トレードでは、エントリーのあと、必ず銘柄を入れ替えなければならない。
大きなロスを出す前に、可能性の高い銘柄へスイッチできるかどうか。
これがトータルでの損益に大きく影響することになる。
基本的には抵抗線が形成され、そこをブレイクしそうな銘柄をガイドしているわけだが・・
基本的に抵抗線をブレイクするパターンというのは、大きなゲインが期待できることが多い。
なぜなら、メジャーサポート、メジャーレジスタンスをブレイクすると、そこでパニックが起こるからだ。
月曜日のマーケットの例をあげてみよう。
下は前日のサポートラインをブレイクダウンするところで指示を出している。
2010-12-13 23:38:39 はっちshadow ALTR GMCR ショートサイド
1000株で +800ドル
長い陰線4本の後で買い戻しがあり、そこからさらにブレイクダウンしたわけだ。
もちろんすべての例で思惑通りに事が運ぶわけではない。
ダメなら、逃げればいいわけだ。
下の例もその前のローソク足4本でサポートができている。
そして5本目でブレイクダウンしたわけだ。
2010-12-13 23:38:43 はっちshadow TROW
500株で +150ドル
脱出は下ヒゲトレンドラインが切り上がった位置。
チェックシートへ、ヒゲの状態を記入していれば、下ヒゲトレンドラインには気がつくはず。
2010-12-13 23:42:06 はっちshadow GMCR
1000株で +630ドル
これもサポートを切ると、大きく下げている。
ゲインがある程度大きくなれば、あとはどれだけホールドできるかが勝負となるわけだ。
20MAがダウントレンドライン。
2010-12-13 23:47:55 はっちshadow LULU
500株で +320ドル
これもレジスタンスをブレイクすると、上昇している。
レジスタンスとなっている抵抗線が目に入るかどうかだ・・
つまり動いているローソク足を見るのではなく、確定しているローソク足が形成するパターンをしっかり見ることが大事になるわけだ。
そのためにチェックシートへ記入し、余った時間で、こうしたパターンに目を向ける必要があるのだ。
2010-12-14 00:12:54 はっちshadow VECO
1000株で +670ドル
これもレジスタンスを見事にブレイクしている。
エントリー後は、チェックシートで自分が保有している銘柄を比較し、入れ替える銘柄を決められなければならない。
だがそれだけでは不十分だ。
大事なのはチェックシートを使うことで余った時間を利用して、次に入れ替える銘柄を探せるかどうかだ。
コマンダーは、このように抵抗線を含むカタチを見ながら、可能性の高いパターンを探し出し、指示を出しているのだ。
ということは、指示の出ている銘柄というのは、何らかのフォーメーションが形成されていることになる。
そのフォーメーションを見抜けるかどうかが、銘柄選択の鍵を握っている。
このフォーメーションを見る時間を作るためにも、チェックシートへの記入というのは大きな意味を持つのだ。
このように正しい手順を踏んでいるのであれば、動いているローソク足を眺めている余裕などできるはずがないのだ。