される直前まで見る必要がなくなるというのが大きなポイント。

ここが大事。

なぜならその間に、次の銘柄を探せるからだ。

 

基礎セミナーでは、いつもこれを実演して見せている。

見れば納得するにもかかわらず、自分でできるようになるまで、練習する人は少ない。

「効果がわかった時点」でできると思い込み、やろうとしなくなるというわけだ。

 

チェックシートをつけても勝てない?

それは記入方法が間違っているからだ。

チェックシートをつけていれば、大きく負けることはなくなる。

なぜなら、次の足でどれを入れ替えるかは決めてあるわけだし、その銘柄は保有している銘柄の中で最も悪いはずなのだから。

 

訓練してできるようにならなければ、あなたの頭の中は、いつまでも同じ思考パターンを繰り返すだけなのだということを忘れてはならない。

 

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