2011年01月05日 のCoolに過ごそう

プラットフォーム選定経過

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TransExecute のソフトウエア自体は良くできているのですが、リアルタイムでのいわゆるライブで作動するデモモードがないのが問題で、実トレード用のプラットフォームには、デモトレードの機能が付いていなくて、シミュレーショントレードができるのは、15分遅れのデモ版だけ。

というわけで、ディレイではないライブでシミュレーションができるプラットフォームを探してくれと頼んであるのですが、この件については毎日ブローカー側へプッシュしています。

sterlingTraderPro.gif

もちろんブローカー側は、シミュレーショントレードである程度の成績が出せなくては、実トレードへ移行できないことは、十分理解してくれているため、楽観視はしているのですけどね。(笑)

というわけで、早速その候補の一つをご紹介。

http://www.sterlingtrader.com/Trading_Platforms/trading_platforms2.html

STERLING TRADER PRO というプラットフォームです。

All executions will be simulated by the Sterling demo system. と謳っているので、デモでシミュレーショントレードができるようです。

マーケットが動く前にチャートといわゆるマーケットマインダーに相当するところを使ってみました。

sterlingTraderPro01.jpg

これがデフォルトで自動的に開くレイアウト、例によって全く使えないレイアウトですけどね。(笑)

機能的には、秒表示のデジタル時計がついているのがナイス。

  

下がいわゆるマーケットマインダーに相当する部分。

この Sterling Trader Pro と呼ぶプラットフォームでは Stock Watch と呼ぶようです。

今日の9時過ぎの時点で オープンギャップの項目で下落の少ない順に並べ替えたリストです。

今日はすでに全体が大きくギャップダウンしているようです。

sterlingTraderPro03.jpg

項目の入れ替え追加、移動、並べ替えなどは自由自在。

このあいだご紹介した TransXecute やリアルティックと似ていますからすぐに慣れるでしょう。

TransXecut もそうなのですが、使い方としてはまず何か名前をつけてこのリストを保存します。

そしてテキストエディターで開き、「事前スキャンリスト」を Plain 形式でコピペし、上書き保存して開けば、この例のように監視リストは簡単に作ることができます。

ここは、どうしも毎日やらなければならない作業なので、ここがこうした仕組みになっているというのは、ありがたいことです。

こうした点を見ると、日本株のソフトはものすごく遅れていますねえ。周回遅れもいいところです。(笑)

素晴らしいのが執行のホットキー

下のようにセッティングをします。

sterlingTraderPro04.jpg

で、対象銘柄が表示されているレベルをアクティブにして・・

F5を押すと自動的に1000株をマーケットオーダーで執行するセッティングになります。 

sterlingTraderPro05.jpg

あとは BUY をクリックするだけ。

 

ホットキーのセッティングはコントロールキーの組み合わせで、かなりのことができます。

使い込むと電光石火で様々なことができるでしょうね。

sterlingTraderPro06.jpg

 

 

次はチャートです。

sterlingTraderPro02.jpg

右下に右向きの矢印がありますが、これをクリックすると Last Price が右端に来るいわゆる最新データを表示します。

ちょっと CQG っぽいですね。

あと黄色の水平線は何本でも引けるうえに、移動ができるのです。

ワンクリックシミュレーションにはうってつけの機能なのですが・・何故かワンクリックシミュレーションでチャートを一つずつ動かせないのです。

単に見つけられないだけなのかもしれませんが・・

経験上、こういう機能は、あれば必ず見つけられるはずなのですけどねえ。

 

もしチャートを一つずつ動かせないとしても、ワンクリックをやるのであれば TransXecute を使うという手もありますね。

毎月の使用料はリアルティックの半額くらいで安いですからね。

ただしこの Sterling Trader Pro  の使用料は1ヶ月200ドルくらい、とちょっと高いようなのです。

ですがいろいろ触ってみると、ホットキーのセッティングの柔軟性の高さに加え、全体的に設定できる項目が多く、実トレードに絞り込まれた機能が多い印象を受けました。

200ドルがリーズナブルに感じられる 「プロ仕様」 の魅力が十分に備わったソフトだという印象です。

 

CQGを契約することを考えれば、TransExecute と Sterling Trader Pro  の2つを使っても、まだうんと安いわけです。

プラットフォームはレーシングドライバーであれば、車に相当するわけで、性能のよい使いやすいものを愛用したいところです。

ここをケチると、自分のパフォーマンスに影響しますしね。

 

というわけで、ざっとご紹介しましたが、今日のネットエイドの後で、執行に関する部分を操作してみる予定です。

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