劇的な効果で私の人生を変えてくれた指圧治療士、クマチャンへの感謝の気持ちとしてお中元を贈ることにした。
きっかけは、世間話で本館と別室との音の差の話になったときだった。
で、クマチャンも何とかしたいという。
そこで閃いた。
邪魔なのだが行き場がないデッキなどの音楽関連機器で 捨てるのも勿体ないというものが結構あるのだ。
それらを組み合わせれば、今よりかなりいい音にできるはず。
というわけで困っているので貰ってくれますか?ということで、で今のシステムを見せてもらうことに。
スピーカーは、治療室左右2本・受付ロビー左右2本・別室2本
つまり3セット。
3セットのスピーカーは、天井にマウントの金具でしっかりと取り付けられている。
この3セットは、据え置きプレーヤーとアンプ一体型のラジカセ親玉形状の背面スピーカー端子に、繋がっていた。
こうしたラジカセ形状のプレーヤーは軽いため、比例してパワーがないため音に現れるのだ。
つまり音の芯や密度が緩くなり曖昧になることを改善するキーは重さなのだ。
こう言っては何だが、クマチャンのところのスピーカーは意外といいものが使われている。
普通治療院というと小さいラジカセの音が鳴っていることが多い。
ただ音が濁っているのが気にはなってはいたが、それがどうしただしね。
治療を受けているときというのは、ほとんどの場合音質は気にならないはずからね。
痛いか、気持ちいいか、寝ているかで、それどころじゃないわけで。
だが、2年前にクリスマスCDをプレゼントしてからだから、結構な年月が流れたというわけだ。
音楽と言えば、昔シアトルで佐々木指圧を始めて訪れたとき、インディアンフルートの音が流れる神秘的な雰囲気に驚いた記憶がある。
心地よく流れる美しい音楽は、耳から脳に達し、それは身体に何らかの影響を与えるということは想像に難くない。
健康に毎日をすごすためには、こうした様々な総合効果を組みあわせ、自分の持っている自然治癒力を高めることが大事になるわけだ。
最近凄い発見をした。
治療を受けながら、あれこれ考えると、意外といいアイデアが閃くのだ。
1時間でもいいから、予約をして筋肉を揉みほぐし、凝りを治療し、柔らか名筋肉を回復させる。
この大事な時間は、必ず一日のスケジュールに組み入れることにしている。
コストは、その閃いたアイデアで十分に帳消しになるため、全く心配無用でござるぞ。(笑)
自分をどれだけ信じているかは、そのための環境整備にどれだけ投資できるかで、わかるもの。
もう一つの発見。
治療院で同じCDがかなり長い間流れているのはなぜか?
入れ替えが面倒だからなのか?
そのCDは誰かが好きな盤だからか?
と疑問は尽きないわけだが、それがどうであれ、こうしたことにすべて対応できるシステムを、一式プレゼントしようと考えたというわけだ。
患者さん・治療士・受付・患者と、すべての人にとって「心地よく流れる美しい音楽」は何らかのプラスの効果を与えるはず。
というわけで、4チャンネルで2系統を別々にコントロールできる重いパワーアンプを探すことにした。