余計なチカラが入っているうちは未熟だというのは、どのジャンルにも共通して言えるわけだが、トレードも然り。
13日のナスダックマーケットは2000ドルは楽に獲れるマーケットだった。
こちらに代表的な銘柄のチャートがあるが、納得できるものばかり。
だが、こうした強いマーケットでは、ホールドできるかどうかが、問われることになる。
2010-04-13 22:36:11 はっちshadow HGSI
本来は上の2分足チャートでトレードするわけだが、わかりやすくするため1分足チャートを掲載している。
1000株で +1170ドル
2010-04-13 23:01:19 hatch HGSI short
1000株で +470ドル
この1銘柄だけで1500ドルは獲れるのだ。
まず最初のトレードだが・・
下のように+670ドルあたりで出てしまうトレーダーが多いはず。
何故だろう?
それはそのローソク足が始まった位置で判定していないからだ。
下の水平線を越えたらホールドで、この線を下回ったら脱出だ。
そうだよね?
ストップの位置はどこだろうか?
長いローソク足の始まった位置で、少なくとも500ドルのゲインは確保できるのだ。
さて次のローソク足は青いゾーン、つまりホールドする位置で始まっている。
だからストップに当たるまでは、何もせずに見ているだけでいいのだ。
下の赤いゾーンの上端がストップの位置だから、ここへ触れたら手仕舞いのため売りのボタンを押せばいいのだ。
だが何故か多くのトレーダーは、このタンタッチャブルであるべき白いゾーンで、出ようか出るまいかを悩むのだ。
ローソク足の動きに合わせて、不必要に一喜一憂するため、集中力を無駄に消費したあげく疲れ果て、耐えきれなくなって、反対売買のボタンを押してしまうのだ。
事前に決めたルールもなんのそのだ。(笑)
何のために始まった位置で判定をし、ストップをつけるのかを思い出して欲しい。
この2つのポイントだけをチェックすれば、あとは目の片隅でときどきチェックすればいいわけで、あとは人ごとのように眺めていればいいのだ。
だから3銘柄くらいはラクに同時ホールドできるのだ。
だがローソク足の動きに合わせ、あとでヒゲとなる動きにまで、毎秒つきあって一喜一憂していると、2銘柄だってホールドできないだろう。
集中力を無駄に消費し、すぐに疲れ果て、モチベーションも同時に消失することになる。
こうした無駄な集中力の使い方をしていれば、1時間はおろか10分も持たないだろう。
無駄なチカラを抜き、マウスから手を離し、人ごとのように3銘柄を眺めながら、そのローソク足の始めと終わりの瞬間だけ集中する。
トレードとは本来そういうものなのだと思うのだが、いかがだろうか?
ショートサイドのケースは書き忘れ・・なので続く・・(笑)