2010年03月07日 のCoolに過ごそう

ダメージをあらかじめ読むチカラ

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カットロスをするべきか否か? についての考察なのですが、これはストップの付け方にも関わる考え方です。

トレード中に冷静な状態で、こうした点に目線が行き届いているかどうかが、オープニングでは重要なポイントとなります。

3月5日のエクスキューショナートレーニングに掲載されているTROWとCERNについてですが。

双方ともエントリーしてからギャップダウンでCERNはロスカットしてTROWはホールドされてますがどのように見ておられたのでしょうか。

さしつかえなければ教えてください。

CERNですがエントリーから、サポートとなる +0.236までは 0.47ポイント。

この株価だと500株銘柄になりますから、このサポートで止まらなければ235ドル以上のロスとなります。

0305CERNstop.gif

許容範囲の150ドル以上ですから、許容できない幅です。

さらにチャートを見れば、ティックの少ない銘柄だということがわかります。

つまり反対にブレると危険な銘柄ですから、下始めたら早めの手仕舞いで、リスクを下げるわけです。

 

TROWも500株銘柄ですが、ストップの位置は52.61ドル。

カットロスをしても140ドルですから許容範囲内です。

ですからここは我慢。

0305TROWStop.gif

こちらを見ればわかりますが、、もう一銘柄のADPは問題なく上がっていますから、3銘柄トータルでも大きなマイナスにはなりませんからホールドできますね。

下がADPのチャートです。

0305ADP.gif

確率的に上げる銘柄を指示しているわけですから、ドアタマでも3銘柄ともダメになる可能性は限りなく低いのです。

これは過去のチャートを検証すればおわかりになるはず。

ただしルール通り150ドル以上のロスはダメです。

それとオープニングでは、ロスの可能性がどれくらいかを読むチカラが必要です。

今回もそのサンプルだと言っていいでしょう。

トレードでは、チャートを読むチカラだけではなく、ストップの位置までの距離を計り、そうなったとき、つまり最悪のケースでのダメージを読むチカラも必要なのです。

これは経験と場数がモノを言います。

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