フロントは「おとなしい系」の顔。
ちょっとレトロ味が混ざっているのがシトロエンらしさとでもいえばいいだろうか。
リアはオリジナリティー溢れるデザイン。
どの車にも似ていないのがナイス。
インテリアの明るさが衝撃だった・・
室内は、外から見ただけでも、シンプルなモダンさが漂う上品さで満ち溢れていることがわかる。
以前東京で試乗した車の内装は黒だったので、この色の違いが、今回の決定的な印象の違いとなったわけだ。
一歩間違えると、大変な事になる色調が、ツボに填った効果はまさに絶大。
エクステリアの濃いブルーと、窓ガラスのグリーンと、内装の黄色が織りなすカラーコーディネートが実に見事。
というわけで、走り出す前からノックアウト!
この写真では、その魅力を伝えることができないのが残念だ。
というわけでこの時点でもう、冷静な判断ができない状態になってしまった。
乗り心地は例の滑らかさで、エンジンはV6だからトロトロ味。
しかも室内は静かなのに、エンジン音が遠くから適度な存在感で聞こえてくるという、ちょっと不思議なバランス。
で、とにかく静か。
この静けさに包まれて、独特の乗り心地を味わっていると、早さや加速といったものが、邪魔な感覚に思えてくるのだから堪らない。
というわけで、冷静な目線での試乗ができないまま時間切れ。(笑)
なので、改めて時間をとって再び試乗することに。
続く・・