2011年03月13日 のCoolに過ごそう

東京電力

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金曜日の売りの筆頭は東京電力(9501)でした。

もちろん地震が起こる前で、純粋にチャートだけの判断でも東京電力は弱かったのです。

0311JBS.gif

これがボトムスキャンの9時41分の表示です。

東京電力(9501)はショートサイド銘柄のトップに位置していました。

下は5分チャート。

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東京電力は、東日本大震災で発電所の停止が相次いでいるため、12日夕刻に電力供給が需要に追いつかなくなる、との見通しを発表しましたが、電力会社は供給力が足りなくなると、他の電力会社から電力を買って賄うわけです。

ですが、東電が供給する周波数50ヘルツの電力を発電しているのは、被災地方面の東北電力や北海道電力だけなので、融通は期待できないのです。

というわけで、14日から東京電力管内で計画的に停電を実施する「輪番停電」となるようです。

 

放射能の単位と人体への影響

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福島第一原子力発電所の放射線量について、午後1時52分に1時間あたり1557.5マイクロシーベルトを観測と発表されたが、1時間で 1.5ミリシーベルトということになる。

1シーベルトの千分の一が1ミリシーベルト、1ミリシーベルトの千分の一が1マイクロシーベルト。

身体の血液の変化は、250ミリシーベルト以上であらわれる。

 

医師や技師、看護師は一年間にどれくらい被曝しているか測定しているが、ほとんどが1ミリシーベルト以下の被曝で、どんなに多い場合でも、2-3ミリシーベルト。

法律によって放射線・放射能を扱う医師・技師・看護師は年間20ミリシーベルトを超えないように定められている。

 

放射能を浴びても、すぐに影響が出ないが、多量の放射能を一気に浴びると体中の染色体が破壊され、細胞分裂ができなくなる。

2週間くらいは全くの健常者に見えるが、だんだん体が溶けてゆき、今生きてる細胞の寿命が本人の寿命となる。

脱毛は3000ミリシーベルト(3シーベルト)以上。

皮膚の変化は5000-10000ミリシーベルト(5-10シーベルト)以上の量で生じることが知られている。

ちなみに全身に一度に4000ミリシーベルト(4シーベルト)以上被曝すると骨髄機能不全による死に至る。

最高の医療で何処までできるのかの記録で、東海村臨界事故の犠牲者のドキュメンタリー「朽ちていった命」の本では、放射能の凄まじさがよくわかるはず。

このように、事故処理にあたる作業員は短時間で交代し、細心の注意を払う必要がある。

福島第一原子力発電所の放射線量について、午後1時52分に1時間あたり1557.5マイクロシーベルトを観測と発表されたが、1時間で 1.5ミリシーベルトということになる。

1ミリシーベルトで、1万人が被爆すると、500人から1000人がガンになる可能性が高くなるという。

1986年4月のチェルノブイリ原発事故では、原発作業従事者約20万人が100ミリシーベルト、発電所近くの27万人が50ミリシーベルトの放射線を受けたといわれる。

福島でも、原発から3キロ・メートル圏内にある双葉厚生病院の患者、職員90人の中から、3人を検査したところ3人とも除染ですむ程度の被曝をしていた。

爆発時に避難のため学校で待っていて被曝したらしいが、残りの87人も同じように被爆した可能性が高いということになる。

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