2010年09月 のCoolに過ごそう

実証できたチェックリスト効果

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昨夜の米国ナスダックマーケットは、30分足で見ると乱高下気味の展開。

30min.gif

ナスダック総合指数の30分チャート

下のナスダック100先物の2分チャートを見ても、簡単な展開ではなかったことがよくわかりますね。

2min.gif

 

今週は「エグゼキューショナー ・パーフェクトマスター」セミナーへ参加されている方がいらっしゃるのですが・・

2月にジャンプアップセミナーを受講され、そのあとリアルティックを使って、シミュレーショントレードを続けられてきたのですが・・

profitmonthly.gif

最初ネットエイドだけだったようですが、7月に退職されたのを機にボトムスキャンを使うようになり、トップの銘柄を追いかけるようにしたところ、成績が上向いてきたというのです。

それがきっかけで、今回参加を決断されたということなのですが、そうなると何とかして勝ってもらわなくてはね。

ということで、初参加された月曜日は、今まで通りの方法でトレードをされたのですが・・

profit.gif

-1840ドルという成績の理由は、トレードルームでのダイレクトな音声による指示だと情報が多過ぎて、パニック状態になったとのことだったのです。

チェックシートは使われていないようでした。

そのため火曜からは、チェックシートの使い方を説明し、チェックシートを使いながらのワンクリックシミュレーションをかなりの時間、続けられたのです。

その夜の結果は、+48ドル。勝ちは勝ちです。

翌日に終わったトレードを分析し、詳細をチェックをしてみたところ、使い方が全く違っていたのです。

そこで再特訓!

10ユニットほど集中してトレーニングされたのですが、さてその夜の成績は?

+614ドル。

profit0929.gif

目標はオープニングの3銘柄を確実にプラスにする。この一点だけに絞り込んだのです。

結果は?

最初の4銘柄だけで+509ドル。

最初のユニットだけを獲る目的でしたが、そのあとも大きなロスを出すことなく終了。

3日目でこの成績は立派なものです。

 

ポイントは、私の考案したチェックシートを使い、その訓練方法もしっかりと伝授したという点です。

掲示板などへアップされている他のトレーダーが使われているチェックシートとはかなり違います。

ですがその効果はご覧の通り。

短時間で、トレーニングの効果を出せる方法を模索してきたのですが・・ついに辿り着けたのかも知れません。

 

トレーディングに関しては、全く色に染まっていない彼に、人体実験をしてもらったというわけですが・・(笑)

このように今回の彼の参加によって、チェックシートを正しく使えば、速効でかなりの効果が出せることを実証することができたというわけで、私にとって、非常に納得できる、そしてまた意味のある日となったわけですが・・

この件の詳細については、今後COOLで触れる予定。

乞うご期待!

 

 

 

 

トレーニングの意味

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昨日の件に引き続いてのご質問です。

大事な点が含まれているため、ここで解説をみなさんにお裾分け。^^;

 

馬渕先生、おはようございます。昨日の「COOLでの始値説明」で理解できたのですが、米株デモトレ、負けでしたので悔しくて休みだったので寝られず、ずっと「executioner traning」を検証していました。
 
すると、9/24-22:51:28(CQGチャートでは22:50の2分足)DLTR ですが、そのひとつ前の足より「始値」が上なのに「ショート」しているようです。
 
このあたりは、先生の長年の経験から仕掛けたのでしょうか。
 
先生がテレビを見ないで「チャート」を見なさいと言われているのが実感できてきました。
 
少しずつですが、理解出来てきている気がします。
 
どうか、宜しくお願いいたします。

 

下がご質問の銘柄のチャートです。黄色いマークが50分の位置、始まった位置は確かにギャップダウンしていません。

その前のローソク足もです。

ではなぜ、ショートの指示を出したのか?

 

トレーニングではまず、その方向へギャップを付けたものだけをクリックする練習をするわけですが、それ以外はダメというわけではありません。

ただ、トレーニングで、何でもいいということになると、どこでもいいということになりがちです。

ですからまずは制限を付けて、そのルールを守る練習をするということなのです。

何のための訓練をするのかが大事なのです。

それが確実にできるようになれば、次のステップへ進むわけです。

この点をよく理解してください。

 

この銘柄の大きなトレンドはダウントレンドです。

ローソク足の上側の右下がりの太い青い線はダウントレンドラインです。

DLTR.gif

そして黄色いマークの手前3つのローソク足のヒゲの先の位置を見てください。

ヒゲ先トレンドラインが上げています。

ですからこの「三角形」を上に飛び出したら、ショートは待ち。

ですが黄色いマークのローソク足の位置は下へ飛び出しています。

これがショートの指示を出した一つの理由です。

 

下の黄色いマークの位置は、ナスダック100先物の上と同じ黄色いマークの位置で、50分時点でのローソク足です。

ENQ.gif

先物はアップトレンドが崩壊、水平線を切った位置でダウントレンドへと変化したところでした。

つまり先物はダウントレンドになったことを確認できた位置。

この2つ目の条件が揃ったため、DLTRの50分時点のローソク足は、その前のローソク足の終値と比べると、ギャップダウンしていないにもかかわらず、ショートの指示を出したというわけです。

ですからルールを守っての訓練なら、次の52分の位置でショートをすることになります。

ここは上髭を付け、ギャップダウンをしていますね。

52分でエントリーしても、利益幅はそれほど大きくは変わりませんでした。

あとは、どこで手仕舞いをすればいいのか、ですね。

 

始まった位置で決める

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エントリーは、ワンクリックシミュレーションが基本となります。

ですがイントラデイでは、指示を出したのが、位置始まった位置の時間ではないことがあります。

そういう場合はどうするのか?

 

というわけでいただいたご質問は次のようなものでした。

 

前略。
 
馬淵先生、こんにちわ。
 
広島県の**です。
 
ネットエイドのお陰で「日本株は本日まで負けなし」となりました。
 
しかし、昨晩の米株はこなこなに「米株はたやすくないんだぞ」と洗礼を受けました。
 
先生、チェックシートはつけるようになりましたが
 
基本中の基本を質問します。


 
昨晩の例では22:33:03 BIDU GMCRのBIDUで
 
2分足ですと先生が読み上げた上記の時間は22:32分台の2分足で
 
「始値を見ると言っているのは、次に出る22:34台の始値ですよね。


 
だとすると、22:34台の始値は22:32台終値よりも下がっているので
 
買わないということですか。
 

それとも、先生が読み上げた22:32台の始値よりは上なので買ってもよいという判断でしょうか。
 
まだ、最初の基本判断がゆらいでおります。
 
ここが基本ですので「何をいまさら」とお思いでしょうが宜しくお願いいたします。

BIDU-3-0927.gif

2分が終了した後で次のローソク足の始まった位置は黄色いところです。

ですからこのローソク足の始まった位置での判定は、エントリーしてもいいことになります。

つまりこのローソク足の中なら、どこで入っても構わないのです。

既に他の銘柄を指示したいたので、黄色いマークの位置では指示できなかったため、指示は33分3秒の時点となったわけです。

BIDU0927.gif

34分が経過した後で買ってもいいかということですが、指示を出した33分3秒から1分以上が経過すると当然不利になります。

3本目の始まった位置は、ギャップダウンして始まっていますから、ルールでは待ちです。

4本目で入るのならOKです。

ルールを守るのがルールです。

それを守る練習なのですから、ルールを守ってエントリーしてください。

 

 

頭のユニットだけで1000ドルオーバー!

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昨夜の米国ナスダックマーケットのオープニングはおいしい展開だったが・・ネットエイドへ参加されている皆さんの成績は、意外に悪かったようだ。

何故だろう?

たぶんトレーニングの方法を間違えているか、勘違いがあるかだ。

こちらに指示を出した銘柄のチャートがある。

いかがだろうか?頭だけで、1000ドルは獲れることがわかるはず。

昨日COOLで書いた単純なことができていれば、トータルで2000ドルは勝てる展開だった。

◆エントリー後即マイナスになってきたら、即切る。ストップまでロスが拡大するのを待つ必要なし。

◆利益が出ている場合は、トレンドラインを重視する。

獲れなかった人は、この二点だけを守って、これができるようにトレーニングをすることだ。

 

チェックシートを使った基本的なスキルが身についていないと、チェックシートへさらに何かの項目を加えようとしても、すぐに崩壊するため、何もワークしないことを肝に銘じてください。

と昨日書いたばかりだが、まさにその通りになっているはず。

では頭の3銘柄を解説しながら見てみよう。

 

2010-09-27 22:32:04 はっちshadow いきなりGOOG
2010-09-27 22:32:06 はっちshadow 候補としては
2010-09-27 22:32:08 はっちshadow GOOG

GOOG0927.gif

100株で +260ドル

 

最初の指示銘柄だから、素直に入りさえすれば獲れるパターンだ。

これが獲れなかった人は、大いに反省すべきだろう。

基本ができていないということだ。

脱出も4本の陽線の後での長い上髭のあとで陰線が見えたら即脱出という、まさに教科書通りのフォーメーション。

 

2010-09-27 22:32:10 はっちshadow CTXS

CTXS0927.gif

500株で +85ドル

500株銘柄だからゲインは少ないが負ける恐れの全くないパターン。

 

 


2010-09-27 22:32:26 はっちshadow ショートサイドは ESRXくらい

RSRX0927.gif

速攻で脱出! -70ドル

ショートサイドへ入ればすぐにマイナスになったわけだから、即脱出しなければならない。

CTXS都のゲインでチャラだから GOOG の利益が丸々残っているはず。

 

2010-09-27 22:33:03 はっちshadow BIDU  GMCR

BIDU0927.gif

500株で +930ドル

EXRXのあとで入ることができる銘柄だ。

もしエントリーが遅れ、さらに刻んでしまった場合、下のようになるだろう。

BIDU-2-0927.gif

500株で +350ドル 500株で +290ドル 合計 +640ドル

 

 

途中ではガットボトムパターンがあり +790ドルという素晴らしいゲイン。

 

2010-09-27 22:47:39 はっちshadow GMCR 凄いチャート

GMCR-2-0927.gif

1000株で +790ドル

 

脱出は下のように、レンジアベレージを抜けないことが確認した位置だ。

 

GMCR-3-0927.gif

 

 

そして最後のユニットは2銘柄で +820ドル

 

2010-09-27 23:17:58 はっちshadow 残り13分

2010-09-27 23:18:36 はっちshadow NFLX ロングサイド

NFLX0927.gif

200株で +270ドル

 

 

2010-09-27 23:18:38 はっちshadow CTRP
2010-09-27 23:18:39 はっちshadow 見てね

CTRP0927.gif

1000株で +550ドル

 

このように2000ドルは獲ることができるマーケットだった。

逡巡

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「逡巡」とは類語辞典によると・・

躊躇(ちゅうちょ) ・ 思案(のしどころ) ・ 迷い ・ 気迷い ・ ためらい ・ 本腰でない ・ 及び腰の ・ 優柔不断の

という意味がある。トレードはこれに填りやすい世界。

というわけで、今日は先週金曜(24日)のトレードに関してのあるトレーダーの考察をご紹介。

  

今日のトレードで徹底する事 >> ホールドと手仕舞いの正しい判別が出来なかった

確定したローソク足本体でホールドと手仕舞いを判別する

 

終ったチャートを見ると、じっくりホールドすべき場面で直ぐに脱出し、直ぐに脱出すべき場面でホールドをしている。

土曜日、チャートを見ながら『レンジアベレージに届く銘柄って何か共通点があるんじゃないか』と疑問を持った。

マーケット開始1時間後にレンジアベレージに届いた銘柄を見ると、2分チャートの1本目か2本目で236をブレイク若しくは到達している事が多いと気付いた。

つまり、オープニングの4分以内で236に到達した銘柄のみを追いかければ、レンジアベレージに届く銘柄を捕まえる可能性が高いということになる。

これ以外の条件でもレンジアベレージには到達するが、絶対に満たす条件は236を通過するという事。

と言うことは、オープニングで236銘柄を手仕舞いした後、更に同じ銘柄を狙うのも良いが、236をブレイクしたものを探していくのもありではないか。

とはいえ、まずはオープニングの銘柄で必ず利益を出すトレードが出来るようになってからの世界なので、後者のトレードは今の自分には必要の無いトレードではある。

しかし、フィボナッチラインに関しては、できるできないではなく、引くべきだと感じた。

理由は、ストップラインは引いているが、何処で利益を確定させるのかという目標が明確ではないため。

自分のトレードを見ていると、脱出位置がそのときのローソクの動きによって異なっているので整合を取るためにはフィボナッチラインで判別をするしか無いと思った。

でも、ローソクフォーメーションだけで判断できるようにならないと意味ないよねぇ・・・。

 

エントリー後即マイナスになってきたら、即切る。

ストップまでロスが拡大するのを待つ必要なし。

利益が出ている場合は、トレンドラインを重視する。

この基本ルール通りにトレードができることがまず何よりも大事。

利益が出ているということは、トレンドラインに乗っているわけだから、できるだけ利益を伸ばすことを考える。

これを3銘柄相対比較で判断して決定すること。

 

この視点でご自分のチャートをもう一度見直してみてはどうでしょうか?

かならず得るものがあるはずです。

この基本が、実際のマーケットでできるように、チェックシートを使って訓練すること。

このベースができていないと、チェックシートへさらに何かの項目を加えようとしても、すぐに崩壊するため、何もワークしないことを肝に銘じてください。

銘柄選択力

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今日は、ご質問への回答なのですが、ここには勝つための大事なポイントが含まれています。

トレードを一人だけの力で成功させるには、技術的なことはもちろんですが、強い忍耐力と孤独に耐える力、そしてモチベーションの維持など、必要な条件が多く、それらがバランスよく機能した場合に、初めてコンスタントに勝つことができるようになります。

そのためには、一人で頑張るよりも、助けを借りた方がより早く確実に目標へ到達することができます。

というわけで、以下のご質問への回答です。

 

馬渕さん、こんばんは。

2009年10月基礎セミナーを受講させて頂いた、**こと**と申します。

本日は受講者掲示板へのコメントありがとうございました。

ストップを厳守しつつ、反対のローソク足で手仕舞いの練習、取り組んでみようと思います。
 
しかし実のところ(調べて頂ければわかることですが)、私はネットエイドを購読していないのです。

今現在はボトムスキャンだけなのです。

というのは、どうしても自分で銘柄を選択できる目を身につけたいからです。
 

なぜかと言うと、もし私がネットエイドでのトレードで生活できるぐらい稼げるようになった場合、やっぱり一生続けていきたいと思います。

でも、こんなことを言うのは失礼になるのかも知れませんが、どうしても馬渕さんの方が先にリタイアされることになりますよね。

(あくまで私が成功できてトレードを続けられた場合です)

そうなった時、自分一人でトレードできるのかすごく不安なのです。

まだまだ先のことだとは思いますが、どうしても頭をよぎるのです。


 
私はネットエイドは、トライアル期間と、セミナー後しか見させて頂いたことはないのでわからないのですが、ネットエイドだけでもチャートを見る目は養えるものなのでしょうか?

もしできるのなら、ボトムスキャンからネットエイドに切り替えることも考えようかと思います。

実トレで稼げるようになれば両方購読したいのですが、今のところ両方を購読するのは厳しいので。
 
失礼なことを言ったかもしれませんが、どうしても知ってもらいたかったのでメールさせて頂きました。

 

結論から言えば、トレーニングは初めての場合、ネットエイドなしで勝つのは非常に難しいと思います。

だからネットエイドを開催しているのですけどね。(笑)

トレードで勝つには、まず銘柄を選択し、しかるべき位置でエントリーして、手仕舞いするという3つの大事な要素があります。

ボトムスキャンがあれば、銘柄選択からは解放されます。

3000ドルくらいは負けていても、この銘柄選択ツールを使えば、そこから挽回してプラスへ持って行けるのです。

これは、クラッシュテストで証明済みです。こちらのエピソード1・ 2 ・ 3 もあわせてご覧ください。

 

ですが同じ銘柄選択ツールを使っても、1000ドル勝てる人と、1000ドル負ける人に分かれるのがトレードなのです。

同じ位置でエントリーしても手仕舞いする位置によって、結果が大きく変わるのです。

ですから手仕舞いがきちんとできるまでは、正しい位置でエントリーすることで、銘柄選択やエントリー位置の間違いを排除してトレーニングをすることができます。

銘柄選択と、正しいエントリーという二つの条件が正しければ、問題点は手仕舞いに関する部分だけになります。

つまり勝てない原因の特定が容易になるのです。

 

銘柄選択というのは、一人だけでのトレードでは、手仕舞いした後で、銘柄選択を始めなければなりません。

ですがネットエイドであれば、次々と指示が出るため、手仕舞いした後の銘柄選択での躊躇や迷いがない状態でトレーニングを続けられるのです。

コストは、ボトムスキャンとネットエイドで一日2千円。

このコストを半減させ、独力ですべて行うメリットと、ネットエイドを使ったトレーニングのメリットを比べ、どちらが自分にとって必要なことなのかです。

実トレで稼げるようになれば両方購読したい、という気持ちはわかりますが、実トレで稼げるようになれば両方とも不要になるのではないでしょうか。

三菱 i

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車検時にオイル漏れが見受けられるので点検が必要というアドバイスがあったため、現在ミニは三宮のBMWへ入院中。

というわけで、代車として貸してもらったのがこの車。

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調べてみると軽自動車の中では、多くの自動車評論家たちが自分で軽を買うならこれと指名している車だ。

 

デザインスケッチからそのまま飛び出てきたような15インチの大径ホイールを使ったフォルムは、並の軽自動車とは明らかに違っている。

タイヤを四隅に配置、最重量物のエンジンをリア床下に搭載したため、コミュータータイプの軽自動車としては広い室内空間。

価格は105万円から161万7000円まで。

ディスチャージヘッドライト、電動格納式リモコンドアミラー、15インチアルミホイール などが装備されているため、どうやら「LX」グレードのようだ。

 

i-01.jpg

 

ミニ 全長×全幅×全高=3655×1690×1455mm

アイ 全長×全幅×全高=3395×1475×1600mm

 

ミニに比べると幅がかなり狭く、背が高い。

なので自宅マンションの機械式駐車場ではハイルーフ扱いとなり、契約条件と違うためカードを発行してもらわなくてはならず、かなり不便。

  

ミニ ホイールベース=2465mm

アイ ホイールベース=2550mm

ミニの方が短い!

だけどアイの方がUターンの際にはハンドルがよく切れることが判明。

  

ミニ 車重=1180kg

アイ 車重=950kg

ミニも結構軽いことがわかる。

だけどボディー剛性感は圧倒的にミニが高い!

  

ミニ 駆動方式=FF

アイ 駆動方式=MR(リアミドシップ)

ミニ 1.6リッター直4SOHC 16バルブ・スーパーチャージャー・インタークーラー付き

アイ 0.66リッター直3DOHC12バルブ

ミニ 170ps/6000rpm、22.4kgm/4000rpm 

アイ 52ps/7000rpm、5.8kgm/4000rpm ターボ(64ps/6000rpm、9.6kgm/3000rpm)

 

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後ろから見ると、軽自動車らしくないタイアが奢られているためだろうか、しっかりとした踏ん張り感が出ている。

  

自動車評論家の小沢コージ氏はアイを「NAVI」2007年2号でこのようにコメントされている。

 

軽自動車の可能性を見せつけてくれたこと。

ハッキリ言って値段高めの高付加価値軽自動車は絶対に失敗すると思っていた私だが、みごとその思い込みを裏切ってくれた。

最大の理由は、圧倒的に個性的で理想主義的なスタイリングとこれまた圧倒的に個性的でしっかりした走り味。

まさにハゲかかったオヤジの額のように、広いガラス面積を持つひと筆書きフォルムは他の軽とは一線を画しており、たしかにダイムラー・クライスラーの「スマート」ブランドとして売られてもおかしくない。

乗っても安っぽさを微塵も感じさせない剛性感といい、圧倒的にナチュラルなステアリングフィールといい、人によってはこれに200万円ぐらい払っても惜しくないだろう。

 

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ダッシュボードの素材はヌメッと輝くライトグレーの色調の表皮のため少し爬虫類っぽい感じ。

センターに設けられたオーディオ類のスイッチ、セレクターの表示などを含め、素材自体が安手のため、なんだかラジカセのよう。(笑)

ドライバー側だけはシートのハイトアジャスターがついているので、一番上げた状態にすればかなり視点が高くなり、周りはよく見える。

 

シートは簡素だが、目の詰まった感じのクッションはしっかりと堅めの反発力あり。

ただ、座面長が短くホールド感というかフィット感はイマイチ。

これと比べるとミニのシートのフィット感というかホールド感が実に素晴らしいレベルだということがよくわかる。

 

ただ、1時間ほど乗り続けても特に不満は抱かなかったから、モノはそんなに悪くない。

後席も16段階リクライニングする!

 

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前輪の下を覗き込むと貧相なダンパーが見えて心配になるが、この車は2WDモデルのようで、いわゆるリアミッドシップの後輪駆動車。

軽自動車っぽい軽薄な乗り味とは無縁なのが良い。

意外とゆったりとショックを受け止め、ピッチングもよく抑えられており、コーナーでの身のこなしも割と軽やかで素直。

 

こうした自然なフィールに加え、、高速での直進性もよく、ブレーキの効きも安っぽさがないのは意外だった。

ステアフィールは、上質とまでは言わないが、フロントに重量物がなく、リアのエンジン重量も知れているから軽快で、バランスのよいハンドリングは悪くない。

15インチタイヤは出しゃばった突き上げがないのもナイス。

  

ただし足回りからの安っぽい音がすべてをブチ壊すのには参った。

これは走り出した瞬間から気になり、目地とか段差を乗り越えると、意外に大きな振動を感じるため、ここだけでこの車は買いたくない、という気になってしまう。

私にとっては二日経っても、慣れない類のもので、路面からの音というか、道路のデコボコが車体に反響するうえ、音が妙にコモり、さらにそれが室内の反響で増幅されるのだからタチが悪い。

 

運転をしていると、それがステアリングフィールにも伝わるため、非常に気になるのだ。

もしこの車を買うのなら、100万ほどのコストがかかっても、遮音対策で何とかこの部分を改善することになるだろうね。

 

高速道路に乗って、エンジンの回転数が3500回転ほどの100km/hあたりなると、エンジン音が後ろに逃げるためだろう、意外と静かだ。

決して良い音とは言えない3気筒サウンドは、あまり聞こえなくなる。

  

i-06.jpg

 

高速道路では、とにかく床までアクセルを踏み込み、周囲の流れを読みながら、ガスペダルをかなり深く踏み込む運転を強いられる。

エンジンを見ると、どうやらターボモデルはないようなのだが、4段ATはガスペダルを奥まで一気に蹴っ飛ばすと、キックダウンして急加速する。

 

だが馬力が馬力だけに、まあ流れを何とかリードできるというレベル。

メーターはアナログの回転計の真ん中にデジタル速度表示があって、オレンジ液晶パネルの視認性は悪くないが、余計なものがついていないので全く色気なし。

   

値段を考えると良くできている車だが、じゃあ一緒に暮らす相手としてはどうなのか?

というと、何よりもミニのような運転する楽しさがないのだ。

  

少々問題点があっても、それを上回る魅力があるタイプでないとね。

足回り、エンジン、操作に対するダイレクト感など、五感に訴える部分が味気ないというか色気がないため、単なる移動の道具から抜けきれないのが残念。

   

あとこれは意外な盲点なのだが、フロンとガラスが寝過ぎているための問題点があるのだ。

天気がいいとダッシュボードがガラスに反射し、ガラスの角度の相乗効果?!のため、前が白っぽく、あたかも前方が常にもやがかかったように見えるのだ。

これはランボルギーニもそうなんだけどね。

   

この点と足回りからの安っぽい共鳴音という大きな2つの問題点があるうえ、駆け抜ける喜びが得られないため、残念ながら一緒に暮らすための候補とはなり得ない車だ。

  

あと、ミニと比べると、ステアリングが甘く、狙った位置をトレースできないため、常にステアリングを修正しなければならないので、同乗者が車酔いしやすいと思う。

現にトレードが終わってトレーダーたちと「おとめ塚温泉」へ行ったとき、誰かが「ミニに比べると酔いやすい」って言ってたからね。

   

トータルバランス

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トレードは様々な要素を巧くバランスさせることができるかどうかなのですが、そのたには落ち着いた精神状態を維持することが不可欠となります。

昨夜のナスダックマーケットも、落ち着いてルール通りにやれば、2000ドルはラクに獲れるマーケットでした。

下の成績のトレーダーは、もう少しで手が届くところまで来ています。

まず最初の3銘柄で742ドルまでゲインを伸ばしているところが素晴らしい点です。

ホールドするチカラさえ備われば、後半のゲインはさらに伸びるはず。

nicetrade.gif

 

SNDKで500ドルのゲインは、下のチャートと比べてもなかなか良い位置で手仕舞いされています。

 SNDK0921.gif 

そのあとでサポートを切る位置での2回目のチャンスをものにできれば、さらにゲインが上乗せされたというわけです。

2010-09-21 22:37:12 はっちshadow ロングサイド FSLR

FSLR0921.gif

300株で +591ドル

 

惜しかったのはこの銘柄。

2回のトレードでそれぞれ +32ドルと +44ドルというゲインでしたが、エントリーされた位置からだと下のチャートようになり、200株でも 200ドル以上、300株なら300ドル以上は獲れていたはずです。

FSLR.gif

問題はトレンドラインをチェックしているかどうかです。

ローバンドを切らなければホールド、という簡単なことなのですが・・

これさえきちんとできれば、さらにゲインが上乗せされるはずなのです。

  

チェックシートでは、最初のユニット以外は、トレンドラインを必ずチェックしてください。

2000ドルの壁を突破するには、ホールドするチカラが必要になります。

ここまでくれば、あと少しです。

どうか精進してください! 

2000ドルの壁

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エグゼキューショナートレーニングでは、いくつかの壁が存在する。

その中でも「2000ドルの壁」という、その日の1時間のトータルの利益が2000ドルを越えられるかどうかという壁が存在する。

1週間5日のうちで、一日だけでも2000ドルの壁をコンスタントに突破できるようになれば、かなりのウデだといっていいだろう。

なぜなら、たまたま運がよかったとか、一銘柄だけよく伸びた銘柄に遭遇したという理由だけでは、2000ドルは突破できないからだ。

昨夜のナスダックマーケットはよく動いたので、2000ドルは突破できるだろうと期待したのだが・・

なぜならコマンダーとして指示した銘柄のチャートを見れば、納得できるはず。

この日のA氏は 20トレードで +1,838ドル。

残念ながら 2000ドルに届かず。

RIMMなどをもう少しホールドできれば、届いていたはずなのだが・・

というわけで、下は本人のコメントであります。

 

 

第一ユニットの管理は、脱出をフォーメーション重視にシフトしておくことを明確に意識できるようにチェックシートの項目を別にした。

初めの3銘柄、1分足でプレーしたため、カットロスになったが、PCLN,GMCRの2銘柄は再エントリーをしてトータルプラス。GILDも再エントリーチャンスはあった。

早い段階でショートへシフトして、RIMM,CREEでがっつりいただく。

このような対応は、新しい境地。

SINAの高値超えで、2度だまされたが、まずまずの結果。

最大損失は、SNDKの180㌦。これも、150のときに、すぐに脱出しなかった報い。

 

checklist.gif

 

というわけで、彼のチェックリストのバージョンは7.0まで進化してきている。

といっても、このチェックリストをどう使い、どうまとめるかが大事なのですが・・

最初の3銘柄のユニットが、マイナスだったのが、2000ドルを超えられなかった最も大きな要因か?

さて今週一杯の成績で、このバージョンの実力がある程度わかるはず。

今から楽しみであります。^^

 

 

イチローとカメラマン

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新聞やネットのMSNスポーツ・Yahooスポーツをはじめとして、Livedoorスポーツなどに掲載されているイチローのシアトル本拠地戦写真には、シアトルのマウンテンバイクオヤジが撮影によるものが多いということを、以前、日記で書いたことがありました。

ただし、サンスポや日刊スポーツなど、スポーツ紙の多くは、自社カメラマンが撮影しているので、彼らがカバーしきれない部分で配信写真が使われることがあるとのこと。

AP(アソシエイテッド・プレス)、ロイター、ゲティー・イメージ、共同通信、そして時事通信他の通信各社が、それぞれの配信先と契約を結んでいるのだと思います。配信元は写真の下に記載されています。

ichiro.gif

マウンテンバイクオヤジからは、上のYahoo写真のようなニュースに、下のような興味深い情報が添えられてメールが送られてきます。

興味深いものが多いので、いつも楽しみにしています。


彼が撮影したイチローの写真は公開されません。

時事通信社の申請で、MLBが発行した取材クレデンシャルを使用して撮影した彼によるオリジナル写真の全てが、MLBに帰属し、時事通信社に著作権があるので、許可なく公開や配信されてはならないとの理由です。

ただし時事通信社の写真ストックで閲覧するこは可能ですが、それらの写真は雑誌社などが探しにくるものなので一般公開はしていないとのことでした。

 

さて、今日はちょっと面白いメールが来たのでお裾分けであります。

onozawasan.jpg

小野沢さんが映っている珍しい写真。
 

 

イチローは無安打、10季200本安打で記録保持者のピート・ローズに並ぶが、10年連続では新記録。

記録達成まであと7本、一試合一安打でも7試合、残り13試合なので記録達成ならず、ということは考えられないのだが、問題はそれがどの球場で出るか。

昨年は大雨のテキサス、、やはり今の時期だった。屋根のない球場なのでカメラマンの撮影とパソコン作業が大変だった、と聞いてます。

明日からトロント三試合、タンパベイ三試合なので、きっとタンパベイの二日目か三日目になるだろうというのが大方の予測。

10年間連続200安打はイチローが初めてです。

ピート・ローズは連続ではなく10シーズンという意味での10年、内容が異なります。

そういった意味でもイチローの10年連続というものは偉業です。

これにはアメリカのメディアも注目しているし、一般の評価は高いものです。

きっとトロントの三日目かタンパベイで出すことでしょう。

その時に、日本では号外が出ると思います。
 
しかし、3500本はマイル標識を通過したに過ぎず

騒いでいるのは日本のメディアだけでした。

昨日、笑ってもいられない大変なことがおきた。

日本人の団体が大型バスでやってきて、イザ入場しようとしたら、それはマリナーズのチケットではなく、フロリダのマリーンズのチケットだったこと。

航空券の手配はきっとシアトルとなっている筈だから、マリーンズのチケット手配はきっと旅行代理店の大チョンボに違いない。

その上で、引率責任者も確認を怠ったか、または、マリナーズもマリーンズも違いがわからずに手配したのだろうか。

それにしても航空券を手配している代理店の責任は?

onozawasan2.jpg

左下側にカメラマンたちが映っていますが、なるほどここから狙うわけですね。

よく見てないと、ファウルの直撃を喰らいそう。(笑)

視野狭窄

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トレーニング復帰後のT氏には、3銘柄ホールドのつもりでのワンクリックシミュレーションの練習をアドバイスした。

もちろんチェックシートをつけながらの、2分足でのワンクリックシミュレーションだ。

大事なことは3銘柄のユニットで利益を最大化するには何が必要になるのかを知ることだ。

無理にホールドしようとすると、ゲインを減らすことになる。

そのためハイローバンドのどのラインを、その銘柄のトレンドラインとして使うかの決断が重要になるのだ。

彼の先週末金曜の成績はマイナスにこそならなかったが、不本意な結果となっってしまった。

たゆまぬ進歩のためには、週末の間に、その原因と対策を立てることが大事なのだ。

 

  

プロフィットを積み上げる事ができなかった原因の考察。

昨晩から今日の昼過ぎまでチャートを見ていたせいで気絶をするように寝てしまいました。

気が付けばこんな時間に。金曜日のトレード結果の貼り付けは日曜日になりそうです。

それと、昨夜はどうして読み上げがなかったのかなと思ったらシャドウさん居なかったんですね。

金曜日はネットエイド無料開催というのもすっかり忘れてました。。。

 

チェックシートも作り直し月曜日からはホールドが確実に出来ると思います。

トレードをしているとローソクの動きが気になる。

気が付けばクローズドプロフィットがマイナスになっている。

何が悪いのだろうか?

 

自分がトレードをした銘柄の終ったチャートを見ていて『これは横ばいではあるが普通にホールドするだけで良いのに何故手仕舞いをしたのだろう』と疑問が湧いた。

ローソク足やH/Lバンドを見れば確かに手仕舞いかもしれない。

だけどこれはホールドだろう・・・。と思った瞬間、あっと思った。

20MAの存在が見えていなかったのだ。

私は20MAを見ているつもりだったけどいつの間にかローソク足とH/Lバンドだけにしか注意が行かず20MAは視界から完全に消えていたのだ。

これでは幾らトレードを繰り返してもプロフィットは伸びるはずが無い。

トレードをするものにとって移動平均線はとても重要な存在なのに、何故見えなくなってしまっていたのだろうか?

1クリックをするときはマーケットが終っているのでチャートは当然止まった状態だ。

しかし、マーケットが始まると値が付くたびにローソクが動きだし、そちらに注意力が奪われてしまうようだ。

 

この注意力はマーケットが終っても脳裏に焼きついたままらしく、止まったチャートを見ても小手先の事にしか目を向けることが出来なくなってしまい視野狭窄という状況が作り出されてしまう。

視野狭窄から抜け出すには大きくチャートを見ることだ。

何処で入って何処で出れば利益が大きく出たのか?

という終ったチャートで答えを見ることから作業は始まる。

そうすると、自然と目線はチャートの左から右へ、時間軸で言うと過去から未来へ目線を動かす事になる。

この視線の動きでチャートから得られる様々な情報を脳に送り込むことができる。

移動平均線はどうなのか。

何処で入って何処で出ればどれだけ稼げたのか。

など、色々な事がわかるはずだ。

 

しかし、視野狭窄の状態だとチャートの一番右端に視線が釘付けでそこからの情報だけで何とかしようとする。

これでは、その時偶々そういう流れだったという時にしか勝つことが出来ない。

常に勝ち続けるためには、有利な場所を知り、有利な場所で仕掛け、有利な場所で脱出する事を繰り返すことにあり、大きくチャートを見る事が大切である。

プロフィットが積み上げられなくなったとき、何が自分に欠けているのか?

それを見つけ出す最善策は、終ったチャートを見て、何処で入って何処で出ればプロフィットが最大になるかを調べ、自分のトレードと比較して2つの違いを見つけ出す事から始まる。

そうすることで視野狭窄は少しずつ改善されるだろう。

  

BRCM0.jpg

上のようにホールドにこだわり過ぎるとると、ゲインが伸びなくなる。

だから時間単位での上げ幅がどれくらいかのチェックが必要。

BRCM.jpg

-0.236でまずは手仕舞いだ。

利益を3銘柄トータルで最大限にするにはどう考えればいいのか?

同じ色のローソク足が長めに何本も続いた後では、利益の大きなところで獲ってしまうことが大事。

下のチャートはその後の動きがわかるような10分足で見た動きだ。


BRCM2.jpg

ローソク足が長めに何本も続いた後のプルバックのあとで、さらにそのトレンドが延々と続く可能性は非常に少ないのだ。

ましてや、上のように赤い水平線の -23.6% のガイドラインを突破できなければ、まず見込みはない。

BS-BRCM.jpg

上のボトムスキャンを見ると  -236 は 36.78 ドルだということがわかるはず。

下のチャートの黄色いガイドラインの位置が 36.78 ドル。

BRCM3.jpg

ボトムスキャンには、このようにCQGがなくてもリアルティック上へ素早くラインを引くことができるよう、常に236の株価が表示されている。

2回目の車検

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今回は前回の車検の経験を生かし、早めの対応。

mini03.jpg

結局同じところへ持っていったわけですが・・

リアタイヤはまだ大丈夫のことでで、交換は前の2本だけ。

なので総支払額はタイア2本分ほど安く、12万円台。

mini02.jpg

深い溝の新品タイア。

やはり乗り心地というか、路面からのアタリがマイルドになって向上。

こうした摩耗による乗り心地の悪化は、体調と同じ。(笑)

ジワジワと薄皮を重ねる程度の変化のため、なかなか気がつかないわけだ。

だが、こうして変えてみると、ずいぶん違う。

mini01.jpg

走行距離は5万キロをオーバーしたが絶好調。

5年4万キロで書いたように、パッドとローター、ショックを交換したので、ネコ足化した足回りは全く問題なし。

ただオイル漏れが見受けられるというので、近いうちにチェックの予定。

あれから4千キロでは、この素晴らしい足回りとその変化の具合について触れたが、実用車としては故障をしないのがナイス。

それと未だに交差点で歩行者から視線を浴びることが多い。

細部を含めたバランスの良いデザインは、車にあまり興味のない人にも好感を持たれるようだ。

mini04.jpg

マイナーチェンジ後のミニはコストダウンのため、品質感は大幅に低下したうえ、デザインもバランスを崩してしまった。

もちろん走行性能も然り。

MBWがミニをモデルチェンジする際に失敗しないために投入された、Over Quarity 分が、マイナーチェンジですっかりなくなってしまったわけだ。

というわけで、製造コスト削減のためのマイナーチェンジゆえ、私にとっては全く魅力のない車になってしまったわけだ。

だから買い換えるにも該当する車がないという、チト困った状況なわけだ。

 

下は六甲口近くで時々見かける車だが、たまたま追いついたのでパチリ。

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タバコを吸いながらの運転にはチトガッカリ。(笑)

 

  

車検を受けた場所から至近距離にある鯛焼き専門店をご紹介。

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車検待ちの間に訪れたが、お目当ての「スイートポテト」は季節限定のため、秋になってから。

というわけで、普通の「あずき餡」を持ち帰り。

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しっかりとした量の餡がたっぷり。

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餡は北海道の小豆を糖度48度に炊き上げ、皮は北海道産小麦を使用。

水は布引の水というこだわりも魅力だ。

taiyaki04.jpg

少し高めの一匹150円也。

 

豆金堂 甲南店

兵庫県神戸市東灘区甲南町3-9-18

0120-180-430

営業時間:10:00-20:00 年中無休


大きな地図で見る  

  

ミニといえば、レッド・ブルのキャンペーンカーに再び遭遇。

redbull01.jpg

前にこちらで書いたのと同じキャンペーンで、レッドブルを配りまくりモード。

ナンバーを見ると、前の日記と同じ車で、キャンペーンガールが違うだけ。

redbull02.jpg

もちろん一本いただきました。

写真はすべて 5D + タムロンのズームレンズ「AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC」で撮影。

命運を分けるスタートユニットの大切さ

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チェクシートをどのように使うのか?

ツールは使い方が肝心。

ここでの考え方が実際のマーケットの2分間でできるかどうかだが、訓練なしではまず無理。

というわけで、昨夜のナスダックマーケットのガイドを使って検証。

特に大事なのは最初のユニット、3銘柄。

どのようにマネジメントして利益を出すのか?

というわけで、早速昨夜のマーケットでのオープニングを例として解説。

 

2010-09-17 22:32:32 はっち CTXS

CTXS0917.gif

500株で -50ドル

2本目のローソク足の始値はエントリー条件を満たしてエントリーするが

下のチェックシートにすべて該当するので、即脱出だ。  

最初のローソク足が通常の3本分以上なので「同色本数チェック」でも要注意なのだ・

◆3銘柄トータルでプラスか。

◆エントリーから上がらなければ切る

◆同色本数チェック

◆ストップ

 

2010-09-17 22:32:43 はっち ISRG

ISRG0917.gif

100株で +160ドル

長い上ヒゲが出たら、ギャップダウンで即脱出。  

◆3銘柄トータルでプラスか。

◆エントリーから上がらなければ切る

◆同色本数チェック

◆反対サイドへのギャップ

◆ストップ  

この銘柄があるおかげで、このユニットを有利に展開できるわけだ。


2010-09-17 22:33:00 はっち CTRP

CTRP0917.gif

ブレイクイーブン

長い上ヒゲが出て上昇が止まったら、陰線が見え始めたら即脱出。  

◆3銘柄トータルでプラスか。

◆エントリーから上がらなければ切る

◆同色本数チェック

◆反対サイドへのギャップ

◆ストップ  

3銘柄トータルで100ドル前後は獲れたが、これだけ上がらないということはショートサイドへの動きはいいはずなのだ。

 

2010-09-17 22:33:03 はっち LRCX

LRCX0917.gif

エントリー条件ではないので見送り

ロングサイドは3銘柄手仕舞った時点で終わりだ。

チェクシートの条件が早い展開での脱出を示唆していることがよくわかるはず。

CTXSは33分の時点で手仕舞っているため、この銘柄へは入ることができる。

2010-09-17 22:33:18 はっち 先物弱い

2010-09-17 22:33:32 はっち RVBD

RVBD0917.gif

1000株で +650ドル

◆同色本数チェック

◆反対サイドへのギャップ

◆ストップ 

◆トレンドライン 

    

CTRPは6分の時点で手仕舞いしているので6分30秒以後なら新たにエントリーできるわけだ。

33分台に指示は出ているが、チャートを見るとこれはエントリーできるからショートだ。

2010-09-17 22:33:35 はっち SNDK

SNDK-3-S0917.gif

1000株で +530ドル

◆同色本数チェック

◆反対サイドへのギャップ

◆ストップ  

◆トレンドライン

ここでRVBDは含みが+200ドルほど

その前の+100ドルと合わせると+300ドル

ハイバンドを完全に抜かなければホールドだ。

 

 

2010-09-17 22:33:58 はっち BRCM

BRCM0917.gif

1000株で +200ドル

◆同色本数チェック

◆反対サイドへのギャップ

◆ストップ  

◆トレンドライン

 

最初の3ユニットで+100ドル

RVBD+650ドル

SNDK+530ドル

BRCM+150ドル

ここまでだけのトレードでも合計で+1430ドル

2010-09-17 23:30:16 はっち 1000ドルは獲ってほしいなあ

というのはこういうことだからです。

 

常に自分がホールドしている3銘柄でのトータルパフォーマンスを考えてトレードをする。

これこそが、エグゼキューショナーの仕事だといっていいだろう。

 

数字を積み上げることへのハングリーさに加え、狡猾さと紙一重の利益に対するどん欲さで、常にユニット単位での収益を考えるのがプロ。

最も大事なことは、チェックシートを利用し、1時間の4-5回のチャンスをどうまとめるか。

TAB VIEW の数字とチェックシートを見ながら作戦を立てるというのが基本。

チャートはチェックシートの確認のためにチラッと見るだけ。

2分間の間に、3銘柄中、次のローソク足の始まりがアゲインストになった場合、どれを残しどれを切るのかを、明確に意識できていなければならないのです。

 

もう一つ。

一日平均で500ドルを獲ると決めたら、+500ドルの時点でトレードをやめることができるような訓練も必要。

これについてはまた後日。

 

チェックシート効果

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「チェックシートをつけようね運動」は、少しずつ効果を発揮してきているようです。

いってみれば、車のシートベルト装着キャンペーンのようなものだといえばいいでしょうか。

ですが、効果が出る記入と運用ができている人は、ほとんどいないようなのです。

とはいえ、やはり一応の効果はあるようなのです。

実はこのようなメールをいただきました。

 

昨日、リアルテックのデモ講座(練習用)を申込完了。

ネットエイドで練習開始予定です。
 
ソフトの操作に慣れることからですが、以前より一歩前進しました。
 
それと本日も日本株は少ないですが負けなしでした。
 
以前の自分のトレードは「絶対損はしたくない。ストップをつけたくない。(大バカ)」デタラメでした。


 
チェックシートをつけなかったらトレードしないと心に強く決めました。
 
車で言うと「俺は2種免許持ってる(実際持っていますが)だからシートベルトしなくていい。」と言っていたようなものです。(必ず死ぬのに)
 
馬淵先生のお陰でトレードの心理状態が恐怖から楽しみに変化しつつあります。
 
「つじつま合わせ仕事(会社)」の脳の使い方から「楽しみ全開の仕事(トレード)」になってきました。
 

毎日が楽しくて仕方ありません。(笑)
 
また、神戸に見学に行かせてください。
 
宜しくお願いいたします。
 
馬淵先生、皆様もお元気にご活躍ください。

 

チェックシートの効果とはどういうものかが、とてもわかりやすく表現されていると思います。

そこで今日はさらなる、効果的な使い方について。

これは昨夜、トレーニング後、かなり突っ込んだ検証の結果から得られた問題点解決のヒントになるはずです。

 

下は昨夜の米国ナスダックマーケットで、一番最初に指示を出した銘柄の2分足チャート。

2010-09-16 22:32:13 はっち INTU

INTU0916.gif

エントリー前の32分以前に、候補となる銘柄を指示するのですが、ネットエイドでは書かれることはあまりありません。

ボトムスキャンのトップ5銘柄を見れば、私も全く同じ銘柄をチャートで見ていますから、最初のユニットの選択は自力でできるわけですね。

 

◆最初のチェック項目は、2本目のローソク足の始値が「エントリーできる条件のギャップがつけているかどうか」です。

これがOKならチェックをつけ、執行ボタンをクリックしてエントリーします。

◆次に約定した値段をチェックシートへ書き込みます。

◆そしてストップの値段をチェックシートへ書き込みます。

チャート上のストップの位置へ水平線を引きます。

 

特に最初のユニットでは忘れてはならない項目があります。

◆3銘柄でトータルをプラスにする。

◆エントリー位置から上がらなければ切る。

◆上の例では株価の上昇幅あるいは、同色の本数をチェックする。

◆ストップにヒットするかどうかの確認

◆トレンドラインのチェック

 

これらの項目を今のローソク足が確定する2分間の間にチェックするわけです。

3銘柄エントリーしているはずですから、3銘柄のチェック項目を相対比較し、次の動きに対して、準備しておくのです。

 

BMC0916.gif

 

さて2本目のローソク足が確定した時点で最も、ロスを出しやすい銘柄はどれでしょうか。

つまりエントリー位置からの距離が近い銘柄はどれなのか?

そう下の NTRSです。

2本目のローソク足にものすごく長い上ヒゲが出ています。

ローソク足本体が縮んできて、ヒゲが長くなってきたらプラスのうちに出られれば最高です。

下の例はほとんどのトレーダーがやるであろう、脱出の位置です。

NTRS0916.gif

INTUはエントリー位置からかなり上の位置でOK。

BMCは+236がサポートとなって、2本目のローソク足の終わった位置も悪くありません。

NTRSが一番 +236に近く、長い上ヒゲがついています。

つまるNTRSは真っ先に切る確率が高い銘柄なのです。

 

いかがでしょうか?

ホールドしている間は、ローソク足の伸び縮みにつきあって、見ている時間などないのです。

3銘柄のチェックシートの条件を比較して、優先順位を決めておかなければなりません。

次のローソク足の始まりが、エントリーと反対方向へのギャップをつけたらどの銘柄を優先して処理しなければならないのか?

こうした予測を常にしておくのです。

 

次のローソク足が始まったら、予定していたアクションを起こす。

つまり動きに対してあらかじめ動きを予測しておくことが大事なのです。

そのためにチェックシートを使い、チェックをつけながら、優先順位を決める。

2分間の間に何を見て、どう考え、どのように予測するのか?

次のローソク足の動きに対して迅速に対応するには、頭の中でこうした先回り計画を練っておくことが大事なのです。

そのために必要なのが、チェックシートなのです。

資金を守れ

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エグゼキューショナートレーニングへ復帰直後から躍進著しいT氏。

今日は彼の Ececutioner Internal という、エグゼキューショナートレーニングを受けているメンバー専用ブログへ書かれたコラムをご紹介。

彼はイントラデイでのトレードでもカットロスが早い。

それは今日のコラムで書かれた体験から学んだのだろう。 

 

トレードに必勝法は無い。

しかし、敢えて挙げるなら素早いカットロスを執行する事だと思う。

カットロスを挙げた理由はカットロスの上手下手はプロフィットに大きな影響を及ぼすからだ。

利益を積み上げていっても、大きなロスをしてしまうとプロフィットは激減する。

しかし、ロスが少ないうちに切れば、その後のトレードでリカバーできる可能性がある。

 

大きなロスは、プロフィットに影響を及ぼすだけではなく、大きなロスになるまでの時間をも無駄に使っていることになる。

もしも、直ぐにカットロスをしていれば、大きなロスになるまでの時間を他のチャンスにまわす事ができるのだ。

じわじわと増えていく損失を唯眺めている時間は死んだ時間だが、ロスを素早く切り落とし他のチャンスを探す時間は活きた時間になる。

この差は天と地との差があると言って良い。

 

私が今までしてきたトレードの中でこれよりも良いトレードは無いと断言できるトレードがある。

2007年11月1日のCROXだ。この銘柄を10月31日に500株で買ったのだが、その翌日には20ドルものギャップダウンが発生した。

crox20071101_130m

2007年11月1日のクロックス

マーケット開始前のプレマーケットで20ドルのギャップダウンは見えていたので、マーケットが始まったら切り落とすしかないなと思っていた。

ところで、カットロスをしなければならない・・・と心で思えても、実際にそれを執行するだけの勇気を持っている人間は何人居ただろうか。

戦争でもそうだが、その瞬間の判断が正しいかどうかと言うのは直ぐにはわからない。

その後の歴史がどうなったのかと言う事実がそれを証明する事になるからだ。

私は20ドルものギャップダウンで始まったCROXをカットロスという行動で資金を守ることにした。

 

そしてあれから2年10ヶ月が過ぎ歴史が明らかになった。

CROXはどうなったのだろうか。

あの時、私は73.73ドルで500株買い、翌日54.61ドルで売却をした。9600ドルのロスを出す事になったが月間利益は2000ドルを残す事ができた。

2010年9月16日現在のクロックスは11.09ドル・・・。

crox20100916

2010年9月16日現在のクロックスは11ドル。73ドルに戻るかもしれないがいつ戻るのかは誰も分からない

 

なんとも酷い有様だ。クロックスをカットロスできなかった人は資金を溶かしていただろう。

私のように即座に資金を守った人はそんなに多くは無いはずだ。

もしも私があの時カットロスの執行を躊躇していたら・・・。

もしも私がカットロスをせずにナンピンをするトレーダーだったら・・・。

私はとっくに淘汰されていた事だろう。

この判断をどう評価するかはトレーダーとしての力量が問われる問題だと思う。

 

まぁ、本当の事を言うとこのクロックス、10月31日に決算発表があったんですよね。

だから、安全を考えてオーバーナイトはしちゃダメなんです。

だけどこの当時の私は決算発表などは無視していたので手痛い経験をしました(笑)。

決算発表は美味しい事もあるけどこうした不測の事態に見舞われることもあるわけです。

 

トレーダーの力量はこうした不測の事態でどう対処できるか?という判断力と行動力が評価されるので、決算発表を無視していたのは自分の未熟さでもありますが、翌日のギャップダウンに対処できた事は、不測の事態で正しい判断と行動を取れるトレーダーであることをチャートが証明しています。

クロックスのチャートを見ればカットロスをしない事が如何に自分の資金を危険に曝すかと言う事がわかると思います。

 

遅すぎた介入

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今日の日経平均株価の日足は、まれに見る長い陽線!

株価は約1ヶ月ぶりに9500円台を回復したが、原因は午前10時半過ぎ、政府・日銀が6年半ぶりに円売り・ドル買いを実施したため。

電機や自動車などの輸出関連株が買われる展開となったわけだが、ではどの程度の効果があったのだろうか?

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20分足のドル円チャート。

83円台から85円への急激な円安。

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だが日足で見ると8月23日の水準へ戻っただけ。

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週足で見ると・・微々たる効果です。

介入のタイミングがあまりにも遅い。

サポートのところで介入しないとね・・

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黄色いマークのあるあたりがサポート。

この時点に戻ると下のように見えるわけです。

つまり、まだアップトレンドつまり円安のトレンドは崩壊していないわけです。

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すると下のようになったかも知れないわけです。

ま、希望的観測ですけどね。(笑)

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下の現状のチャートと見比べてみてください。

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政府の経済関係閣僚はチャートなどは見てないのでしょうね。(笑)

 

成功は1万時間の努力がもたらす

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好きこそ物の上手なれという副題がついた「著者に聞く」という記事をご存じだろうか?

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この記事には、トレードの訓練を理解するうえで重要になるポイントが数多く含まれている。

記事はこちらにあるが、200万部超のベストセラーを連発しているノンフィクション・ライター、マルコム・グラッドウェル氏の最新作「What the Dog Saw」インタビュー。

ではその記事のポイントを集約し考察してみよう。

 

著者は「失敗から学ぶには、条件がある」ということを強調されている。

成功を考えるのに最も興味深い方法は、失敗を通して考えること。

成功から学ぶことよりも失敗から学ぶことの方が多く、成功した人は、みな大きな失敗を経験して、最後に成功しているのだ。

だが一般的には、人は失敗から教訓を得られないことがほとんどなのだ。

その結果として何回も失敗することになる。

なぜなら失敗の種類によっては、人に何も教えないためだ。

失敗から学ぶには、考え方に弾力性があり、失敗からの立ち直りが早く、謙虚でなければならない。

また失敗について分析する力も必要になる。

だが現実に、この3つを備えている人は非常に稀なのだ。

そのため、失敗から学べる人あるいは組織というのは、かなり稀な存在となるわけだ。

 1万時間練習すれば、どんな分野でもプロになることができる。

この1万時間は、方向性を持った、分析を伴う1万時間だ。

外に出て、ゴルフボールを打つだけでは上達しない。

弱点を練習する、練習方法を分析する、など常に長所と弱点に集中する1万時間が必要になるのだ。

さらには「集中して1万時間練習する必要がある」と知ることと、実際に実行することは別なのだ。

1万時間の核心は、それが非常に長いことだ。

そのため1万時間の練習を積むためには、普通10年間はかかるだろう。

成功した人は、そういう努力を無意識のうちにやるのだろうか?

思い起こすと、1万時間経過している、という具合に。

成功するには、ひらめきが優れていたと言われるアインシュタインになる必要はない。

自分がやっていることが大好きだから、それにかける時間の多寡はどうでもいいという姿勢が、継続する努力へと繋がるのだ。

自分の仕事が大好きだということが、最も重要なことなのだ。

好きであればこそ、一生懸命に仕事をするようになる。

そして、一生懸命に仕事をすれば、成功する可能性が増すことになる。

成功というのは、努力と報酬と自律の点から見て、意味のある仕事をしたときのことを指すのではないだろうか。

成功者のほとんどの人は、幸運にも恵まれる。

幸運があれば、成功への道は近くなるのだ。

 

いかがだろうか?

これはトレードを成功させるための考え方に非常によく似ている、と言えるのではではないだろうか。

トレーディングの世界では、成功したかどうかは、数字としての結果ですぐに知ることができる。

そのため、訓練方法の軌道修正が、ほかの仕事よりも、うんとやりやすい、という大きな利点がある。

軌道修正が容易で、それがうなく機能すれば、当然立ち直りも早くなるわけだ。

そのためには、結果を謙虚に受け止め、正しい訓練方法を続けることだ。

 

エグゼキューショナートレーニングでは、スイングトレードと違い、1時間にローソク足を30回チェックすることになる。

スイングトレードでは数日で1回チェックするわけだから、桁違いの判断回数を短時間でこなさなければならない。

それも3銘柄を同時ホールドしての話だから、合計では90回チェックしなくてはならないのだ。

そのため、非常に高い集中力が必要になる。

どう少なく見積もっても普通の仕事の10倍以上の集中力が必要になるといっていいだろう。

 

エグゼキューショナートレーニングでは、どれほどの期間、正しい訓練を続ければモノになるのかは、まだわからない。

なぜなら、正しい訓練方法を指示通りできる人が、あまりにも少ないということがわかるまでに、かなりの時間を費やしてしまったからだ。

訓練に参加される方の中には、会社を退職され、昨今の情勢のため、もう後がない状態という方が増えてきている。

だが、背水の陣としての、いわゆるハングリーさは、訓練へより真剣に取り組むための大きな武器とにもなるわけだ。

幸いにも一年にも及ぶ取組みから、ある究極の成功するための方法を考え付いたのだが、これは最後の手段として使う予定。

 

今回新たに二人の方が、この試みにチャレンジされている。

もちろん最後の手段は使わずにだ。

まだ2週間ほどしか経過していないのだが、はたしてどれくらいの期間で、成功と呼べる段階へ辿り着けるだろうか?

お問い合わせが多いので、ここでまとめておきます。

9月の募集は締め切らせていただきました。

TrainingRoomB.jpg

次回は10月です。

スケジュールは直接下記からお問い合わせください。

https://www.breakscan.com/members/inquiry_form.html

 

今年1月に見学に伺いました**と申します。

1月の見学を快く了解いただきありがとうございました。アメリカマーケットの速さやセミナールームとネットエイドの違いを身にしみて感じることができました。

1月の見学のときにも申しましたが、現在資金的に自力での米国マーケットに参加することはできません。すると先生は資金がなくても参加できる方法はありますと言っていただき、その為にはそれなりのスキルが身につけば可能ですと教えてもらいました。

見学に伺ってからずっと考えて、ぜひそのスキルを身につけたいと思い「エグゼキューショナー・パーフェクト」セミナーを受けてスキルを身につけ、将来トレーダーとして生計を立てれるようになりたくお便りいたしました。

このようなわたしですが、セミナーの受講ははやいでしょうか。先生のお返事待っております。 

 

トレーディングのスキルそのものだけについて言えば「エグゼキューショナー・パーフェクトマスターセミナー」で必要な知識を知ることはできます。

今までのこうしたセミナーや、トレーニングを行ってきた経験から言えることは、セミナー受講がその時点で早いのか遅いのかは、個人差が大きいため一概には言えないということです。

参考までに、今回参加された方は、ある程度シミュレーショントレードの経験があり、成績もトレーニングを受けていない割には良い状態でした。

このことが影響しているのかどうかはわかりませんが、5日間のトレーニング中最後の2日間に相当する4日目と5日目には約1000ドルほどの利益を出されていました。

 

彼の場合少し特殊な事情がありました。

というのは体調が悪いため、1年間休職されたあとで退職され、その後もトレードのトレーニングができる状態ではなかったため、体調の回復にはかなりの時間をかてきたという経緯があったのです。

そのため、セミナーでは体調を良くするためのトレーニングを含めた毎日の過ごし方や、具体的な方法にも触れるプログラムへと変更して実施しました。

その甲斐があってでしょうか、セミナーが終わった時点では、セミナーへ参加される前より体調が良くなったと話されていました。

さらに今後の毎日の過ごし方という、トレーニングを含めたいわゆるライフスタイルを具体的に、どのようにすればいいのかの答えを見つけられたようで、そういう意味では受講された意味は大いにあったようです。

彼はいわゆる「背水の陣」を取らざるを得ない状態で、今後転職のために次の勤め先を探すという選択肢がなく、トレーダーになるという明確な目標を持たれていました。

体調不良のために、トレーニングは十分とは言えない状態で参加されたため、チャートフォーメーションを一瞬で判断するなどの、スキル面ではまだ十分とは言えないのですが、この部分はいわゆる慣れで解決する部分ですから、私としてはそれほど心配はしていないのです。

 

とはいっても「エグゼキューショナー・パーフェクトマスターセミナー」では、まず利益を出す体験をしていただくという目的があります。

ですから全くトレードをされたことがないと、この部分のハードルは高くなります。

つまり指示通りのエントリーができないと、トレーニングにはならないからです。

言い換えれば、この程度はリアルティックの操作に慣れた状態で参加されないと、トレーニングに参加されても、ソフトの操作に慣れることで精一杯と言うことになりかねないということです。


大事なことは、トレーニングの方法を身につけ、毎日のトレーニングでやるべきことをこなすことができるかどうかなのです。

プロを目指すにはここが最も重要となるのです。

以上取り急ぎ、ご返事まで・・
 

 

ジャンプアップセミナーしか受講していないのですが参加は可能でしょうか?
また日時は相談可能でしょうか?

 

エグゼキューショナー ・パーフェクトマスターセミナーは、ある程度シミュレーションでのトレード経験をお持ちの方が効果的です。

**様は普段からネットエイドへ参加され、リアルティックでのトレード経験をお持ちのようですのでチェックシートを使ったトレーニング方法で効果的なトレーニング方法を身につけられれば、かなりの効果があると思います。

月曜日から金曜日までの5日間ですので、希望される日時をご連絡ください。

以上よろしくお願いいたします。

  

 

エグゼキューショナー・パーフェクトマスター・セミナーを受講後、引き続きトレーニングを継続して受けられている方からの感想です。

 

馬渕 さん

二週間に渡る エグゼキューショナー・パーフェクトマスター・セミナー "S" 、ありがとうございました。

先週は火曜日からのスタートだったので4日間のマーケットでしたが、後半にトレード中のマーケットの動きに対して抵抗していない自分を発見することができ、セミナーの成果を実感できて本当に良かったと思っています。
 
昨日も朝からおとめ塚温泉を皮切りに、物件探しとボディメンテナンス2セットのスケジュールを熟して新幹線へ飛び乗り無事帰京しました。

昨晩は流石に疲れたのか爆睡してしまい、今日は気が付いたらすでに12時を回っていました。

エグゼキューショナートレーニング開始後、東京で過ごす二回目の週末は不思議なくらい快適です。

トレーニングの効果を実感できたことがその理由であることは間違いないのですが、**さんのグリグリマッサージの効果は本当に侮れないなと実感しています。

それは単に気持ち良くて快適というレベルを超えていて、体の芯から強くなって底堅い感じです。

今朝は少し風邪気味で葛根湯を飲んだ位なので実際に疲れは出ているんですが、こうしてメールを書けているのでスゴイなと我ながら関心している次第です。

 

これはつまり気力・精神力の減退に対して体力が上回った結果ということなのでしょうか?

体力をもって精神を制すことに成功したということでしょうか?

理由はさておきとても良い流れが出てきたことにとても感謝したい気持ちです。

そしてこの良い流れが " マーケットの動きに対して抵抗していない自分 " の発見へと繋がったのではないかと感じています。

私自身にとっては、一年前に直面した "トレード中に正気を失っている自分の克服 " という課題に対する "体力をもって精神を制す" アプローチが間違っていなかったこと確認できたことが、エグゼキューショナー・パーフェクトマスター・セミナー受講を通じて得られたもう一つの大切な成果だったようです。

ありがとうございました。

来週もまたよろしくお願いします。
   

 

将来への展望が明確になり、それが実感できるというのは、何よりもやる気が出るうえに、毎日を充実感を持ちながら過ごせるという、お金には換えられない素晴らしさではないでしょうか。

セミナー中にこうしたことを身につける方法を実践し、それが成果となって現れているというのは、後に続く方にとっての何よりの励みになるはずです。

ウィークデイは神戸でトレーニングを受け、週末は東京へ戻るというスケジュールは、すでにA氏が1年に渡って実践されてきています。

その最初のアプローチがとてもよく似ているのです。

といっても体調は全く違うようなので、比較はできませんが、取り組みへのアプローチが何故か同質に感じるのですけどね。

A氏はまもなく夏期休暇から戻って来られますが、そうなると3人でのトレーニングとなるのですが、今までになくレベルの高いトレーダーが揃うことになるわけで、今後がますます楽しみです。

今までの取り組みが、ここに来て一気に花開き、トレーディングをチームとして成り立たせるという、前代未聞?!(笑)の試みがこのレベルまで達成できたことが、これからの何よりの励みになるはずです。

ちなみに土曜にクマチャンところへ行ってきたのですが、昼に2時間半受けられたそうですね。

昨日「山親爺」へ行ったときにも、女将さんから話が出ましたよ。(笑)

やっぱりデジイチ

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今時のコンデジVSデジイチでは、コンデジの良さをアピールしてみたわけですが、使い続けているうちに、だんだんストレスが溜まってくるのがわかるんですね。

シャッターボタンを押したときに、手応えというか撮れているという確信がイマイチ薄いのです。

デジイチの魅力は、光学ファインダーを見て構図を決め、シャッターボタンを押すと、まず間違いなくその瞬間を切り取ることができるという点なのです。

ところがコンデジだと、液晶画面を見ながらなので、ピントが合ったのかどうかがよくわからないのですね。

さらにカメラが小さいが故のネガとして、ホールド性が悪いためブレやすいというオマケもついてくるわけで、あとでフォトショップで開いてみると、やはり想像していたとおり。

撮影した枚数の中で使える写真の「歩留まり」が悪く、ガッカリすることが少なくないのです。

 

レストランの料理や店内の写真では使えても、動く被写体や、車のなからの撮影、さらに夜の撮影では、使えないといっても過言ではないのです。

まあ値段が値段ですからねえ・・といってしまえば実も蓋もないのですけどね。

というわけで、今日は久しぶりにデジイチで撮った写真を中心に、休日雑感をお届けします。

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カミさんに運転してもらって、助手席からパチリ。

朝息子をデイケアセンターへ送ってゆくため、六甲山麓を貫通する高速道路を通った時に撮影したトンネルの中。

こういう写真はコンデジが最も苦手とするショット。

ブレないであろうシャッター速度で撮影した中の一枚。

見たままの雰囲気を再現するには、やはりこうしたマニュアルモードでの撮影が簡単にできないとね。

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これは高速の降り口手前で撮った一枚。

今日の日記での写真はすべて5Dにタムロンのズームレンズ「AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC」を装着して撮影。

カメラがフルサイズセンサーなので28ミリから300ミリまでなので、いわゆる10倍ズーム。

ですがコンデジとは全く違う、圧倒的な表現力が可能になるということがよくわかりますね。

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途中にある吊り橋。 天王吊橋という名前だそうです。

いつもここを通るたびに、この橋はどこから渡れるのだろうね、とカミさんと話しているのですが。

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宿泊もできるデイケアセンターは、自然に囲まれた山の中にあるので、こういう道を通るわけです。

息子を午前中に送り届け、夕食後に迎えに行くというのが、毎日曜日のパターン。

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息子を送り届けた後、北野界隈でカミさんとランチ。

暑くなりそうだったので、屋根のある駐車場へ。

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11時過ぎだったので、まだガラガラの駐車場。

今の時期は、車へ戻ると中は灼熱地獄というパターンを避けるのが大事。(笑)

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観光地なので、スタバもお洒落。

たぶん日本で一番ではないかなと。 

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こう暑いと外でのお茶はかなりの覚悟が必要でしょう。

 といってもまだこの時間は、かろうじて大丈夫という状態でしたけどね。

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コンビニもこのあたりのは、ちょっとテイストが違います。

この雲がだんだんなくなって、ランチ後には、雲一つない青空が広がるのですが・・

 

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もう少し涼しくなると、この界隈をブラブラするのもよいのですが。

まだちょっとねえ・・

 

この日はこちらへ行ってきました。

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意外と空いていました。

このビルの並びには、日本食とフレンチのおいしい店が並んでいるので、運悪く定休日にぶつかっても、プランBで乗り切れるわけです。

  

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ランチの後で外へ出ると、ものすごい暑さ!

これは帰りの車の中からのショット。

 

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人通りが少ないのは、暑さのせいで残暑。(笑)

 

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ここを下るとすぐに自宅の前という近さがナイスなエリアでもあります。

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交差点から見える自宅マンションのあるビル。

いやあ、今日も暑かったですねえ・・

 

チェックリストの精査方法

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不完全なチェックリストでは、コンスタントに勝つことはできません。

脱出の条件は複数あるため、それぞれの条件を見逃さないように、チェックシートで確認することで、大きなロスや、カットロスをしなくてもよいトレードを根絶しなければなりません。

大きなロスや、カットロスをしなくてもよいトレードは、しかるべき条件を見逃すために起こるのです。

チェックシートはすべてにチェックが入っていないと、あとでの原因究明の際に役に立ちません。

ですから、チェックリストから漏れてしまった原因を突き止めないと、翌日もまた同じ事が起こる確率は高いままなのです。

あなたのチェックシートから、判断を見逃したためロスを出したのか、確認できていたにもかかわらず、ミスでそうなったのかがわかるでしょうか?

こうしたことがわかるようなチェックシートを残せないと、トレードの結果は、いつまで経っても、ついてこないことになるのです。

 

以下はあるトレーダーの翌日の検証の一部です。

 

レードの最中に感じていたことは、落ち着いてトレードが出来ていないということ。

常にチャートを見続けていたように思う。

何故チャートを見続ける必要があるのかということだけど、ストップの位置が浅すぎるというのが原因ではないかと考えられる。

チェックシートに記入している約定値とストップ値を見ると幅が狭いのが分かる。

利益を伸ばしたい気持ちが先走って、逆に動いたら即逃げられるようにしようと思っていたけど、それが却ってチャートを見続けてしまう要因を作り出していたのではないか。

昨夜の1発目のCTSHはストップの幅が0.11しかなく1000株単位のトレードでも狭い。

ストップを付けるときは150ドルとし、落ち着いてトレードが出来る精神状態を作る。

CTSH0909-2.gif

上がロスを出したチャート。

下は500株で-150ドルのカットロスラインを引いたチャート。

つまりこの黄色いマークの位置までは、プルバックがあっても我慢をしなければならないわけです。

CTSH0909-3.gif

ある程度下げれば、あとは放置に近い状態で監視するだけ。

下のチャートのように、利益は積み上がって行ったというわけです。

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下はフィボナッチのガイドラインを表示したチャート。

レンジアベレージを突破した位置まで下げました。

CTSH0909-5.gif

原因は簡単。

チェックシートでカットロスの項目と、ローソク足が始まった位置で判定するという項目にチェックが入っていればこういうアクションを取ることはなかったはずなのです。

 

 

低迷する東京マーケット

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東京証券取引所の8月の月間売買代金は3年前の3割の水準へと落ち込んでいる。

これは先進国を中心とした株式市場の低迷の影響だろう。

基本的には米国の景気減速懸念という循環的な要因だと言われているが、さらにベビーブーマー世代の退職による構造的な問題が無視できなくなってきている。

金融危機による不況のため、家計部門では資産運用に慎重となるため、リスク資産を取り崩してバランスシートの修繕を前倒ししている可能性が高いのだという。

このように基本的には株価の上昇が期待しにくい環境が今後とも経常的に続く可能性が高くなっている。

つまり、今までの常識が通用しなくてってきているのだ。

 

ネットエイドで毎日東京マーケットを一時間監視していると、米国ナスダックマーケットとの違いが、ますます大きくなってきているように感じる。

日本株は流動性が低く、出来高が少ないため、簡単に利益を出すことが難しくなってきているのだ。

このため、個人投資家はFXへ流れるわけだが、手数料が安いうえ、約定がしやすいという理由のためであって、簡単に儲かるわけではない。

なぜなら、複数銘柄でのリスク分散ができないため、非常にハイリスクなトレードにならざるをえないからだ。

こうした部分をきちんと管理しながら勝てるような訓練をしない限り、コンスタントに勝てるようにならないのは、どのマーケットでも同じなのだ。

 

ではこうした低迷する東京マーケットでは、どうしたら勝てるのだろうか?

株価が上がろうが下がろうが、そこから1時間だけのトレンドに沿ってトレードをする、ネットエイドでガイドしている今のやり方がベストだろう。

5ティック銘柄に絞り、5ティックを積み重ねて、安定した利益を出す方法だ。

 

だが銘柄選択ツールを使えば、時には思わぬボーナスをもらえるケースもある。

たとえば9日(木)のマーケットでのトレンドマイクロ(4704)だが、特別気配のあと、いきなり急騰。

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銘柄選択ツールのボトムスキャンを使えば、こうした銘柄をしっかりとキャッチアップできる。

2010-09-09 09:33:40 hatch トレンドマイクロ(4704)

 

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東京マーケットで1時間のうちに10万円以上を1銘柄で稼げるというケースは、まさに宝くじに当たったようなものだといっていいだろう。

ではスイングトレードでこれが獲れるのか?

下は週足チャートだが、ダウントレンドが崩壊しかかっている位置のため、これからという銘柄だといえるだろう。

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下は日足チャート。

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下は10分チャート。

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こうして長めのトレンドのチャートを見ると、スイングトレードで、手堅く稼ぐのは、まず無理だということがわかるだろう。

チャンスは下のような、2分チャートでのデイトレーディングしかないのだ。

0809J4704.gif

緑の水平線の、フィボナッチのガイドラインを越えると、見事に上昇している。

何があったのか? トレンドマイクロ(笑)

 

このように、突発的な動きがある場合を除いて、東京は魅力のないマーケットになってしまっている。

さらには政府の金融担当の無能さゆえ、国際競争力を回復させようという動きも見られない。

イントラデイのトレードでの最大の問題点は購買力が回復しないという点だ。

そのため大きな資金量がなければ、高いリスクのトレードにならざるをえないという現実があるわけだ。

それだけではない。

日本以外の国からの個人トレーダーが口座開設できない、昼休み、ストップ高など規制の多いルール。

株価による値刻みの違いなど、個人トレーダーが参入するにはあまりにも、わかりにくく納得できない規制ばかりなのだ。

そのため参加者が少なく、出来高が少ないため、トレードが難しくなっている。

誰が首相になろうと、変われない日本の株式市場。

どこまで落ちてゆくのだろうか?

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WIRED VISION で面白い記事を読んでいるうちに、トレードの世界でもまさにその通りだ!と思い当たったので、今日はその忘備録日記。

トレードルームではマーケット開始前に、秒読みを始め、マーケット開始後は次々にマーケットの様子を言葉で説明するのだが、その情報の一部はスカイプを通してタイピストが文字でネットエイドへ書き込まれている。

 

トレーディングでは、このオープニングの10分ほどの時間帯にどれだけ集中力を発揮させ、利益を積み上げることができるのかがポイントとなるわけだ。

そのためには高い集中力で、やるべきことを判断してそれを実行に移さなければならないのだが、そこでの処理能力を向上させるにはどうすればいいのだろうか?

 

研究によると、体内時計を高速化することで、より多くの情報を記憶し認識することができるのだという。

以下の記事を読むと、トレードルームでのコマンダーの指示そのものが、以下で書かれているような効果を生み出しているのではないだろうか・・

  

人生をなるべく長く引き伸ばし、限りある時間の中からより多くの経験を引き出すための最も単純な方法は、日常の些細な出来事に対してもっと注意を向け、もっと感覚を研ぎ澄ませることだと。

たとえば、休暇をより長く感じたいならば、砂浜で昼寝するのではなく、新しい刺激を一杯詰め込むことが必要なのかもしれない。

 

一方、時間感覚と記憶の密度との関連を、逆の方向から利用することもできる。すなわち、人間の体内時計の進み方を速めることで、記憶を増やすことも可能なのだ。

1999年、マンチェスター大学の心理学者チームは、連続したクリック音、または速いペースで鳴らされるトーン音を聞かせることによって、人間の中の「ペースメーカー」を操作できることを証明した。

 

このようなクリック音を聞かせると、被験者の体内時計は加速する(時間の進み方が通常より少し速くなる)ことが分かったが、それはつまり、他のあらゆるものが、いつもより少し時間的に長く感じられるようになることを意味する。

その後、同じマンチェスター大学のチームが行なった新たな研究では、クリック音を用いて、体内時計の加速がもたらす影響を調べた。

 

その結果、体内時計のペースが速くなっているとき、われわれは周囲の世界が実際より遅く動いていると感じるだけでなく、実際にその間のことをより多く記憶していることが明らかになった。

言い換えれば、われわれの時間の感覚は、単に知覚が作り出した幻想というのではなく、実際に脳の情報処理速度を制御していると考えられるのだ。

 

体内時計の進み方が速くなれば、それだけ多くの情報を処理できる。

それはまるで、より高速なマイクロチップを大脳皮質に埋め込むようなものだ。

 

以下は、その研究からの引用だ。

先行研究において、5秒間のクリック音を聞かせると、その直後に聞くトーン音の主観的な長さが、(計時処理の「高速化」に合致する形で)引き伸ばされることが明らかになったが、クリック音はさらに、情報処理の速度にも影響を及ぼし得ることが、一連の実験によって証明された。

 

全般的に、最初にクリック音を聞かせた実験では、クリック音を聞かせなかった実験に比べて反応時間が有意に短かった。

一方で、ホワイトノイズを用いた場合は、反応時間に何の影響もみられなかった。

 

さらに、最初にクリック音を聞かせると、聞かせない場合と比べて、より多くの情報を記憶し認識することができたという。

(つまり、集中が必要な仕事をするときには、最初に速いペースのクリック音を聞けば良い可能性がある)。

 

冒頭のDavid Eagleman氏によるSCADジャンプの実験に戻ろう。

おそらくは恐怖の感覚はクリック音のようなもので、われわれの体内時計を高速化するのだ。

 

われわれは時間の速さは一定だと思っているが、実際にはそうではない。

絶え間なく流れ行く感覚さえも、全ての時間ペースを変えうるのだ。

  

いかがだろう?

 

集中が必要な仕事をするときには、最初に速いペースのクリック音を聞けばより多くの情報を記憶し認識することができる可能性が高くなる

 

ということは、コマンダーが次々に音声で指示を出す状況というのは、速いペースでのクリック音を聞くのと非常に似た状況にあるわけで、もしそうであれば、トレードルームでコマンダーの指示を聞きながらの作業というのは、感覚的に時間を遅く感じながら、トレードの判断を行うことができるようになるということになる。

トレードルームでコマンダーの指示を聞きながらトレードをする方が、ネットエイドで文字を読見ながらトレードするよりも、より多くの情報を記憶し認識することができる可能性が高くなるということになるわけだが、当然それは、損益に数字で反映されることになる。

ネットエイドを使ってのトレードよりも、エグゼキューショナートレーニングでの、トレーディングの成績が押しなべてよいのは、こうした理由が影響しているのではないだろうか。

 

  

負けないトレード

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トレードをされた方はおわかりでしょうが、昨夜の米国ナスダックは難しい展開のマーケットでした。

なぜなら、こちらにコマンダーの指示の記録がありますが、銘柄によってまちまちの展開で、さらに先物のサイドが入れ替わったからです。

0907ENQ.jpg

上は先物の2分足チャートですが、前半の大きく動いた「山」の部分が唯一のチャンスでした。

ただこの部分でロングサイドとショートサイドへと大きく入れ替わっています。

逃げ遅れると大きなロスを出しやすい展開でした。

そのためストップをきちんとつけて、チェックシートでルールを確認しながら正しいトレードをしないと勝てないマーケットとなったわけです。

難しいマーケットになりそうだったのでネットエイドでは開始前に、以下のようなアドバイスをしたわけです。

 

2010-09-07 22:24:06 はっちshadow 大きなギャップダウンではじまるんので金曜日のようにはいかないでしょう
2010-09-07 22:24:15 はっちshadow こういう日に負けないように注意してください
2010-09-07 22:24:55 はっちshadow とくにワンユニット目。
2010-09-07 22:25:02 はっちshadow +にもっていくように
2010-09-07 22:25:31 はっちshadow 頭は必ず複数で入ってください!
2010-09-07 22:25:43 はっちshadow 1銘柄ホールドはしないように。
2010-09-07 22:25:54 はっちshadow 1銘柄ホールドは負ける確率が3倍となります
2010-09-07 22:26:30 はっちshadow 金曜日の例では頭でちゃんと入れば1500もとれるわけです
2010-09-07 22:26:33 はっち https://www.daytradenet.com/executioner/archives/2010/09/030716.php
2010-09-07 22:27:01 はっちshadow 毎日のオープニングは正確にチャートをアップしていますから・・・
2010-09-07 22:27:07 はっち https://www.daytradenet.com/executioner/
2010-09-07 22:27:12 はっちshadow 頭で負けることはほとんどありません
2010-09-07 22:27:53 はっちshadow エントリして動かないものはすぐ出て乗り換えましょう
2010-09-07 22:28:25 はっちshadow 1時間で7から15トレード
2010-09-07 22:29:03 はっちshadow 1銘柄100ドル以上とれれば
2010-09-07 22:29:20 はっちshadow 10トレードで1000ドル必ずとれます
2010-09-07 22:29:49 はっちshadow 頭で大きく負けない
2010-09-07 22:29:51 はっちshadow これは大事です

 

エグゼキューショナートレーニングへ復帰のTさんは、復帰後1週間が経過。

チェックシートをつけながらの訓練を続行中なのですが、さて難しかった昨夜のマーケットでの成績は?

0907traderep.gif

なかなかのものです。

チェックシートの威力です。

11トレード中で負けトレードは3つだけ。

それもすべてロスは100ドル以内で収め-30ドル・-80ドル・-95ドル。

やはりトレードでは負けないことが大事だということがわかりますね。

 

 

新聞に騙されてはならない!

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小野沢さんからのメールで、これは載せなきゃあ・・というのが来たので急遽アップであります。

ちょうど今やっている小沢VS管での「勘違い平行棒」を狙うメディアの醜さにウンザリしていたところへのメールだったので、一気にモチベーションアップとなったわけです。(笑)

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各新聞が捏造した世論調査や、テレビ局がエキストラを仕込み撮影した街頭インタビューの映像などを見ると、「ほんまかいな創価学会」と思ってしまうわけですが・・

でも、TVしか見ない人はこれを鵜呑みにするわけですからね。

メディアはホント「そんなの モハメッド あり?」な事になっているというのが現状なのです。

理由は簡単、内閣機密費をもらってチョウチン記事を書きまくってきた記者たちは、自公政権と同じように、官僚の言いなりで大企業や裕福層が美味しい思いをする「官僚主導」の政策を続けてほしいから。

これ以上総理が代わるのは良くないとか、小沢が嫌いだからというネガな理由しかない管側のため、マスコミは小沢の政治とカネ問題を大々的に取り上げてネガティブキャンペーンを展開しているわけですが、インターネットの世論調査では、新聞やテレビと正反対の結果が出ているのですけどね。

というわけで、前振りが長くなりましたが、MBTでもご紹介した、小野沢さんのメールをご紹介。

 

シアトルウ~は今日も~マケ~だあった~! あとはイチロの記録だけ、でもそれが出るのはシアトルでの本拠地戦ではなく遠征先、、ほぼトロントの計算、そこで出なくとも、短波米、テハス(スペイン語)。ただし、今日から試合平均2本だと、シアトルでギリギリで出る。

それだけが望みの野球仕事という状況です。なにしろ、昨今のイチローは記録でしか大きく取り上げられないので仕方ありません。

松井だと、アジャパア~という三振の表情でさえニュースになるのだが、イチローは個人的にメディア受けしないので。特に、駅売りが勝負のスポーツ新聞は、松井This,松井Thatと、読者の関心を盛り上げている。松井のホームランの時だけの売り上げ向上ではホームランの時しか商売繁盛しないわけだから、三振でも欠場でもニュースとして騒ぎ立てるのです。

要は、新聞の売り上げを伸ばす上でアジっているわけです。さすが、スポーツ紙面のスペースが限られている大手新聞は野球でそれをやりませんが、知性と教養、そして正義の味方を売りにして、他のニュースで似たことをやってきています。読者がその点に気がついていないだけのこと。ちなみに、新聞社の売り上げ作戦は、特ダネを創りあげて読者を扇動し、それを週刊誌で特集して売り上げを伸ばす、そして何とか騒ぎ続けてくれたらモライモノ、、それが単行本化してベスト・セラー。直接的な売り上げ向上パターンです。

直木賞とか芥川賞にしてもそうだし、読売文学賞にしてもそう、、全て出版社の販売促進の為に創り上げられているもの!ということをご存知でしたか? 意図としては、読者人口を確保することと売り上げ向上が狙いなんですよ。昨今の芥川・直木賞あたりは若年層を開拓する為に候補作品の作者を若年層に仕向けてます。当然、若年層の読者人口増加を意図してのこと。オヤジ年齢で芥川賞を狙うには余程の作品でないと駄目っすね。 

新聞は特ダネに目を光らせてます。ちょっとしたことでも、特ダネになる!と思い込めば、事実関係や全体の状況をロクスッポ調べもせずに、思い込みひとつで、偏狭的な記事を創り上げます。それも先導的な書き方でやります。日本の知を誇るA新聞社による政治や社会記事は、スポーツ新聞のロクに調べないで書く暴き記事に通じるところがある。僕の親しかった奴なんかいい例で、フォーカスの立ち上げメンバーだった彼は週刊誌フォーカスでそれを続けてました。

新聞社も企業ですからその業務内容範囲内での売り上げ向上を目的とします。そのパターンは、まず、特ダネをスクープする。恐ろしき、きちんとした調査もせずに、偏狭的な思い込みだけで創作しがちなこと。それもセンセーショナルな書き方で創りあげるので、読者間に怒りなどの感情を叩きつける書き方でやられること。これを扇動といいます。まさに、イエロー・ジャーナリズムそのもの。こういう創造特ダネに関心が高まると、次に自社の週刊誌や月刊誌で特集を組むのです。これはそれらの雑誌の売り上げにつながり、最終的には単行本で増刷や続編までつながったらホクホク、、というパターン。それに簡単に乗せられてしまうのが日本の読者たちなのです。読者は、記事内容を鵜呑みにして信じるのではなく、内容の行間を知ろうとすべきです。

知のA新聞?とんでもないことです。日本の怖い ところは、A新聞が伝えることを疑問を持たずに信じ込んでしまう読者が多いこと。過去をふり返ってみればわかること、文化大革命や北朝鮮のあり方を賞 賛し、これらの国にこそ正義がある!と伝え、アメリカと自国の日本を敵視して、こと中国や韓国に政治利用され、日本の国家的損失を生じさせた原因はどこ に? 日本に、アメリカに見られるような純粋な愛国精神が育つ土壌を蝕んだのもこの新聞です。愛国となれば全て右翼、右翼は民主主義の敵だ!と短絡的な刷 り込みを読者に対しておこなったのもこの新聞社。みなさん、もっとメディア・リタラシーをもってください。

僕が出版関係の仕事に携わってきて自信を持って言えることは、新聞社の記者だからといって優れた人間ばかりではなく、大方はタイシタことないのです。偏狭的で、世間知らずで、見聞も狭い奴ばかり、単に、ブランド大学という学歴でブランド職種についた、、というのばかりが多い。 やっていることといえば、新聞記者だからといって特別なことはやっていないのです。

マルコポーロの東方見聞録にしたって、まさに見聞録、日本ジパングに関しては行ってもないで、中国人から金銀で輝いているが、人食い人種!、それが日本だ!と聞されたままを紹介しているのです。読み手がシッカリしていないと、間違った思い込みをさせられた上で扇動されるだけ。そういうことを平気でやっているのが新聞社、アメリカだって同じです。ただし、保守的と思われている読売には先導的な記事は少ないようです。なぜなら、彼らは日本の知のリーダーを演じないからです。A社は演じるだけあって断定的なのです。

 

伝えたいことがあるため報道は存在するのですが、一般人であるそういうことを詳しく調べる時間のない人のためにも、様々な意見があるべきなのに、取捨選択できる自由がなくなってきているのが問題なわけです。

偏ること事態が問題なのではないですからね。

この日記だって、偏っているわけですし。^^;

でもネットのおかげでその気になれば、両サイドの意見を知ることができるのですねえ。

ゆったりと構える世界

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世界を変えることは難しい。

だが可能だ。

世界というのは、自分の世界も含めてのことだから、まずは自分の回りの世界を変えてゆけばいいわけだ。

その第一歩として、ゆったりと過ごす時間を組み込んでみる。

  

すべてを一度に変えることはできなくても、その気になって少しづつなら変えることができるからだ。

そうしてその割合を増やしてゆけば、世界を変えることができるかもしれないのだ。

    

2008年8月、東京から神戸へ引っ越したのは、ゆったりと流れるサイクルの住環境がほしくなってきたからだった。

2001年9月だから9年前になるが、日本へ戻ってすぐに書いた日記がある。

 

 

ゆっくりとしたリズム

久しぶりに日本で数ヶ月余り生活してみた印象は、とにかく慌しいというか、忙しい社会だということ。

みんな顎が上がって歩いている。というとちょっと大げさだけど。

時間がもったいないのか、タバコを吸いながら歩いている人も多い。

そんなにうまいのなら、どこかでゆっくりと落ち着いて吸えばいいのにと思うのだけれど、忙しいからつい歩きながら吸うということになるのだろう。

それにきちんとした姿勢で、ちゃんと歩ける若者の何と少ないことか・・

  

多くの商売が、若者をターゲットにしているということも影響しているのだろう。

決まった時間の中に、できるだけ多くのことを詰め込もうとする風潮が、社会全体にどんどん浸透している。

 

まあこれは日本だけに限ったことじゃないだろうが、特に東京はその傾向が強い。

ハイテクはたくさんの情報を提供してくれるが、本当に大切なものを見分けて、その時間をどう使うかということまでは教えてくれない。

トレードでもそうだよね。

  

ニュースを鵜の目鷹の目で探し、よい銘柄を探そうとする人が多いが、私が見るのはチャートだけ。

セクターだって、私のメインのトレード方法では、面倒なのでいちいちチェックしたりはしない。

 

これはスタイルの問題で、どちらがいいとかいうことではない。

余計なことはしないで、大事な時間は自分がじっくり取り組みたいことのために使うというスタイルを大事にしたいと思うからだ。

 
  

本が売れなくなっているという。

みんな忙しくて、じっくり読んでいる暇がないのか。

 

携帯電話などの費用に予算をとられて、そっちまで回らないということもあるという。

WEBだって玉石混合だから、賢く選ばないと、時間ばかりとられることになる。

 

いつも忙しいと言っている人は、「あれもこれも・・」という自分の欲望を満たすために、自分でただ忙しい思いをしているだけなんだけれど、そういうことにさえも気づかないほど忙しいのだろうか。

こうしてスピードアップしてくると、まず集中力がなくなってくる。

 

これは多くの人が誤解をしている点だと思うが、集中する時間が短いという、いわゆる忙しい人は、長い間の集中力に欠けるようになる。

  

テレビというマスメディアがこの状況に拍車をかけている。

面白くない1時間番組を見れば、視聴者の注意をを引くために、あらゆる手段が使われていることがよくわかるはずだ。

 

それも、今ではあからさまにわかるようなレベルで使われていることがよくわかって、これはこれで別の意味で面白い。

面白くもないのに、ヤラセのような笑い声を入れて、面白いと錯覚させる。

 

必要もないのに画面にわざわざセリフを字幕で出すと言うのにも驚いた。

裏返せば、面白い内容の番組じゃないことを告白しているようなものだ。

  

すぐにつまらなくなるため、視聴者を釘付けにするための方策として、目と耳へ訴えかけるように使われているとしか思えないものが多い。

本当に面白ければ、何とかして一生懸命に聞こうとする人間の心理を、製作側は忙しくて忘れているのだろう。(笑)

 

そのうえ聴覚障害者のためという大義名分を振りかざせば、誰も文句を言わないだろう。

興味を繋ぎ止めることのできる番組が少ないという事実が、退化している集中力に重くのしかかり、次から次へと番組を切り替えることになる。

 

何故、スイッチを切れないのか?

  

集中する時間が短い、テンポの早い忙しい毎日を過ごすという生活を、進歩と勘違いしている人が増えているのかもしれない。

一つのことに対して長い時間をかけてじっくり取り組むのではなく、素早く短い時間で済ませてしまうのは、創造力が高いからではない。

 

本当に創造的で、素晴らしい仕事をする人は、ズバ抜けた集中力を持っている。

そしてそれを持続させることができる。

  

音楽・絵・科学などあらゆる分野での、いわゆる本当のプロは、何時間も、また何年もかけて集中し、そして素晴らしい結果を残していることがそれを証明している。

少ない時間へ多くを詰め込もうとする悪い習慣を身につけてしまったら、そこから抜け出すことはとても難しくなる。

 

ではそうした方向へ進むためにはどうすればいいのだろうか?

すべてをやろうとする、自分の欲望を抑えることだ。

 

見たいもの、食べたいもの、そして楽しみを最大限に手に入れるという欲望に打ち勝てるかどうかだ。

そうしたことを続けることは不可能なことに気づき、ゆっくりとしたペースに変えると、確実な変化が始まる。
  

 
シアトルには多くの日本からの駐在員が住んでいる。

しかし、いずれ日本へ戻るためのいわゆるカイシャでの出世コースのなかの一つの場所ととらえ、生活をしている人が多い。

 

その子供たちの多くは、日本に帰ってから、いわゆる「いい学校」へ入れたいと言う親の希望で、土曜日に日本人学校と称する、いわゆる塾へ通わされている。

子供たちに機会を与えることは悪いことではないが、その正しい選択はまず親が最初にするべきなのだが、これを間違えている親が多いようだ。

 

子供には時間の管理がまだ十分にできないだけなのだから、それを考える方法を教えることだ。

子供の生活にバラエティーが多ければいいと、単純に考えている親が多いようだが、愛情と関心を持っていれば、それで十分なのではないだろうか?

  

学校、日本人学校、ピアノ、サッカーの練習、誕生会、買い物と忙しい毎日を送らなくても、子供たちが損をすることは何もない。

子供が自分で何をしたいのかを決めることができる時間的余裕と、やりたいことが見つかったときに、それをできるだけの時間的な余裕を持ったスケジュールで毎日が過ごせるように考えてやるだけでいいのだ。

 

肝心の大黒柱はどうかといえば、ウィークデイの仕事が終わると、カミサンや子供たちを家に残し、早朝からやれゴルフだ付き合いだと、忙しい休日を過ごすという生活 だ。

アメリカにいるのに、典型的な日本でのスタイルをひきずりながら、過ごしている人が多い。

 

大人ができることは、まず子供たちのために、食べ物・生活環境・愛情のある教育・遊ぶ時間をバランスよく考え、ゆっくりと毎日を生活できるように、子供の時間を管理してやることだ。

親が自分の夢を託して、子供にプレッシャーを与えたり、急がないとこなせないようなスケジュールを与えてはいないだろうか?

 

難しいことではない。 少し考え方を変えることだ。

親が生活のスタイルを少し変えることで、子供によい影響を与えることだってできるのだ。

  

  

神戸へ引っ越してこの8月で2年になる。

山と海に囲まれた神戸という環境は、ゆったりと過ごす生活を、ほどよく後押ししてくれる。

 

神戸での生活が1年を経過した頃、こうしたサイクルの中から自然に生まれたのが、エグゼキューショナートレーニングという、チームによるトレーディングの訓練だった。

自分だけ、という優先順位を下げて、人に分け与えることを優先し、お互いが力を合わせることで、よりよい結果が生まれる。

 

こうした考え方を、より具体的にトレーディングへ組み込んでみようというわけだ。

     

時間がないとこぼす人は多いが、それは「自分のやりたいことをすべてやるための時間がない」だけだ。

自分勝手な目標を達成することとの引き換えに、失うものに気がつかなくなってしまう。

 

だがこの無関心さのツケは必ず回ってくるものと、相場は決まっている。

常に急ぐという心が、とっさに急いで行動する習慣となり、その「とっさの反応」が適切な判断に取って代わるという事態が生まれる。

これは当然トレードにも影響する。

   

    

じっくり検討するという余裕がないから、慌てふためいて判断することになる。

車だって、スピードを出しすぎると、コントロールがだんだんと効かなくなってくる。

 

すると周りへの気配り、つまり警告のサインの見落しや、事故を防ぐ判断の時間がなくなり、物事を的確に判断することができなくなってしまう。

   

そのため、ただ反射的に行動することになり、それが何度も繰り返される。

このように感情的な反応、同質の欲求が繰り返されると、それが強い衝動に代わり、ちょうどタバコをやめられなくなるように、習慣性を持つことになるのだ。

 

急ぐ大人に急がされて育った思春期の人間が、突拍子もない衝動的に見える行為で事件を起こすのは、こうした、「急ぐ心」が関わるからだろう。

  

     

「急がず、慌てずにこの方法を身につけてください。」

トレードセミナーでは、最後に常に繰り返している言葉だ。

この言葉には先ほどから書いているような意味を込めているのだが、急ぐ人は違う意味に理解してしまう。

     

あまりにも多くのことを一度に詰め込んでしまうと、自分が遅れているように錯覚することがあるのは、誰もが体験することだ。

その結果として、皮肉なことに急げば急ぐほど結果的に時間を失うことになる。

 

一日をゆったりとした気分で過ごし、毎日起こることに対して注意を払いながら、優先することだけに集中するようにしながら生活するということを、私たちはつい忘れがちだ。

     

トレードでのチェックシートは、「急ぐ心」がある限り、書き込まれることはない。

なぜなら、そういう時間が惜しいため、とにかく急いでクリックすることばかりに神経が向いているからだ。

 

ゆったりと構える心さえあれば、チェックシートへ書き込む時間を惜しいとは思わなくなるはずなのだが。

言い換えれば、チェックシートというのは、「ゆったりと構える心」を持っていることの証明書でもあるのだ。

   

 

週末雑感

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ちょっと一段落。 なので「しぇからしか東灘店」をアップ。

このエネルギーがどこから湧き出るのか?

というわけで血流増加の威力をこちらへアップ

まああれこれ書くよりも、今日は写真で先週を振り返ろう日記。(笑)

mozaik01.jpg

MOZAIC からの眺め

 

mozaik02.jpg

夜になっても、まだ外で食べるには蒸し暑かった。 

 

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9時頃になると暑さは少しはましになってきた・・

 

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自宅駐車場のそばから見上げると、まだ夏の雲・・ 

思考回路を変えろ!

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少し前に書いた「全世界2000万部のベストセラー全文無料公開の衝撃」でも触れたように、ナポレオン・ヒルのメソッドでもそうなのですが、何事も成功するためには自分の潜在意識へポジティブな考えを擦り込む必要があります。

具体的には、ネガティブな感情や言葉を頭の中に浮かべないということになります。

ですが、特にトレードという仕事では、頭の中でネガティブな感情や言葉が飛び交うことになりやすいのです。

そうした状態を繰り返していると、頭の中の思考回路を、トレードの成功とは逆方向へと、自ら洗脳していることと同じことになります。

トレードをするたびに、勝てない思考回路を構築するようなもの。

こうした悪循環を食い止めるには、チェックシートへ記入してからボタンを押すしかないのです。

そうすればカットロスをしても、ルール通り機械的にチェックしてボタンを押した結果ですから、「マーケットのブレだったな」で終わり。

後悔することにはならないため、結果としてネガティブな感情や言葉が飛び交うことがなくなるというわけです。  

その方向への動きが止まるサインとしては・・

そこまでで最も長いローソク足かどうか

DOJIあるいはエントリー方向への長いひげ

反対サイドへのギャップダウン

エントリーと反対色のローソク足

などがあり、それをチェック項目で確認することです。

 

そして・・

エントリーと反対色のローソク足の確定

トレンドラインの確認

ユニットでのトータルプロフィット

などの条件を確認してからボタンを押せば、自分の頭の中で、ネガティブな感情や言葉が飛び交うことにはならないのです。

 

マーケットではポジションを持つと、ポジション・ブラインドに陥ることは再三指摘しています。

そのため基礎セミナーでは昔から、シミュレーションでは、確認項目を紙に書いてから執行しろと、しつこくアドバイスを繰り返してきました。

ですがそれを実行する人は、ごくわずか。

特にエグゼキューショナートレーニングという、プロ育成のためのトレーニングへ参加するトレーダーであっても、同じようにチェックシートへ記入せず、同じ結果を繰り返す現実を目の当たりにして、これは強制しない限り、やろうとしないのだということを学んだわけです。

トレンドラインが崩壊するまでホールでできなかったり、何度も同じ銘柄をエントリーするように指示しているにもかかわらず、エントリーしなかったりするのは、ポジションブラインド症候群だということは、折に触れ指摘しています。

8月だけでも、8月最初のマーケットで何を学ぶのか? ・ ハイ・ボラティリティーなマーケットホールドのためのヒントなどで実際の例を挙げて説明しています。

 

まずは、ポジションブラインドになっているということを、まず自分で認めることから始めてください。

チェックシートをつけることで、脱出時に忘れてはならない項目を思い出さなければならないとか、チェックをし忘れてはいないだろうか?といった、心理的なストレスから解放されるのです。

ということは、体にも負担がかからないことになるわけで、トレードが終わったあとの疲れも激減するのです。

さらに確実に条件を満たしたかの記録が残るわけですから、翌日に自分がどの程度ポジション・ブラインドに陥っていたのかがわかるのです。

これだけのメリットがあるにもかかわらず、チャレンジする意欲が出ないというのであれば、肉体的な健康状態に問題があるケースが多いことも、また事実なのです。

ですが、この件については、又の機会に触れることにします。

  
 

coolに過ごそうに連続投稿されていたチェックシートシリーズのおかげで

チェックシートを使ってのエントリーの仕方が、以前に比べて大分理解できてきました。

ストップもちゃんとチェックするということを強く指示していただけていますので、

9/2、9/3の2日間は、カットロス分はほぼ$150以内で収まっています。

一連の動作をもう少しスムーズに出来るようにトレーニングをしながら、

自分がよく見逃してしまう脱出パターン等の見逃しを無くするように工夫していきたいと思います。

あとは、ワンクリックシミュレーションで色々なチャートフォーメーションを体験して

自分の中に蓄積していきたいと思います。

オープニングから1時間は2分足にして30本。

30本のローソク足がどのようなパターンを作るのか?

少しずつ研究していこうと思います。

 

幸いにも受講者用掲示板へこうした書き込みをされる方も現れてきています

 

さらに昨夜のマーケットでも、エグゼキューショナートレーニングへ復帰されたTさんが、着実に成果をあげられています。

EIblog-tomy.gif

 

大事なことは、このようにロスの出たトレードの原因がどこにあったのかを徹底的に調べることです。

翌日のトレードでさらによい結果を残すためのチェックシートを、前日のデータを使い、作成できるかどうかなのです。

同じ間違いを食い止めるには、こうした努力を毎日積み重ねるしか方法はないのです。

その積み重ねによって、思考回路が少しずつ修正され、やがてチェックシートでのチェック項目が、自然に頭へ浮かんでくるようになるのです。 

このようにしてポジションブラインドがなくなると、嘘のように負けなくなります。

 

チェックシートとエントリーの遅延

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チェックシートへ記入してから執行すると、書いている間に株価が上がってしまうので不利ではないか?と感じる方は少なくないようです。

ですがそれは間違った捉え方です。

実際にやってみるとわかりますが、チェックシートへチェックを入れるには5秒もかかりません。

そしてエントリーした後は次のローソク足が出るまで2分間は、基本的にやることがないわけです。

その間に、ストップを引いたり、値段を書き込んだりするわけですが、それでも次のローソク足の始まる位置が表示されるまでは、かなりの時間があるのです。

そのため、チェックシートへチェックを入れことによって、心理的に余裕を持てるようになり、それがストレスのないトレードへと繋がってゆくのです。

   

昨日の「チェックシート・トレーニング・プログラム」のコラムに対して次のようなコメントをいただきました。

 

いつも楽しく読ませていただいております。

「株」を購入し、過去の記事を読み、いくつかのプログラムを購入しながら日々シュミレーションをこなしております。

チェックシートに関してひとつ質問させていただきます。

私も漏れなくチェックシートに記入できないトレーダーの一人なのですが理由のひとつに、銘柄を書いて始値でエントリーにチェックを入れる間に、株価が上がってしまうという焦りが特にオープン時にあります。

ですから、ササッと書くかエントリーした後で記入するという後づけになってしまいます。

再三にわたって記入後にエントリーとおっしゃっておりますが、それは記入後に多少株価が上がってしまうのはしょうがないということなのでしょうか。

それかそうなった場合は見送るという事なのでしょうか。

初心者レベルの質問で恐縮です。

いずれセミナーに参加させていただきます。

よろしくお願い致します。

 

銘柄を書いて始値を確認後チェックを入れる間に、必ずしも株価が上がってしまうとは限りません。

プルバックで下がり、そのローソク足のより有利な値段でエントリーできるチャンスに遭遇する確率も決して少なくはないのです。

下がった位置で入れば、有利に展開できるのですからね。

ですから指示があれば見送らず、エントリーしてください。

下がってしまえば、ルール通り手仕舞いすればいいのですから。

銘柄を書いて始値を確認後チェックを入れる間に、株価が上がってしまったとしても、負けると決まったわけではありません。

チェックを記入してエントリーすれば、条件を確認できたという安心感を伴う平常な精神状態で、その銘柄を監視できるわけです。

そのため、チェックを記入せず慌てて入るよりも、利益を出す位置で手仕舞いできる確率は遙かに高くなるのです。

 

さらにチェックシートをつけることで、トレードの後で、何を基準にエントリーを決めたかのデータを残すことができます。

トレードが終わった後で、決定した条件が正しかったかどうかを判定できるデータがあるのとないのとでは、翌日の対策を考えるうえでは雲泥の差ができるのです。

何のためにチェックシートをつけてから、ボタンを押すのかを、よく理解するが大事なのではないでしょうか。

チェックシート・トレーニング・プログラム

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最近はチェックシートへの記入奨励キャンペーンが過激になってきていることは、ネットエイドに参加されている皆さんならよくご存じのはず。(笑)

昨夜の米国マーケットでも、開始直前に特別なガイドをしたのですが・・

ネットエイドが終わってからの成績の書き込みを見る限り、結果のよかった方は少なかったようです。

なぜ自分で決めた、約束事が守れないのか。

それは自分で決めたルールが、守ることができるようなシンプルなルールではなくなっていることが多いからではないでしょうか。

頭の中の回路を自らの力で変えるには、ルールを守ることができるまでシンプルに単純化して、毎日確実に繰り返すことです。

具体的には、単純なルールを紙に書き、チェックをしてからアクションを起こせばいい、ということになります。

月曜日からエグゼキューショナートレーニングへ再挑戦されているTさんは、この単純化されたプログラムで、復帰3日目にある成果を見せてくれました。

彼とはトレーニングのあと、その日のトレードを振り返り、問題点を話し合い、どこが守ることができていないのかを話し合い、翌日のやるべきことを決めています。

下はトレーニングを受けているメンバーだけが利用できるブログの一部を転載したもので、彼自身の言葉による、復帰3日目のTさんの様子です。

 
executionerblog.gif 

この日はマーケット開始直前に下のようにガイドをしたわけですが・・

 


2010-09-01 22:22:18 はっちshadow 今日はクールに過ごそうにエントリと再エントリの方法を書きましたので
2010-09-01 22:22:25 はっちshadow 今日はこれにそってトレードをしてみてください

2010-09-01 22:22:45 はっちshadow あと、ストップをしっかりつける!こと。
2010-09-01 22:23:21 はっちshadow エントリした後2分は、チャートを見ない。その間にしっかりストップの位置を決めてください
2010-09-01 22:23:46 はっちshadow チャート上にストップの位置をラインで引いたほうがいいでしょう
2010-09-01 22:24:05 はっちshadow 訓練のときは、ヒゲが酢ごップにあがったからといって、すぐ逃げない
2010-09-01 22:24:11 はっちshadow ろうそく足の本体が切らないのに
2010-09-01 22:24:15 はっちshadow 出てはいけません
2010-09-01 22:24:17 はっちshadow これは訓練ですから
2010-09-01 22:24:21 はっちshadow しっかり訓練して
2010-09-01 22:24:27 はっちshadow できあがってから微調整してください


2010-09-01 22:24:37 はっちshadow 最初から自己流で調整しないでください!
2010-09-01 22:24:47 はっちshadow ルールを厳格に守る練習をしてください。
2010-09-01 22:27:46 はっちshadow エントリした後でヒゲの動きを追わない、ということも大事です
2010-09-01 22:28:05 はっちshadow 殆どの人が動いているヒゲを追いかけて、集中力を消耗しています
2010-09-01 22:28:20 はっちshadow 株価の動きを追っても仕方ないですし、追うことが逆効果になりますので
2010-09-01 22:28:40 はっちshadow ストップの位置が正しくひかれているか、見て、ろうそく足がストップの位置を超えていたら出る
2010-09-01 22:28:48 はっちshadow というルールを守ってください
2010-09-01 22:29:28 はっちshadow あと30秒

こうした中、あるトレーダーからメールをいただいたのですが・・

 

はっち先生

ご無沙汰いたしております。

掲示板書き込みへのコメントをいただきどうも有難うございました。

先生ご指摘の通り、最近数カ月の結果は大負けする日もなく、毎日の利益も一定の

幅で安定しています。


ただ、一定レベルの利益が出せるようになった現状に満足している一方、もっとゲ

インを出すためにはどのようにすればよいかと問いかけている自分がいます。

きっと
先生の檄に触れ、また、青山さんの飛躍的な成長をそばで見ていた経験があるか

らでしょうね。

そういえば、今ではすっかり思い出話と化したエグゼキューショナートレーニング

後の温泉で、「毎日のゲインが500ドル程度のレベルまでは1人でも到達できる

けど、1,000ドルとなると違う。」と先生が話されていたことを思い出し、ま

さにその通りであると、今頃になって実感しております。

この1ヶ月間はネットエイドへ参加していたのですが、先生の指示にも全部はつい

ていけない上に、日中の仕事のせいか集中力が続かず、1カ月トータルの利益が、

先月までのブレイクスキャンを使っていた時と殆ど同じなのです。

(タイプが遅いので当然POSTへの書き込みはナシでした。)

1日1,000ドル超えを狙うには様々な意味で、より一層の自己管理能力が求め

られるのだと痛感しました。

できることを少しずつ増やしてきたつもりですが、先はまだまだ長いです。

ですが、今後もめげずにコツコツとやっていきたいと考えています。

この4月の人事配置で更に忙しくなってしまい、トレーニングに参加できないまま

半年が過ぎてしまいましたが、8月一杯でようやくひと段落しそうです。

先生の許可が戴けるなら、9月には一度神戸へ伺いたいと考えておりますのでよろ

しくお願いいたします。

最後になりますが、今年は処暑を過ぎても猛暑が続いております。くれぐれもご自

愛くださいませ。

以上、お礼かたがた近況ご報告まで。

 

 

ぜひご参加ください。

 

トレーニングのプログラムは、日々ブラッシュアップをしているのですが、どのようにすれば勝てるようになるのか?

 

この永遠の命題に向けて、毎日メンバー全員が総力を挙げて取り組んでいます。

 

現在再チャレンジされているTさんへの効果を見る限り、チェックシートを利用したトレーニング方法を使い、今まで培われてきたノウハウを吸収されることで、よりストレスの少ないトレードが可能になると思います。

エントリーと再エントリーの訓練方法

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チェックシートをつけてから執行するという、最も基本的な訓練の重要性を再三に渡り、繰り返し説明しているのですが・・

意外にも間違った理解をしている方が少なくないようです。

どうもネットエイドに参加されている皆さんの成績を見る限り、そうとしか思えないわけですけどね。(笑)

というわけで、昨夜の米国マーケットの終了間際に、ネットエイドで説明したのですが、ここで整理して具体的な手順を解説しました。

例として、GMCRという銘柄を取り上げています。


GMCRsamp01.jpg

上のブルーの水平線を超えたら、買いのエントリー。

最も基本となるレジスタンスブレイクアウトパターンですね。

  


GMCRsamp02.jpg

上の黄色いマークのついているあたりで、約定されるはず。

オンラインはセーフというルールです。

  


GMCRsamp03.jpg

大事なポイント。

上の黄色い位置では、始まった位置がギャップダウンしているから入ってはいけないということです。

これはこういうルールでトレーニングをするということなので厳守のこと。

  


GMCRsamp04.jpg

ギャップアップしたので引き続きホールド。

ですが、これだけ陽線が続いているので、次に赤いローソク足が見えたらまずは脱出です。

DOJIのようなチャートですが、上ヒゲがありません。

なのでDOJIとは違うわけです。

 

 

GMCRsamp05.jpg

T字というかDOJIに近い株価をギャップアップして始まっていないため、赤いローソク足の色が見えたら即脱出。

陽線がかなり続いていますからね。

利益は180ドル。

 

GMCRsamp06.jpg


上の黄色いマークが+0.236のガイドライン。

つまりここがサポートなので、赤いローソク足の終値を超え、ギャップアップして始まったらそこで再エントリー。

ギャップダウンしたら再エントリーは待ちです。

 

GMCRsamp07.jpg

青い水平線を引いた陰線の終値を超えたら再エントリーです。

つまりギャップアップしたらエントリーということなので、黄色いマークのあたりで買います。

  

 

GMCRsamp08.jpg

上の黄色いマークの位置で入ってはダメ。

この黄色いマークがついている位置はその前のローソク足の終値からギャップダウンしているからです。

こうしたルールを作って、トレーニングすることが大事。

こういうところで入ってもいいというルールにしてしまうと、どこで入ってもいいということになるわけですからね。

  

GMCRsamp09.jpg


さて上ヒゲが見えました。

要注意です。

次の始値がギャップダウンしたら脱出。

陽線が3本続いて、値段がかなり上がっていますから、次あたりでプルバックが来る可能性が高いわけです。

長い上ヒゲも出ましたしね。

 

 

GMCRsamp10.jpg

赤い色が見えたら脱出。黄色いマークの位置がギャップダウンしていますからね。

利益は140ドル ほど。

 

 

GMCRsamp11.jpg

サポートきらなければ、言い換えれば上のマークでとライチかギャップアップすればエントリー。

上のチャートの水平線より上なら再エントリーということになります。

   

 

GMCRsamp12.jpg

ツライチなのでエントリー。

黄色いマークあたりで約定されるはず。

 

 

GMCRsamp13.jpg

ここはホールド。

このローソク足では入らない。

なぜならギャップダウンですからね。

入るならその前のローソク足の始まった位置あたりで入る。

これは下で入ってるからそのままホールド。

上のチャートの黄色いマークの位置は、ギャップダウンで始まっていますからエントリーしなということです。

どうしてもこの足でというのなら、1分足を見て判定するということになりますけどね。 

 

 

GMCRsamp14.jpg

ここはホールド。

陽線が6本続いていますが、ここまでの解説でわかるように、どこで入ってもいいというわけではありません。

必ずギャップアップした位置で入る練習をしてください。

 

 

GMCRsamp15.jpg

ここで陰線が出ました。

この次の始まりがギャップダウンしたら逃げる。

上ヒゲはでていませんからどうでしょうか。

次の始まった位置が、ギャップダウンするかしないかで、どうするかが大きく変わるのです。

つまりこの線より上から次のローソク足が始まったらまだホールド。

 

GMCRsamp16.jpg

これはホールドですね。

ですが上ヒゲでてきました。

かなり陽線が続いてるから、ちょっとあやしい。

次のローソク足の始まった位置がギャップアップしなければ、即手仕舞いして利益確定してください。

  

GMCRsamp17.jpg

脱出です。

上ヒゲが出た陽線の後で、ギャップダウンして始まり、赤い色が見えたら脱出。

これで360ドル。

トータル3回のエントリーで600ドル以上とれているわけです。

これをきちんとできるかどうかです。

 

 


GMCRsamp18.jpg

ここから後は入れないから、ここで終わり、ということです。

2分足の1クリックシュミレーションをしっかりやることです。

ショートサイドは、ここでの例とは逆で、ギャップダウンすれば入るということになります。

エントリーのルールはこれだけ。

例外ルールはなしで練習すること。

このルールで最初の3銘柄へのエントリーが確実にできるかどうかです。

そして、それを一週間続けてください。

ここがスタートです。

  

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