さてこちらの問題の解答です。 おわかりになったでしょうか?
まず ドアタマは、BRCM APOL にエントリーです。
2010-11-08 23:31:48 はっちshadow BRCM
2010-11-08 23:31:50 はっちshadow APOL
ここで2銘柄同時保有体制。
SNDKが書き込まれたのは 32分14秒の時点ですから、34分が終わってからしかエントリーできません。
RIMMもギャップアップしていないので、32分15秒までの時点ではエントリーできないわけですね。
下のチャートをご覧ください。
エントリー後の BRCM と APOL のローソク足が終了した時点のチャート。
このあとのローソク足が始まる、35分15秒になった時点で3銘柄ホールド体制が可能になるわけです。
ご指摘では、ここで何故RIMMへエントリーしなかったのか?
というご質問だったわけです。
さてこの時点での入れ替える候補は SNDK と RIMM。
2010-11-08 23:31:51 はっちshadow RIMM
2010-11-08 23:32:14 はっちshadow SNDK
この時点で、RIMMとBRCMどちらを選択するのか?ですね。
さて下のチャートを見て、あなたならどちらを選択しますか?
どちらも水色の水平線を越えて始まった位置がエントリー可能な位置です。
私なら下のSNDKです。
ヒゲ・同色本数ともSNDKの方が有利ですね。
さらにSNDKは典型的な高値ブレイクパターンでのエントリーとなります。
そしてさらにローソク足が形成され、下がエントリー後6分経過後のチャートです。
どれもエントリー位置からの距離がしっかりあるため、十分な利益が出ています。
さてこの次のローソク足の始まった位置で RIMM がエントリーが可能かどうかです。
すでにここまでで3銘柄を保有しているため、どれかを手仕舞いして、RIMMとスイッチしなければなりません。
さてどれを手仕舞いするかです。
BRCM です。
6分が終わった時点で手仕舞い。
エントリー位置から最もゲインが少なく、さらには明確ににギャップダウンして始まりました。
チェックシートを見れば、一目瞭然です。
当然7分15秒までに手仕舞いが執行されるというわけです。
そして入れ替のためで RIMM へエントリー。
7分15秒までに執行されます。
文字で書くと大変そうですが、実際にワンクリックシミュレーションで、チェックシートへ記入しながら、その時点で保有している銘柄を相対判断で評価判定してみると、納得されるはず。
保有している銘柄をどう処理するのかは、チャート上のローソク足のフォーメーションだけで決めるわけではありません。
どれを入れ替えるかが大事なのです。
そのために、チェックシートへ記入しておき、条件の比較査定を行うのです。
実際のマーケットでは、伸びないあるいは、ロスが出そうな銘柄は、より利益が出る可能性の高い銘柄と入れ替えながら、できるだけ利益を伸ばすよう、マネージメントできなければなりません。
それがエグゼキューショナーの仕事なのです。