東京人はチェルノブイリの数千倍のセシウムを吸い込んでいる - 京都大学助教授小出裕章氏
政府が発表する数値は「できるだけ少なくみえるようにする」というバイアスがかかっています。
そのため実際にはどうなのかを知ることは非常に難しいのが現実です。
そのため東京でマスクをして歩いている人がほとんどいないのが現実です。
つまり正しい知識がないと、知らないうちに大きなリスクに直面しなければならなくなります。
外出時には安いマスクでも2枚重ねで少し湿らせれば、大幅にリスクを下げることができるのです。
こちらで書いたように福島第一原発、8日午前1時26分頃から約2分間、黒煙が上がりました。
下はJNN福島第一原発情報カメラ(Live)の時系列映像キャプチャ画像。
この映像を最後に、TBSライブ映像は利用停止となりました。
3号機には、「使用済みMOX燃料が514本(100トン程度)あり、その約10分の1が使用中。
これが、どうやら昨夜「黒煙をあげて爆発」した可能性が高いのです。
日本のメディアは、新聞をはじめテレビも一切報道していません。
報道管制が敷かれているのでしょうか。
この黒煙の中には、二酸化プルトニウムなどの半減期2万4千年クラスの放射性物質が満載されているわけですが・・
幸いなことに風向きがよかったおかげで、この黒煙は西風に飛ばされて太平洋側に行ったようですが、いずれ高気圧の風で再び日本に舞い戻るでしょう。
この毒性の強い放射性物質は、絶対に吸い込んではいけません。
ドイツ気象局の拡散シミュレーションで、あなたの地域が安全かどうかを確認してください。
http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif
15日に京都大学助教授小出裕章氏 が東京で実測した値は、1立方メートルあたり130ベクレル。
通常の大気中の値は1時間あたり約0.05マイクロシーベルト。
15日の東京での外部線量の実測値は、2マイクロシーベルト(1時間あたり)。
つまり通常の40倍もの放射線を浴びたことになる。
内部被曝量は 17.1マイクロシーベルト(1時間あたり)。
通常の342倍の放射能を吸い込むことになる。
放射線障害には2種類あり、「ただちに影響がない」というのは急性障害のこと。
もうひとつは晩発性の障害。
2005年にはBEIR-7番目のレポートが発表された。
利用できる生物学的、生物物理学的でーたを総合的に検討した結果、委員会は以下の結論に達した。
被曝のリスクは低線量にいたるまで、直線的に存在し続け、しきい値はない。
つまりどれだけ微量でも影響はあるということ。
1-6 終焉に向かう原子力 広瀬隆氏講演
2-6 終焉に向かう原子力 広瀬隆氏講演
3-6 終焉に向かう原子力 広瀬隆氏講演
4-6 終焉に向かう原子力 広瀬隆氏講演
5-6 終焉に向かう原子力 広瀬隆氏講演
6-6 終焉に向かう原子力 広瀬隆氏講演
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