エグゼキューショナートレーニングへ復帰直後から躍進著しいT氏。
今日は彼の Ececutioner Internal という、エグゼキューショナートレーニングを受けているメンバー専用ブログへ書かれたコラムをご紹介。
彼はイントラデイでのトレードでもカットロスが早い。
それは今日のコラムで書かれた体験から学んだのだろう。
トレードに必勝法は無い。
しかし、敢えて挙げるなら素早いカットロスを執行する事だと思う。
カットロスを挙げた理由はカットロスの上手下手はプロフィットに大きな影響を及ぼすからだ。
利益を積み上げていっても、大きなロスをしてしまうとプロフィットは激減する。
しかし、ロスが少ないうちに切れば、その後のトレードでリカバーできる可能性がある。
大きなロスは、プロフィットに影響を及ぼすだけではなく、大きなロスになるまでの時間をも無駄に使っていることになる。
もしも、直ぐにカットロスをしていれば、大きなロスになるまでの時間を他のチャンスにまわす事ができるのだ。
じわじわと増えていく損失を唯眺めている時間は死んだ時間だが、ロスを素早く切り落とし他のチャンスを探す時間は活きた時間になる。
この差は天と地との差があると言って良い。
私が今までしてきたトレードの中でこれよりも良いトレードは無いと断言できるトレードがある。
2007年11月1日のCROXだ。この銘柄を10月31日に500株で買ったのだが、その翌日には20ドルものギャップダウンが発生した。
2007年11月1日のクロックス
マーケット開始前のプレマーケットで20ドルのギャップダウンは見えていたので、マーケットが始まったら切り落とすしかないなと思っていた。
ところで、カットロスをしなければならない・・・と心で思えても、実際にそれを執行するだけの勇気を持っている人間は何人居ただろうか。
戦争でもそうだが、その瞬間の判断が正しいかどうかと言うのは直ぐにはわからない。
その後の歴史がどうなったのかと言う事実がそれを証明する事になるからだ。
私は20ドルものギャップダウンで始まったCROXをカットロスという行動で資金を守ることにした。
そしてあれから2年10ヶ月が過ぎ歴史が明らかになった。
CROXはどうなったのだろうか。
あの時、私は73.73ドルで500株買い、翌日54.61ドルで売却をした。9600ドルのロスを出す事になったが月間利益は2000ドルを残す事ができた。
2010年9月16日現在のクロックスは11.09ドル・・・。
2010年9月16日現在のクロックスは11ドル。73ドルに戻るかもしれないがいつ戻るのかは誰も分からない
なんとも酷い有様だ。クロックスをカットロスできなかった人は資金を溶かしていただろう。
私のように即座に資金を守った人はそんなに多くは無いはずだ。
もしも私があの時カットロスの執行を躊躇していたら・・・。
もしも私がカットロスをせずにナンピンをするトレーダーだったら・・・。
私はとっくに淘汰されていた事だろう。
この判断をどう評価するかはトレーダーとしての力量が問われる問題だと思う。
まぁ、本当の事を言うとこのクロックス、10月31日に決算発表があったんですよね。
だから、安全を考えてオーバーナイトはしちゃダメなんです。
だけどこの当時の私は決算発表などは無視していたので手痛い経験をしました(笑)。
決算発表は美味しい事もあるけどこうした不測の事態に見舞われることもあるわけです。
トレーダーの力量はこうした不測の事態でどう対処できるか?という判断力と行動力が評価されるので、決算発表を無視していたのは自分の未熟さでもありますが、翌日のギャップダウンに対処できた事は、不測の事態で正しい判断と行動を取れるトレーダーであることをチャートが証明しています。
クロックスのチャートを見ればカットロスをしない事が如何に自分の資金を危険に曝すかと言う事がわかると思います。
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