数日間保有するトレード手法で稼ぐメリットとは何でしょうか?
まず、いわゆるデイトレードのスカルピングで不可欠なな執行の技術が不要になります。
つまりストレスの少ない方法なのですが、大きな問題があります。
それはトレンドが明確なゾーンでないと、株価がブレるため、ロスが大きくなりやすいという点にあるのです。
こちらの日記「ハイローバンドの脱出ルール」では、日本株に比べてチャートのブレの少ない米国株で検証しています。
上の青い部分はナスダック総合指数の2月に該当するゾーンです。
こういう動きのマーケットの場合、単純に5日間保有するという方法は、このようにトレンドが継続しない期間になると、どうしてもパフォーマンスは悪くなります。
だからといって、トレンドがハッキリするまで、トレードをしないというわけにはゆかないのです。
わかりやすい明確なトレンドが継続する期間というのは、一年でどれくらいあるでしょうか?
非常に少ないのです。
ですが「ハイローバンドの脱出ルール」で書きましたが、ある対策で、-3,629ドル から +1,659ドルへと大きく成績を伸ばすことができたのです。
その差は、何と 5,288 ドルにもなるのですが、実はこのルールは、イントラデイでの、いわゆるスカルピングと同じ考え方なのです。
下は東京マーケットですが、2月はブレが大きくトレンドがハッキリしない展開の月でした。
検証してみればおわかりになるはずですが、単純に5日間保有するという方法では、全くダメなのです。
ですが、資金運用の金額が大きくなってくると、イントラデイのトレードだけではなく、どうしてもスイングトレードを組み合わせる必要が出てきます。
では方法はないのでしょうか?
もちろん有効な対策はあります。
脱出のルールを、ロスを最小限に抑えるルールへ変更すればいいわけです。
さて、その結果は?
ぜひご自身で検証してみてください。
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