せめてタイトルだけでもキャッチーに!というわけではないのですが、久しぶりに買ったコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)はどうなのか?
というテーマでフルサイズセンサーのデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)EOS5Dを普段使っている、アマチュアカメラマンの視点からまとめてみました。
コンデジを使っていたのは、いつ頃だったのか?
といっても3日前の晩飯のおかずさえ覚えていない私に、思い出せという方が無理。(笑)
というわけでデジカメ遍歴その後で調べてみると、2003年の終わり頃までなんですね。
つまり7年前!
こういうデジタルものは3年で一昔ですからねえ。
いやあ、意外に昔だったんだなあ、と我ながら驚きました。
ではどこが違っていたのか?
結論から書くと、普段持ち歩くにはコンデジで十分、というか小さいので非常に便利。
日ごろから、私の重いバックパックを持った人からは、何が入ってるんですか?と必ず聞かれるデジイチのサイズと重さをに慣れている私には、よりそう思えてしまうというわけです。
今回のコンデジは、1080/60i AVCHD形式フルHD動画撮影での手ブレ補正機能「Active Mode」が素晴らしいため買ったわけですが、静止画カメラとしてもなかなかのもの。
自宅マンションのエレベータ内で撮影。今日の日記のすべての写真は、クリックすると大きなサイズで別ウィンドウに表示されます。
持っているからこそ、撮れるシーンというのもあるわけで、常に持ち歩けるコンデジは想い出の「押さえ」としては、なかなか便利なのです。
新しいMBTの靴も、少しずつ足に馴染んできている今日この頃。
というわけでパチリ。
というように、カメラを持ってくればよかったかな・・というシーンというは、意外に少なくないのです。
DSC-HX5V は、有効画素数1020万画素で35ミリ換算25-250ミリの光学10倍ズーム。
これでレンズがもう少し明るければ、とないものねだりをしたくなるほど。
ワイド端が25ミリあれば、ほとんどのシーンで便利に使えるうえ、10倍のズームがありますから、いくつかの点に気を付けて撮影すれば、使える写真がどんどん撮れるのです。
下は25ミリのワイド端
下は250ミリ相当の望遠での自宅マンションの駐車場からのショット。
上の写真と同じ位置から撮影。
わかりやすい比較としてもう一例
下は25ミリのワイド端で、自宅マンションの駐車場から玄関へのアプローチで撮影。
下は250ミリ相当の望遠端
フル解像度(10メガ)秒間10コマ高速連写というのも売りなのですが、意外にも動く被写体はAUTOではキツいのですよ。
望遠サイドだと、レンズが暗いため、動く被写体がブレなく撮れたかどうかは、ちょっとギャンブルモードになりがち。
上は、たまたま小走りの女性を試しに撮ってみたのですが・・
ズームの速度も遅いうえ、マニュアルに変更して・・なんてことはやってられないので、どうしても運まかせになるわけです。
こういうのは、動きが少ないので、ブレずに撮れる確率は高くなります。
近くのものを接写したい時はホント便利。
コンデジならでは。
デジイチだとファインダーを見なければならないので、撮っていると店内で目立ち、撮影許可がどうのということにもなりかねず、余計な気を使わなくてはなりません。
それに、デジイチのワイドレンズだと、ここまでは寄れないわけですし。
私的に便利だと思うのは、シャッター音をオフにできるという点です。
デジイチだと、機械的にシャッター音が響くわけですが、このコンデジは無音が可能。
マンションの鍵のユニットを購入した時に撮影。
店の人に気づかれずに、こういうショットが撮影できるのです。
とある商店街にある金物店ですが、こういうショットでも、WEBへの掲載という用途には十分な画質ではないでしょうか。
下はレジで勘定をしているときに適当にカメラを向け一瞬で撮影。
下は店のコピー兼ファクス機。
用紙のセット方向を示すマークは、なぜもっと大きくわかりやすく、表示しておかないのだろう。
あまりにも暑いので、炎天下のコインパーキングへの駐車を避けたい。
というわけで室内の駐車場を探すと・・
こういう古い機械式の駐車場は意外と多いのですが、ミニはいかなるサイズの機械式パーキングでも楽勝であります。
これはスイングパノラマモードで撮影したもの。
シャッターボタンを押したままで、カメラを左から右へパンするだけで自動的にこういう写真ができあがる。
これだけあれこれできるうえ、実用のカメラとしての完成度も非常に高く、意外と使えるコンデジなのですが、では大きくて重いデジイチは不要なのでしょうか?
そjんなことは、有馬温泉。(笑)
神戸の空と夏の雲
高い確率で、ブレない写真を、思った瞬間に切り取ってくれるのは、やはりデジイチ。
今だ!と思った瞬間を切り取る能力は、デジイチの圧勝というか、お話になりません。
コンデジと比べること自体、無謀というか、全く勝負にならず。
自宅のあるマンションの駐車場から撮影した神戸の空
レスポンスの良さとあいまって、気持ちよくリズムに乗って撮影できるのは、なんといってもデジイチ。
ピントやズームの速度は、デジイチのキビキビさに比べると、コンデジは、すべてがゆっくりで、のんびりと感じるのです。
少し暗いところでは、カメラを動かさないように慎重に撮影しないと、意外とぶれやすいので注意が必要。
コンデジは小ささが仇となり、意外とホールドしにくいというのも、ブレない写真のためにはマイナス要因となります。
これらの点は、あらかじめ分かっていたことなのですが、改めてコンデジを使ってみて強くそう思いました。
その瞬間を切れ味よくヒットできるという快感を味わえるのはデジイチならではの魅力ですね。
正面は新幹線新神戸駅
フォトショップの修復ブラシツールで上の写真の電線を消したのが下の写真。
ポールにかかった電線が意外ときれいに消えたのにはちょっとびっくり。
車内からの撮影なのでウィンドウに映り込んでいる余計なものも消去。
今回掲載した写真はすべてコンデジで撮影したものですが、画質はなかなかのもの。
でもカバンには、常にデジイチを入れて持って歩いてますけどね。(笑)