米株でも日本株でもイントラデイのいわゆるデイトレードの場合、クイックマジックプレイでエントリーします。
エグゼキューショナー・トレーニングでも、3分足を使ったクイックマジックがメインとなっています。
「最初のローソク足が形成するレンジを超えたらその方向へ入る」という単純なルール。
ですが成功率を高めるため、ハイローバンドをトレンドラインとみなしてチェックしておきます。
トレンドと同じ方向で、ローソク足が形成するレンジを超えたらその方向へ即エントリー。
トレンドと逆方向なら、その逆向きのトレンドが崩壊し、エントリー方向のトレンドが形成された時点でエントリーです。
大事なことは、5分足までを使ったデイトレードの場合、日足のトレンドより、分足のトレンドの方を優先するということ。
最初のローソク足は何分チャートでもかまいません。
1分・2分・3分・5分と技量にあわせて選択してください。
つまり 「n分」のローソク足が形成するレンジを超えたらその方向へ入るというわけです。
今日は日本株での例。
2011年5月27日(金)の対象銘柄は以下の通り。
並び順は株価の高い銘柄から安い銘柄です。
下はオープニングからを3分足チャートで表示しています。
さてあなたならどこでエントリーして、どこで手仕舞うでしょうか?
パッと見てすぐにわかるでしょうか?
よく訓練されたトレーダーなら、エントリーポイントの判定には5秒、脱出ポイントも5秒もあれば十分なはず。
さてざっとやってみて、どうだったでしょうか?
日足でのハイローバンドギャッププレイを使った銘柄選択は、いってみれば銘柄数を絞り込むためのもの。
日足で該当銘柄がなければ、その分足のハイローバンドのトレンドにさえ従っておけば大丈夫。
下は、私ならこうするよねというサンプル。
というわけですが、どの銘柄に入ってもそれなりに獲れることがわかりますね。
じゃあ日足のハイローバンドギャッププレイで銘柄を選択するのは何故か?
銘柄を絞り込むため。
日足的にパニックが起こりやすい。
という二つの理由から。
日足が上がろうが下がろうが関係なく、どんなパターンが来ても自由にエントリーして利益を出せる。
これこそがトレーダーの夢なのですが、それが現実に可能になっているのです。