日本のメディアの情報がどの程度のモノなのかを知るために、アメリカのメディアを利用する。
これがネットを使う醍醐味だといってもいいだろう。
こちらにニューヨークタイムスの記事があるが、次の行に注目していただきたい。
The officials added that American helicopters flying missions about 60 miles north of the damaged reactors became coated with particulate radiation that had to be washed off.
There was no indication that any of the military personnel had experienced ill effects from the exposure. (Everyone is exposed to a small amount of natural background radiation.)
原発から60マイル(約100キロ)離れたところを飛行したヘリには、洗い流さなければならない放射能にコーティングされていたわけだからね。
現在日本では20キロ内は避難しなければならないとなっているが、100キロ離れたところでも安全とは言えないのに、何故に20キロなのか?
それに人間が一年に浴びる放射能の量だから問題ないというが、本当なのだろうか?
じゃあ1年に飲むアルコールを、1時間で飲めばどうなるか?
たとえが悪い?(笑)
違うのなら何がどう違っているのか、誰かわかりやすく教えてほしい。
と書いたら、こういうサイトを教えてもらいました。
http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/2406950.html
著者は、MIT研究者Dr. Josef Oehmen
http://lean.mit.edu/index.php?option=com_content&view=article&id=845&Itemid=816
こちらに彼のプロフィールがあります。
政府の対応ももちろんですが、原発の現場で運用と管理をしているのは東電なのですから、もっとしっかりしてもらわないとね。
プラグが合わなかったから外部発電機は発電機に接続することができなかったとか、ポンプの燃料がなくなった事に気がつかず(いわゆるガス欠ですね)水が注入できず燃料棒が露出するとかいう話を聞くと、何だかなあ・・です。