2011年05月17日 のCoolに過ごそう

ネギしょった鴨

コメント(0)

先日「タイムフレームを組み合わせる」というテーマを取り上げましたが、今日はその第二弾。

ここでもう一度思い出していただきたいのが下の方程式。

 

大きなトレンド < 週足・日足・30分足・5分足 > 小さなトレンド

 

というわけで、今日は渦中の東京電力(9501)をサンプルとして解説します。

実は17日(火曜)は絶好のショートポイントでした。

下は5分足チャート。

0517J9501.gif

今や400円銘柄となり果てた東京電力(9501)ですが +33円というのは株価を考えると素晴らしいゲインでした。

単純年利に換算すると、 1980% !の利回りに相当するわけです。

下は日足チャート。

0517J9501-D.gif

日足のハイローバンドギャッププレイとしては、ナイスな位置です。

下の赤い水平線はメジャーサポート。ここを陥落したわけです。

そして斜めのブルーのアップトレンドラインが前日に崩壊しています。

0517J9501-D-2.gif

400円を切ればOK。

下の5分足のエントリーポイントは395円あたり。

チャート分析からは、まさに「飛んで火に入る夏の虫」あるいは「ネギしょった鴨」です。

0517J9501.gif

 

大きなトレンド < 週足・日足・30分足・5分足 > 小さなトレンド

でいえば週足も見ておきましょう。

反転の兆しはありません。

0517J9501-W.gif

 

さらに下は月足。

0517J9501-M.gif

湯量銘柄を買って長期保有するという投資信託でいえば、2009年からは、絶対に組み入れてはいけない銘柄になっていたわけです。

今の東電の体質がチャートに現れていたのでしょうね。

赤い右下がりのラインがトレンドチャンネル。

ダウントレンドですから、空売り、つまりショートでホールドすべき銘柄になっていたのです。

これを組み入れていた投資信託は、何もわかっていない連中が運用していたということになります。

 

「ほあんいんぜんいんあほ」

という、いま小学生の間で流行っている、前から読んでも後ろから読んでも同じフレーズを、思わず思い出してしまいました。(笑)

 

というか組み入れていた投資信託を運用していたファンドマネージャーが実は「チャートを見ていなかった」ことがバレてしまったというわけで、ご愁傷様です。(笑)

まともなトレードをしたいのなら、マルチタイムフレームでチャートを見ましょうね。

 

2011年5月

« 前月 翌月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

月別アーカイブ