2011年01月24日 のCoolに過ごそう

トレンドに逆らうな

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イントラデイトレーディング、つまりデイトレードでは、トレードするタイムフレームのトレンドに沿ってトレードをするのが基本だ。

そしてエントリー方向は、このメルマガの場合は、日足によって決定している。

エントリー方向を決めるときも、より大きなトレンドの週足もチェックするわけだ。

21日金曜日は、ある重大なサインが表示されていた。

そのため少し変わった指示を出したわけだが、お気づきになっただろうか?

◆9時5分の紹介銘柄

コード 銘柄名   株価
8830 住友不動産  2,122 買

※株価は9時5分過ぎのもの

ダウントレンドを確認してからエントリーしてください。

2011/01/21 (金) 9:06


 

買いの場合はアップトレンドを確認してからエントリーするのが基本だ。

青い水平線の位置が、9時5分の株価2122円。

お手元にメールが届き、チャートをチェックするのはたぶん9時10分あたりだろう。

この時間帯はダウントレンドの最中。

だから、アップトレンドを待つわけだ。

だが最初のエントリーではプラス3円あるいは、ブレイクイーブンのパターンで、この日の始値を抜くことができなかったのだ。

下のチャートでの2回目のエントリーは、ギャップダウンが起こったあとでショートサイドを狙っている。

何故ここで空売りをする、いわゆるショートサイドを狙うのか?

0121J8830.gif

その答えは下の週足にある。

上から200週の移動平均線(赤い右下がりの移動平均線)が降りてきている。

つまり、強力な上値抵抗線があるため、株価が上昇しない可能性が高いゾーンでもあるわけだ。

言い換えれば、このゾーンでは上がらなければ、パニックのため大きく下げるパターンが発生しやすいのだ。

0121J8830W.gif

2分足チャートを見ると、まさにその通りの展開となっている。

こういう週足パターンでは、最初のロングサイドへのブレイクが失敗したら、ダウントレンドを確認した位置で、即ショートサイドへの空売りを狙うことだ。

「ダウントレンドを確認してからエントリーしてください。」というメッセージは、このパターンを予測しての指示だったというわけだ。

  

ロングサイドへしか入らないと決めている方は「妙な指示だなあ」と、いうことになるわけだが・・(笑)

「トレンドに沿ってトレードする」という視点で見れば、ごく当たり前の指示だということがおわかりいただけるはず。

チャートを見ると、やはりパニックが起こり、+23円という大きなゲインが可能となった下げ幅を記録している。

もちろんその後の反転では再びロングサイドを狙うわけだ。この日はここでのロングサイドへの買いは、2回のチャンスがあったというわけだ。

   

つまりこの日、この銘柄はトータル4回のトレードチャンスがあったことになる。

このメルマガでは最大4銘柄までは表示されるためエントリーするチャンスは4回まであるわけだ。

この日のように対象銘柄が1銘柄しかなければ、同一銘柄へ4回エントリーしても資金的には全く問題ないわけだからね。

このように一銘柄だけしか候補がない場合は、週足という一回り大きなタイムフレームでチャートをチェックすることで、より多彩なトレードが可能になるというわけだ。

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