どこを見ているかが問題

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昨夜のマーケットは、ギャップがない位置から始まったため、最初のユニットの選択、そしてどちらサイドへ入るかが難しかったはず。

こちらに指示を出した銘柄とそのチャートを掲載しています。

特にアタマの銘柄はすべてチェックしてありますが、ロングサイドで思うようなゲインがなかった場合は、ショートサイドへシフトする必要があったわけです。

これを失敗すると、損益の数字はよくならないのですが、それはともかくとして、オールグリーン化はかなり定着してきたようで何より。

あとは、どれだけストレスがない状態で、できるかどうかです。

 

じゃあ、そのストレス度はどこでわかるのか?

それは、損益の数字となるわけです。

と書くと、あれっ!トータルの損益の数字は気にしたなくてもよかったのでは?と思われるでしょう。

もちろん気にする必要はありません。

気にしなければ、オールグリーンにできるわけですからね。

つまり言い換えると、オールグリーンにするための犠牲として「損益の数字を気にしない」で執行するわけです。

ただこのままでは、マーケットが少し難しい展開になると、トータルでの損益の数字は悪くなります。

マーケットがやさしければ、プラスになります。

つまりマーケット次第ということになるわけです。

ですからストレスなくオールグリーンできるようになってきたら、「損益の数字をよくする」作戦を考えなければなりません。

ここで大事なことは、自分がポジションを持っているエントリーした銘柄の脱出条件をチェックシートで査定評価することなのです。

暗算でやってはダメです。

3つの条件をチェックして書き込むだけなら、3銘柄でも30秒もあればできるはずです。

○×△の単純な記号で相対評価をするだけなのですから。

できない人は、2分足のワンクリックシミュレーションで、2日前にトレードした銘柄を、チェックリストで査定評価する練習をしてみてください。

やってみれば、簡単なことですから、必ずすぐにできるようになります。

  

執行した後で、保有している銘柄のチェックリストをつけ終わったあとの余った1分間は、何をすればいいのか?

現在切る候補銘柄と入れ替える銘柄を探せばいいわけです。

つまり、この時点では、大きな損を出す可能性のある保有銘柄を切るためのチェックシートと、次にエントリーする候補が書かれたチェックシートの2種類が存在することになります。

 

偶数分のローソク足が終わる15秒前に見れば、大きな損を出す可能性のある保有銘柄を切るためのチェックシートにその銘柄が書かれているはずですから、それを執行します。

15秒あれば、大体その状態ローソク足が確定するはずですから、予定通り手仕舞いすればいいわけです。

そして次にエントリーする候補銘柄の査定評価が書かれたチェックシートを見て、その銘柄へエントリーします。

ではチェックシートへ書けない人、書いていなかった人は、1分30秒の間、何をしていたでしょうか?

上下に動くエントリーしている銘柄を無意識に目で追いながら、暗算をしているのです。

ただそういうことをしている自分を自分で認識していないだけ。

習慣化して、あまりにも自然にそうしているので、気が付かないだけなのです。

無意識のうちにチャートを目で追っているのです。

どこで出ようか、とかプラスになりそうだとか、マイナスになりそうだとか、いろいろ頭の中で考えながらです。

ですが、ここで行う暗算は全く役に立たないのです。

それが証拠に、そこでのその銘柄の手仕舞いの結果はプラスにはならないはずです。

こうした悪い習慣を断ち切るためにも、チェックシートへ記入するというのは、非常に大きな効果があるのです。

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