カットロスをするべきか否か? についての考察なのですが、これはストップの付け方にも関わる考え方です。
トレード中に冷静な状態で、こうした点に目線が行き届いているかどうかが、オープニングでは重要なポイントとなります。
3月5日のエクスキューショナートレーニングに掲載されているTROWとCERNについてですが。
双方ともエントリーしてからギャップダウンでCERNはロスカットしてTROWはホールドされてますがどのように見ておられたのでしょうか。
さしつかえなければ教えてください。
CERNですがエントリーから、サポートとなる +0.236までは 0.47ポイント。
この株価だと500株銘柄になりますから、このサポートで止まらなければ235ドル以上のロスとなります。
許容範囲の150ドル以上ですから、許容できない幅です。
さらにチャートを見れば、ティックの少ない銘柄だということがわかります。
つまり反対にブレると危険な銘柄ですから、下始めたら早めの手仕舞いで、リスクを下げるわけです。
TROWも500株銘柄ですが、ストップの位置は52.61ドル。
カットロスをしても140ドルですから許容範囲内です。
ですからここは我慢。
こちらを見ればわかりますが、、もう一銘柄のADPは問題なく上がっていますから、3銘柄トータルでも大きなマイナスにはなりませんからホールドできますね。
下がADPのチャートです。
確率的に上げる銘柄を指示しているわけですから、ドアタマでも3銘柄ともダメになる可能性は限りなく低いのです。
これは過去のチャートを検証すればおわかりになるはず。
ただしルール通り150ドル以上のロスはダメです。
それとオープニングでは、ロスの可能性がどれくらいかを読むチカラが必要です。
今回もそのサンプルだと言っていいでしょう。
トレードでは、チャートを読むチカラだけではなく、ストップの位置までの距離を計り、そうなったとき、つまり最悪のケースでのダメージを読むチカラも必要なのです。
これは経験と場数がモノを言います。