7日夜の米国マーケットは、その前2日とは違って渋い展開。
その前二日間が楽勝だったのはマーケットが順調にどんどん上げたからで、実力がわかるのは7日のような展開の日で、こういう日に勝てるかどうかなのだ。
こういう展開ではフォーメーションを読みながら、ルール通りに脱出し、利益をコツコツ積み上げるトレードができないと勝てないのだ。
この日の「注目銘柄」では、オープニングからしばらくの間の指示した銘柄のチャートをすべて載せてみた。
複数でエントリーすれば、どの組み合わせを選択しても、必ずプラスになることがわかるだろう。
だが、ルール違反をしてオープニングのユニットでトータルがマイナスになってしまうと、特にこういう渋い展開の日には、その後のトレードが圧倒的に不利になってしまう。
然るべきチェックポイントを書いたチェックシートを使い、チェックをつけた場合にだけアクションを起こす。
こうしたトレーニングをしているかどうかという、普段のトレーニングの成果がこういう展開では、モロに出るのだ。
マーケットが順調にその方向へ動く時は誰でもが楽に勝てることを忘れてはならない。
強いマーケットで、トータルの成績がよいと、こうした基本的スキルはすでに備わっていると勘違いし、こうした地道な努力を止めてしまう人が多い。
「自己分析力」のコラムでも書いたが、自分のスキルを客観的に評価できるかどうかが、トレードでは常に問われる。
7日のマーケットのような日こそ、自分のトレードをすべてチェックし、どこに問題点があるかを探り出すための絶好の機会なのだ。
さて受講者用掲示板へ自分のトレードの冷静な分析結果をアップする人は、果たしてどれくらい現れるだろうか?