株式市場は、今回の不信任案決議での結果について「評価に値しない!」という反応を示した。
前日夜の米国株式マーケットが大きく下げた影響で、大きなギャップダウンで始まったわけだが・・
今回のような政局の行方次第という地合いでは、結果待ちのために前場は材料がなく、見送リ気分。
だが、昼休み中の菅首相退陣意向表明にも反応せず。
内閣不信任決議案の採決結果待ちの安値圏膠着が続く展開となったわけだが・・
さらには中国やアジア株も軒並み軟調のため、買い手不在のマーケットとなったが、こういう時はディフェンシブ銘柄が活躍することが多い。
下は日経平均・左が日足・右は30分チャート。
ディフェンシブとは防御的という意味。
停滞局面でも着実にパフォーマンスが期待できる、いわゆる景気敏感株を狙えばいいわけだ。
これはボトムスキャンという銘柄選択ツール。
ロングサイド、つまり買いでは、花王(4452)生活用品、ヤフー(4689)ネット関連、
HOYA(7741)情報通信・アイケア・医療・映像などの精密機器メーカーファーストリテイリング(9983)ユニクロなどは
代表的なディフェンシブ銘柄ですね。
さてどう動いたか?
花王(4452)は +37円(37ティック)と大漁!
ヤフー(4689)は +18ティック
HOYA(7741)は +13円(+13ティック)
ファーストリテイリング(9983)は +22円 (+22ティック)
さすがデイトレード用のスキャニングツール、ボトムスキャン。
なかなかの性能を持っている、といえるのではないでしょうか?