トレーディングでは、刻々と変わる状況に応じ、目標と視点をフレキシブルに変化させる必要があります。
たとえばオープニングのユニットとそれ以後のユニットでは、目標設定が変わるのは当然のこと。
オープニングの最初のユニットではトータルでの利益をプラスに持ってゆくことが何よりも大事だからです。
そのトレードが何を目的にしていたのかが、翌日のチャート分析から伝わってきているかどうか。
では昨夜のナスダックマーケットを例にあげると・・
2011-07-15 22:30:52 はっちshadow APOL
この例では長い陽線が出たら、236のガイドライン上あたりで利益確定。
伸びているうちに出なければならないパターン。
ポイントは2つ
非常に長い陽線の出現。
上には+0.236のガイドラインがレジスタンス。
この2つの条件があるため、勝ち逃げを狙うためにはどこで手仕舞えばいいのかが、その場で判断できないとダメ。
関連してこういうご質問をいただいた。
以前ネットエイドでハイバンドをトレンドラインとしてみるかローバンドをトレンドラインとして見るかによって違うとの指摘をいただいたのですが、一般的にはローバンドにトリガーが引かれてから3本の移動平均の上に出たらエントリーと理解していますがその場合はトレンドラインはローバンド。応用としてハイバンドにトリガーが引かれてからエントリーしたらトレンドラインはハイバンド、20MAにトリガーが引かれてからエントリーしたらトレンドラインは20MAという理解でよろしいのでしょうか。
リアルテックが使えなくなってからネットエイドのみを頼りにトレーニングをおこなっております。基本的に3分足のみで判断しています。エントリーのタイミングは、指示があった銘柄のろうそく足が確定して次の足が始まった位置で判断してよろしいのでしょうか。もしくはエントリーの指示ではなく監視する銘柄の指示なのでしょうか。10銘柄の3分足と1分足を監視しています。指示があった順に表示していき10銘柄を超えると逆に動いているように見える銘柄と入れ替えていますが、このやり方でよろりしいのでしょうか。
2011-07-15 22:33:16 はっちshadow KLAC
最初のユニットでのエントリーは、トリガーに関係ないクイックマジックパターン。
トレンドラインに沿って動いているため、ローソク足フォーメーションをしっかりと見ることが大事。
この簡単でわかりやすいエントリーを見逃した人は猛省すべきではないだろうか。
最初の長い陰線の後、陽線が出なかったのだから、そのあとですぐにエントリーだ。
そしてエントリー後、ローソク足本体はハイバンドに触れることなく推移している。
陰線5本の後でのプルバックは、ゲインがしっかりあるため、我慢できるレベル。
5本目を陽線が呑み込んだら、次の足で逃げなければならない。
だがこの場合は呑み込んでいないためホールド。
そして次の陰線3本のあと、+500ドル以上のゲインがある状態。
ここで手仕舞っても全く問題ない位置。
それになんといっても陰線3本目がこれだけ長い下ヒゲなのだから。
アドバイスを一つ。
チャートを貼り付けてWEBアップするなら、これくらいの解説はつけるべき。
特に負けている場合は、これくらいの自己分析や解説があってしかるべきではないだろうか?
自分で自分のトレードの分析を、冷静な精神状態になっているときにも、的確に指摘できないとなると、何をすべきなのか?
当然トレード中にはもっとできない状態にあるわけだ。
何としてでも勝てるようになりたい!という何かが、あなたのチャート分析からは伝わってきているだろうか?
その何かを「情熱」と呼ぶ。
あなたに欠けているものは何か?
それを見誤ってはならない。