トレーダーはチャートの読みで先の動きを予測するわけだ。
読めない人にとっては、神業であり、弾き出された人は、後付けだとか、そなことはできるはずがない、と思ってしまう。
その銘柄のエントリーポイントというのは意外に少ないもの。
では実例をまずひとつ。
これは昨夜の米国ナスダックマーケットでの例だ。
最後のエントリー銘柄だったBRCM。
0.10は値幅。ここまで下げても150ドルのストップまでは、まだ距離がある。
ここまでのトレードで利益は十分蓄積されていたので、大きく上がるのを待つ作戦だ。
300ドル以上取れればOK。
2011-07-25 23:09:37 はっちshadow BRCM GOTボトム
1000株銘柄だが、いきなり「ブレ」ても、心臓に悪い動きをしないであろう事は、チャートから読めるはず。
その銘柄が「ブレ」た場合、カットロスにひっかりやすい銘柄かどうかは、意外に大事なポイントなのだ。
銘柄を認識した瞬間、イメージとして頭に浮かぶだろうか?
上のチャートだと、「ある狙い」がわからない。
それが何かおわかりになるだろうか?
下のチャートでは、その狙いが視覚的にわかるはず。
左端の安いところから赤い0.236のガイドライン(34.84ドル)までの幅を見て欲しい。
そして赤い0.236のガイドラインから上への上げ幅と比べる。
すると、ほぼ同じだということがわかるはず。
下のチャートを見れば一目瞭然。
同じ3分足だが、上とは見えるものが違うはず。
黄色いゾーンの縦の長さが緑のゾーンの長さとほぼ同じ。
0.32つまり1000株で 320ドル分。
ガットボトムというトレード手法では、どこで手仕舞えばいいのかを、それまでの反対サイドの値幅から予測するわけだ。
さてあなたは、実際のマーケットでトレードしながら、こうしたことがアタマに閃くだろうか?
もうひとつ。
これは少し難しいかもしれない。
2011-07-25 23:01:20 はっちshadow OPEN
この銘柄のエントリーポイントはここしかない。
縦のラインが9時ちょうど。
その1分20秒後に指示を出したわけだ。
基本はツライチかギャップアップでのみエントリー。
ここまでのローソク足を見ると陽線が三本。
最後が最も短く、この後反転下落が起こる典型的なパターン。
次はギャップアップで始まったが、陰線二本で下げている。
ここで入った人はカットロス。
指示が出たときに、即入った方がいいのか、それとも一本やり過ごした方がいいのか?
エントリーする際には、この疑問が自然にアタマに浮かんでくるかどうかだ。