昨日の件に引き続いてのご質問です。
大事な点が含まれているため、ここで解説をみなさんにお裾分け。^^;
馬渕先生、おはようございます。昨日の「COOLでの始値説明」で理解できたのですが、米株デモトレ、負けでしたので悔しくて休みだったので寝られず、ずっと「executioner traning」を検証していました。
すると、9/24-22:51:28(CQGチャートでは22:50の2分足)DLTR ですが、そのひとつ前の足より「始値」が上なのに「ショート」しているようです。
このあたりは、先生の長年の経験から仕掛けたのでしょうか。
先生がテレビを見ないで「チャート」を見なさいと言われているのが実感できてきました。
少しずつですが、理解出来てきている気がします。
どうか、宜しくお願いいたします。
下がご質問の銘柄のチャートです。黄色いマークが50分の位置、始まった位置は確かにギャップダウンしていません。
その前のローソク足もです。
ではなぜ、ショートの指示を出したのか?
トレーニングではまず、その方向へギャップを付けたものだけをクリックする練習をするわけですが、それ以外はダメというわけではありません。
ただ、トレーニングで、何でもいいということになると、どこでもいいということになりがちです。
ですからまずは制限を付けて、そのルールを守る練習をするということなのです。
何のための訓練をするのかが大事なのです。
それが確実にできるようになれば、次のステップへ進むわけです。
この点をよく理解してください。
この銘柄の大きなトレンドはダウントレンドです。
ローソク足の上側の右下がりの太い青い線はダウントレンドラインです。
そして黄色いマークの手前3つのローソク足のヒゲの先の位置を見てください。
ヒゲ先トレンドラインが上げています。
ですからこの「三角形」を上に飛び出したら、ショートは待ち。
ですが黄色いマークのローソク足の位置は下へ飛び出しています。
これがショートの指示を出した一つの理由です。
下の黄色いマークの位置は、ナスダック100先物の上と同じ黄色いマークの位置で、50分時点でのローソク足です。
先物はアップトレンドが崩壊、水平線を切った位置でダウントレンドへと変化したところでした。
つまり先物はダウントレンドになったことを確認できた位置。
この2つ目の条件が揃ったため、DLTRの50分時点のローソク足は、その前のローソク足の終値と比べると、ギャップダウンしていないにもかかわらず、ショートの指示を出したというわけです。
ですからルールを守っての訓練なら、次の52分の位置でショートをすることになります。
ここは上髭を付け、ギャップダウンをしていますね。
52分でエントリーしても、利益幅はそれほど大きくは変わりませんでした。
あとは、どこで手仕舞いをすればいいのか、ですね。
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