俗に言われているニッパチに該当する2月も終わり、早3月。
米国ナスダックマーケットも、この日は非常に強い展開でした。
上はナスダック総合指数の30分チャートにフィボナッチのガイドラインを表示させたチャートです。
最初の1時間で 61.8%近くまで上昇したのですが、最もよく上げた一時間だッタということになります。
トレードは開始から1時間に限定しているのは、このように最もよく動く、つまり効率の良い時間帯だからです。
トレーディングでは非常に高い集中力が要求されるのですが、集中力を持続させることができる時間には限りがあります。
ですから最高の集中力を発揮できるうちに稼ぐことが大事になります。
この日のオープニングでのキーポイントとなるチャートはこちらに掲載していますが、3トレードだけで2000ドル近いゲインの展開でした。
問題はこの陽線4本目の長いひげのところでホールドできたかどうかです。
下は1分チャートです。
問題の場所は長い陽線の37分のところですが、この急落には対応できませんね。
対応できなかった「急な動きには反応しない」が鉄則です。
これはエグゼキューショナートレニングでも繰り返してきたルールの一つです。
そのあと、株価は何事もなかったかのように上げてゆきました。
このように一年間にわたるトレーニングを通じて、勝てるルールは出来あがっています。
あとはこれを実際のマーケットで守ることができるかどうかの訓練次第なのです。