揉合う展開で負けないための考え方

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オープニングの揉み合いで負けてしまうと、その後のユニットのトレードの際、心理的に大きく影響を受けることになる。

そのため特にオープニングでは、悪くても何とかしてブレイクイーブンに持ち込む必要があるわけだ。

ではその際にどういう考え方をすればいいのだろうか?

6月1日の記録でオープニングの最初の銘柄を例に挙げてみよう。

2010-06-01 22:32:13 はっちshadow ADP

0601ADP.gif

1000株で +60ドル

ではこれを1分チャートで見てみよう。

2分足でも1分経過毎に水平線を引けばわかるはず。

ADP1-2.gif

2分経過後の指示だが④の位置でエントリーできるだろう。

カットロスの位置までは距離があるため、安心して監視できるはず。

DOJIのあと陽線が確定したら脱出だ。

2分足では+60ドルだが1分足でも同じようなゲインとなる。

2010-06-01 22:32:19 はっちshadow VRTX

0601VRTX.gif

1000株で -50ドル

下は1分足チャート

VRTX1-2.gif

検証の2分足の-50ドルと言う結果は、かなり渋めの設定だということがおわかりになるはず。

このように落ち着いて判断し、それが実行できれば、トントンか、プラスで脱出できる可能性があるのだ。

1分足でワンクリックシミュレーションをやってみればよくわかるはず。

そのためエグゼキューショナートレーニングでも、反対色のローソク足が確定するか、ストップに当たったら脱出できるように訓練をすることを勧めている。

だがトレーニングに参加されるレベルの、ある程度トレード経験がある人ほど、「そんな初歩的なことはやらなくてもできることはわかっている」と思い込んでいることが多い。

そのためこのプロセスを身につけず、次のステップへ進んでしまう。

だが結局はここへ戻らざるを得なくなるのだ。

何故なら、最も基本となる技術だからだ。

1分足でのワンクリックシミュレーションではわかっていても、実際のマーケットでは頭の中が別次元のトランス状態になることを忘れてはならない。

そのため、できると思い込んでいることでも、できないのが現実なのだ。

この状態を改善するには、チェックシートで、確認してからアクションを起こすこと。

エントリーしたトレードすべてで、これができるように訓練をすることだ。

それが5日間できるようになるまで、次のステップへ進んではいけない。

トレンドラインに沿ってホールドする訓練は、これができてからのハナシなのだ。

この訓練のためのチェックシートはとても単純な項目だけ。

できないうちは目標となるスキルを一点に絞り込み、カラダが覚えるまで繰り返す事だ。

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