2011年07月16日 のCoolに過ごそう

トレードと情熱

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トレーディングでは、刻々と変わる状況に応じ、目標と視点をフレキシブルに変化させる必要があります。

たとえばオープニングのユニットとそれ以後のユニットでは、目標設定が変わるのは当然のこと。

オープニングの最初のユニットではトータルでの利益をプラスに持ってゆくことが何よりも大事だからです。

そのトレードが何を目的にしていたのかが、翌日のチャート分析から伝わってきているかどうか。

では昨夜のナスダックマーケットを例にあげると・・
 

2011-07-15 22:30:52 はっちshadow APOL

APOL0715.gif

この例では長い陽線が出たら、236のガイドライン上あたりで利益確定。

伸びているうちに出なければならないパターン。

 

ポイントは2つ

 非常に長い陽線の出現。

上には+0.236のガイドラインがレジスタンス。

 

この2つの条件があるため、勝ち逃げを狙うためにはどこで手仕舞えばいいのかが、その場で判断できないとダメ。

 
関連してこういうご質問をいただいた。

  

以前ネットエイドでハイバンドをトレンドラインとしてみるかローバンドをトレンドラインとして見るかによって違うとの指摘をいただいたのですが、一般的にはローバンドにトリガーが引かれてから3本の移動平均の上に出たらエントリーと理解していますがその場合はトレンドラインはローバンド。応用としてハイバンドにトリガーが引かれてからエントリーしたらトレンドラインはハイバンド、20MAにトリガーが引かれてからエントリーしたらトレンドラインは20MAという理解でよろしいのでしょうか。

リアルテックが使えなくなってからネットエイドのみを頼りにトレーニングをおこなっております。基本的に3分足のみで判断しています。エントリーのタイミングは、指示があった銘柄のろうそく足が確定して次の足が始まった位置で判断してよろしいのでしょうか。もしくはエントリーの指示ではなく監視する銘柄の指示なのでしょうか。10銘柄の3分足と1分足を監視しています。指示があった順に表示していき10銘柄を超えると逆に動いているように見える銘柄と入れ替えていますが、このやり方でよろりしいのでしょうか。

  
2011-07-15 22:33:16 はっちshadow KLAC

KLAC0715.gif

最初のユニットでのエントリーは、トリガーに関係ないクイックマジックパターン。

トレンドラインに沿って動いているため、ローソク足フォーメーションをしっかりと見ることが大事。

この簡単でわかりやすいエントリーを見逃した人は猛省すべきではないだろうか。

最初の長い陰線の後、陽線が出なかったのだから、そのあとですぐにエントリーだ。

 

そしてエントリー後、ローソク足本体はハイバンドに触れることなく推移している。

陰線5本の後でのプルバックは、ゲインがしっかりあるため、我慢できるレベル。

5本目を陽線が呑み込んだら、次の足で逃げなければならない。

だがこの場合は呑み込んでいないためホールド。

そして次の陰線3本のあと、+500ドル以上のゲインがある状態。

ここで手仕舞っても全く問題ない位置。

それになんといっても陰線3本目がこれだけ長い下ヒゲなのだから。

 

アドバイスを一つ。

チャートを貼り付けてWEBアップするなら、これくらいの解説はつけるべき。

特に負けている場合は、これくらいの自己分析や解説があってしかるべきではないだろうか?

自分で自分のトレードの分析を、冷静な精神状態になっているときにも、的確に指摘できないとなると、何をすべきなのか?

当然トレード中にはもっとできない状態にあるわけだ。

何としてでも勝てるようになりたい!という何かが、あなたのチャート分析からは伝わってきているだろうか?

その何かを「情熱」と呼ぶ。

あなたに欠けているものは何か?

それを見誤ってはならない。

ユージ・グルーヴ

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最近のヘビーローテンションアルバムを1枚ご紹介。

eugegroove.jpg

サックス奏者 Euge Groove の通算7作目となるアルバム。

Born 2 Groove が気に入ったなら買いか?

s7venLarge.jpg

こちらで試聴可。

 

新譜を探すにはアマゾン。

ただし日本のアマゾンでは試聴できないので、ドットコムアマゾンで検索するとほとんどが試聴できるはず。

Born 2 Groove の延長線上にあるため、これが気に入ったなら買いかな?

  eugegroove2.jpg

基本的には2007年の Born 2 Groove と同じ、生音 Smooth Jazz 系で、ほぼ全曲が徹底したミディアムテンポ。

全曲これだけハズレなし、というアルバムは少ない。

転調を巧く使ったデビッドフォスターのようなアレンジで、シンプルなメロディーの繰り返しを、転調で色づけするという手法だ。

なので聴き手を飽きさせない工夫がされているため、聴けば聴くほど、良くなるタイプのアルバムだ。

これだけ曲に変化をつけることができるのは、作曲能力とアレンジ力の賜。

20007年の born 2 groove と比べると、サウンドやアレンジが、今そのものだということを強く感じる。

 

Days Of Soul

 

今までプロデューサーとして参加していた Paul Brown はゲストでギターとミックスで参加。

バンドメンバーも若手に一新。 

ゲストはギターに Paul Brown 、ペットに  Rick Braun 、ギターに Peter White、ギターに Jeff Golub 、オーケストラに Gregg Karkuasとベテランが固めている。

 

下記は2007年夏に紹介した日記の引用。

 

0806 Mon. born 2 groove

暑くなってきましたが、みなさんお元気ですか?

EugeGroove00B.jpg

と一足早い暑中お見舞いを兼ねて先日、銀座山野楽器で購入した5枚のCDのうちの一枚をご紹介。

あなたの心の中へ、涼しい風を送り込んでくれるはずのアルバムです。

 

Euge Groove (ユージ・グルーヴ)は、元タワーオブパワーのサックス奏者というのが最も手っ取り早い紹介かも知れない。

今回も試聴せずに買うというような、ギャンブルではなく「まっとう」に試聴をして購入したわけだが今回はラッキーなことに、何枚かの気に入ったアルバムに出会えた。

その中でも、これは一曲目のイントロからハートを鷲掴みにしてくれた born 2 groove というアルバム。
 


 

イントロのシンセベースが少しファンキーなサウンドが始まり、10秒も経たないうちに購入サイドへ大きく傾いた、この日の試聴で最も嵌ったアルバムだ。

低いゾーンでのセクシーなシンセベースにカブるのが、左右へコーラスでパンしたエレピのサウンド。

一瞬、目眩いのような効果に「たじろぐ」と、甘美なストリングスが流れ、まさに準備万端。

そこへユージンのソプラノサックスが少し「ためらいながら」切り込むのだが、ケニー・Gになることなく、美しいメロディーラインを縫う A Summer Nights Dream だけでも、迷わず買いたくなるはずだ。

これで売れなきゃ「どうするの?」という、この手の音楽が好きな方にの琴線を「くすぐる」作りは、途中のブリッジのリズムや、ちょっとバリーホワイトの入ったストリングスのアレンジによるものかな?

ジャケットの Produder を見ると Euge Groove と Paul Brown。

そやあ売れるよな。

  EugeGroove01B.jpg


4曲目の Slow Jam ではテナーを吹いているが、美しくリリカルなプレイで、女性リスナーはイチコロだろう。

8曲目はこの手のインストものには定番の歌モノ I Love You More Than You'll Ever Know が収録されているが、ソウルフルで本格的な佳曲で、この曲まで試聴された方は、このアルバムを買おうという気にさせてくれるはず。

Euge Born は、1962年11月生まれの46才。

1984に University of Miami School of Music を卒業後、Joe Cocker ・Tina Turner・Huey Lewis and the News、それにもちろんタワーオブパワーのメンバーなどのバックを務めた。

エッジが効いて、ハスキーでメタリックなサウンドは、ケニー・Gのように甘くなりすぎないというのが特徴か。

美しいメロディーに少しファンキーなスパイスを振りかけた、彼のサウンドが好きな方には、他のアルバムもお薦めです。

 

 

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