今まで使っていたOSがVISTAのPCにブルースクリーンが表示されるようになり、再起動してみると、起動画面途中からハードディスクへアクセスしなくなり、ついにオダブツ。
どうやらハードディスク絡みのトラブルのよう。
というわけで、VISTA君のDドライブのハードディスクをWIN7君へ繋ぎ、データをコピー、そしてE・Fドライブに割り当てていたハードディスクの中身も、WIN7へ吸い上げ、ヤレヤレ。
パソコンのハードディスク関連のトラブルでは、こういうことはよく起こるので、システムのあるCドライブのハードディスクと、データを置いておくハードディスクは別にしておいたほうが安全なのです。
前回書いたいきさつのとおり、CS5を使いたいためにWIN7マシンを投入したのですが、VISTA君がヘソを曲げてしまったかのようなタイミングで、ダメになってしまいました。
マーフィーの法則でも、"If it can happen, it will happen." 「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる」と言ってるわけですし、まあ仕方ないかなと。
で、やっとCS5が送られてきました。
今ならCS4を買うとCS5のアップグレードができるよキャンペーンで、買ってはみたものの、アップグレードを申し込むと、1か月以上かかるというのです。
そりゃないだろ、製品自体は店頭に並んでるじゃないか、そんなにかかるんなら、店で買うから返金しろと、アドビのサポートへ速攻で怒りの電話とメールを送りました。
まあ買ったのはネットで安かったからで、アドビに返金しろと言っても無理なのは承知の助でネジ込んだわけですが(笑)
結局「最優先で発送します」ということになり、文句を言ってから1週間ほどで送られてきました。
ネバーギブアップネバーサレンダー!です。^^
VISTA君がヘソを曲げ、WIN7君への移行に手間取り、ようやくWIN7が稼働状態になった矢先に、タイミングよく送られてきたというわけなのですが、早速噂のスポット修復ブラシツールの威力を試してみました。
メニューのここにあるのが、スポット修復ブラシツール。
上はオリジナルの写真で、下がスポット修復ブラシツールを使った写真。
写真をクリックすると拡大します。
ものの10秒ほどで自転車が消えるのですよダンナ!
上は父と南京町(桧垣)へ昼食へ行った帰りに撮った写真ですが、2枚のうちの上の方の写真では手と足が見えています。
下はスポット修復ブラシツールで手足を消した、あたかも手足を引っ込めた亀のような状態に修正したもの。
こういうのは手足のまわりが複雑なので、2度ほど試行錯誤する必要があるのですが、それでも今までシコシコやっていた消す作業が、ものの30秒もかからずにできるのですからねえ・・
もちろんスポット修復ブラシツールにも得意不得意があります。
拡大すると、アラがはっきりと分かるのですけどね。
拡大しない写真なら、ほとんど気が付かないかもしれません。
こうして並べて比較するとわかってしまいますが、下の写真だけをぱっと見せられても、それほど不自然には見えないはず。
もし「この自転車を消せ」と言われたらどうしますか?
プロの写真家でギャラをもらえるならともかく、シロートが趣味でアップする画像一枚一枚に、そんな手間のかかることはできないわけですからね。
こういう自転車の背景が複雑なパターンというのは、数度に分けなければならないのですが、いろいろな写真のいろいろなところを消す練習をすると、どういうのが不得意なのかがだんだんとわかるようになります。
2005年2月1日付の日記フォトショッパーへの道で書きましたが、このときはじめてフォトショップの使い方を習ったのですが・・
その時以降手動でやっていたこうした消し作業と比較すると、作業時間には雲泥の差があります。
こういうのは、画像を拡大し、スポット修復ブラシツールのブラシサイズを小さめでやるのがコツ。
今回はアップグレードのため、払ったのは3万円弱。
でも新規で買うとCS5は10万円ですからねえ・・ダンナ。
ですが安心してください。
私だってトータルでは、バージョン5 > 7 > CS2 > CS3 > CS4(CS5のアップグレード付) という変遷で、トータル10万円以上は使っているのですから・・(笑)
でも今回はホント、アップグレードしてよかったと、思いましたね。
こういうのも、あっけないほど早く楽に邪魔者を消すことができます。
ボンネットから生えている電柱や、フール上の民家の屋根、リア部分の遠景にある電柱、手前の道路のシミ、なども一撃であります。(笑)
スポット修復ブラシツールを使うときも、横着をしないことが大事。
画像を拡大して、ブラシサイズを小さめで作業をするのがコツといえるでしょうか。
さて、今日は休みなので、消しまくるぞ!(笑)