莫大な資金を投じた、日銀の介入も、結局は元の木阿弥。
ドル円は結局92円台へ突入し、円高の流れは止まらず。
「遅すぎた介入」で書いたように、大きな流れには逆らえず。
つまり、黄色いマークのところで介入していれば、ブルーのアップトレンドラインは継続できたかも知れなかったのです。
さらにもう一度チャンスはあったのです。
それは下のチャートの黄色い位置。
ダブルボトムを形成させれば良かったのです。
赤いマークの日銀が介入したところは、円高へのダウントレンドが継続している位置。
ですから、この意味のない場所で、しかもこの程度の介入では、トレンドラインはビクともしないわけで、日銀は莫大な無駄遣い。
さらには、日本の金融当局は何もわかっていないことが、世界中の金融関係者やアナリストに強く印象づけられてしまったというわけです。