プロトレーダーとして必要な条件とは何だろう?
毎日トレードをするわけだから、理想をいえば、トータルで必ず勝たなければならない。
そのためには、集中力とペース配分を考えながら、自分の持っているポテンシャルを、どのように利益に結びつけるのかを考えるトレードが必要になる。
A氏は現在残っている唯一の Executioner だが、今も毎日、昨夜の自分のトレードをすべてチャートで検証し、自己分析をされている。
彼のトレーディングは、チェックシートをつけるようになってから、大きく変わった。
ではどう変わったのか?
以下は昨日の米国ナスダックマーケットでの彼の記録だ。
トレードをされた方ならよくおわかりだと思うが、上のナスダック総合指数の2分足チャートのように、誰でも勝てるという簡単なマーケットではなかった。
下は彼の記録からポイントを抜粋引用したものだ。
脱出感度を上げて、反対色1本の本体を切ったら、脱出を励行。
獲り漏れが、JOYG,SNDK,CREEで発生したが、▲150を超える損失トレードはなかった。
20分は、集中して、チェックシートを埋めながら、機械執行に徹する。
いかがだろうか?
9トレードで+1795ドル。
6トレードで 2045ドルの利益だったが、そのあとの3トレードで 250ドル分利益を減らしているのが惜しい。
最後の3銘柄は 9:46 9:54 10:02 にエントリー。
4:09 1:45 8:51 ホールドした結果だ。
だがルール通り一銘柄につき150ドル以上のロスがないのは立派。
下はA氏がこの日のトレードで最も利益の大きかった銘柄の1分足チャートだ。
ダウントレンドラインに沿ってホールドされているが、脱出位置も、トータルプロフィットを考えたよい判断だ。
下は私がこちらでアップしたチャートで、2分足チャート。これは単なる理想のトレード。
彼は来週から2週間の夏期休暇を取られる予定。
彼と入れ替わりに、来週は新たにチャレンジャーが、トレーニングへ参加される事になっている。
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