次のようなご質問をいただきました。
こんにちわ。ひび精進?している**です。
はっちさんにチェックシートに関する質問なのですが
チェック項目(自分は6つのチェック)の判定は
チャートのフォーメーションを確認して状況を書き込むのか?
それとも、ある条件(例としてトレンドラインをブレイクした)に当てはまったら×とチェックするのか?
どちらかが、いまいち理解していないのでできれば回答をよろしくお願いします。
いまさらな質問ですが、これを納得しないと先へ進めないと思ったのでメールしました。
お忙しいところ、申し訳ございませんがよろしくお願いします。
チェックの項目ですが損益・ヒゲ・同色本数の3項目があれば、十分ではないでしょうか。
項目数つまり判断のための要素が多いと、組み合わせも多く、判定が微妙になりやすく、早い判断が難しくなります。
当たり前ですが、最も重要なのは損益の項目です。
特に最初のユニットでは、損益がマイナスになってきた銘柄というのは、最優先で次のローソク足で反対売買の候補となるわけです。
ヒゲはエントリー方向に長く伸びたら、要注意のサインとなりますから、損益の次に重要な項目となります。
最後の同色本数は、重要度から言えば、3番目なのですが、トレンドが続いているかどうかの判定材料になります。
以上の3項目をトータルで判定し、次のローソク足が始まったとき、手仕舞いしなければならない銘柄がどれかをあらかじめ決めておくのです。
保有している複数銘柄のうち、どれを残し、どれを切るのかを、あらかじめ決めておくことができるかどうかです。
これを暗算で決め、覚えておくのは大変なことです。
それに記憶は記録に残すことができません。
何よりも困るのは、チェックシートへ書いておかなければ、トレード後に判定が正しかったかどうかを検証しようにも、手立てがないという点です。
ですが項目を記入済みのチェックシートさえあれば一目瞭然。
マーケットが動いている最中に、損益・ヒゲ・同色本数の組み合わせを、どのようにトータルで判定したのかを、冷静な精神状態のときに、検証することができるのです。
このように記入済みのチェックシートというのは、トレードのスキル向上ためには、なくてはならない有効な手がかりなのです