ネットエイドというのはネットを使い、トレードのためのトレーニングを助けるためのテキストベースのガイドのことで、私がスカイプで指示を出した内容を聞きながら、タイピストが口述タイプをするという仕組みで成り立っています。
私が神戸のトレードルームで喋っている内容をスカイプを使い、「はっちshadow」さん(女性) がヘッドフォンで私の喋る内容を聴きながら、東京の彼女の自宅からリアルタイムで超高速タイプするわけです。
当然話している内容をすべてタイプするわけではありません。
すべてをタイプすると、文字数が多過ぎるため、表示のための決して大きくないウィンドウへ溢れてしまい、視認性が悪くなってしまうのです。
じゃあどういう案配なのか? というわけで、あるトレーダーがネットエイドを使いながら自宅でトレーニングをされている様子をご紹介。
総括 @0218_NASDAQ_DEMO
今日は、都合により"aya!"は休み。よって、久しぶりに一人でトレーニング。 いざ!
出だしは慎重に6分待ってから入ろう・・・。
>2010-02-18 23:32:07 はっちshadow
>しっかりぬいたのを確認してから入る
>2010-02-18 23:32:09 はっちshadow
>あわてなくていいので
>2010-02-18 23:32:15 はっちshadow
>確実にぬいたものに入ることです直前のこのお言葉が、自分の脳を冷静にさせる・・・。”私は慌てていない・・・””確実にゲインを上げる・・・ウンウン。”
ところが・・・
>2010-02-18 23:32:23 はっちshadow
>ロングサイドはAPOL
>2010-02-18 23:32:26 はっちshadow
>CELG最初の銘柄が登場すると、一気に火が付く・・・。
” エントリーしたい・・・ ”
” しなくてはっ!!・・・ ”
” ウーーン・・・ポチ。 ”
” ・・・ ”結果的にはプラスになったものの、”自分の思い通りのトレードではナイ!”という、何ともイヤな種を蒔いてしまった感じ・・・。
案の定、その後は結果とは逆に信念が(今はまだ間違っているとしても)揺らいでいるのを感じながらのトレード。
ビミョーな後味を残して結局トータルマイナスで終了・・・。チーーーン。
どうやらネットエイドの指示には仕掛けがしてあるようだ。1・直前情報でリラックスモードを演出。
2・カウントダウンと共に緊張感をあおる。
3・”オープン!”を境にそのテンションが見事に反転!
4・はっちshadowさんのタイプする文字から、いやが上にも緊張感が伝わる!
5・結果、一気に1時間を走り切るだけの集中力が生まれる!
6・ただし、テンションを読み違えると引きずられるキケンアリ・・・恐るべし!ネットエイド! 恐るべし!はっちコンビーー!!ムキャー!! ヾ(`Д´*)ノ
よーーーうし!いつかはこの仕掛けを丸のみにして、こっちが先導して引っ張ってやるぞおー!
冷静沈着にして、大胆な ”COOL TRADER” を目指すのだ!!ばーーーん!!
さてと・・・、取りあえず次回は、自分のテンションを俯瞰して、1時間コントロールし続ける事が出来るか試してみよう。
ネットエイドにカンパイ!! ∪ヽ(●-`Д´-)ノ彡☆ 酒持ッテコー
ネットエイドでは、様々な工夫をしています。
特にオープニングでは、トレーダーが慌てないよう、細かい指示を出しています。
18日のネットエイドでの例では・・
2010-02-18 23:31:59 はっちshadow 2分が経過
2010-02-18 23:32:07 はっちshadow しっかりぬいたのを確認してから入る
2010-02-18 23:32:09 はっちshadow あわてなくていいので
2010-02-18 23:32:15 はっちshadow 確実にぬいたものに入ることです
2010-02-18 23:32:23 はっちshadow ロングサイドはAPOL
17日の例では・・
2010-02-17 23:30:04 hatch Open !
2010-02-17 23:31:38 はっちshadow 先物はリバーサルっぽい
2010-02-17 23:32:08 はっちshadow リバーサルっぽい
2010-02-17 23:32:11 はっちshadow ぬいてるものは何か・・
2010-02-17 23:32:14 はっちshadow 微妙です
16日は・・
2010-02-16 23:30:02 はっちshadow 間もなくです
2010-02-16 23:30:03 hatch Open !
2010-02-16 23:31:42 はっちshadow 先物ギャップアップリバーサル
2010-02-16 23:31:48 はっちshadow ヤな雰囲気
タイプをしてくれている彼女が仕事の関係で帰宅が遅くなり、間に合わないこともあるわけで、そういうときは私がタイプすることになります。
そういうときにタイプできるのは銘柄名だけ。
私はCQGを駆使して多くの銘柄のチャートをチェックするのに忙しいため、銘柄名をタイプするのが精一杯というわけです。
2010-02-12 23:29:59 hatch Open !
2010-02-12 23:32:24 hatch CTRP CHKP
2010-02-12 23:33:13 hatch FSLR
2010-02-12 23:33:30 hatch 先物弱い
そして彼女が帰宅後参加すると、書き込み内容は俄然変わってくることになります。
2010-02-12 23:40:29 はっちshadow 先物 弱いのでロングサイドのびません
2010-02-12 23:40:59 はっちshadow CTSH
2010-02-12 23:41:29 はっちshadow CEPH これも、きってきました
2010-02-12 23:48:45 はっちshadow APOL ロングサイド じりっときています
2010-02-12 23:49:11 はっちshadow CEPH 弱い
2010-02-12 23:50:53 はっちshadow CHRW これを切ってくれば良い
2010-02-12 23:50:57 はっちshadow 良い位置でしょう
2010-02-12 23:51:33 はっちshadow 先物 動きません!
もちろんその書き込まれたテキストの内容は私もチェックしていますが、基本的に書き込む内容の取捨選択は、今ではある程度彼女に任せています。
こうしたネットエイドの仕組みは、2007年に新しいオフィス、つまり自宅と同じ建物へオフィスを移転した時点から始まったのです。
それまでのネットエイドからさらに新しいコンセプトの内容へと進化した、新しい試みでした。
下がそのときに書いた日記です。
新オフィスでのセミナー
人が動物と最も違うのは、考えることで進歩し続けることができる、という点ではないでしょうか。
どこに住んでいようと、どういう生活をしていようと、その気にさえなれば、誰もができることです。
そしてその場所で日頃の成果が現れれば、その結果によって新しい場所や環境を手に入れ、どんどんと進化を続けることができます。
ですが、自分の今の状況を「場所や環境のせい」にしている限り、自分は環境に影響されやすい人格だと自ら認めていることになります。
人は皆、自分のそうした部分を自分で管理し希望する方向へコントロールできるチカラを、本来持っているはずなのです。
ただ、正しく使わなければ、当然その結果はその使い方にふさわしいもとなります。
ですからこうしたメカニズムは自然の摂理で、例外はないのだということを、まず強く意識する必要があります。
そうはいっても、なかなかうまく事が運ばないように思えるときがあります。
これは、誰にでもあることです。
それは、内なる敵と戦っているときです。
自分の内側にいる敵というのは、Star Wars の世界で言い換えれば、ダークサイドに存在する敵といいかえれば、わかりやすいと思います。
ダークサイドにあるこうした悲しみ、嫉妬、怒りなどの根は深く、完全に刈り取ることは不可能に思えるかも知れませんが、毎日の手入れを怠ることなく、芽をつみ取ることで、根絶やしにすることができるのです。
「人生は困難の連続だ」という思いで過ごしている方は少なくないでしょう。
しかしこういう考え方で、幸せな人生に巡り会うことができるでしょうか?
存在しない「困難が連続しているように思える」という「直接の原因」を直視することなく野放しにしていると、ダークサイドへ足を踏み入れてしまう可能性が高くなります。
こうしたダークサイドの誘惑は甘美で、さらには同じ仲間同士の強い連帯により、一度足を踏み入れると抜け出すことが非常に難しいのです。
人生のこのような内なる敵との戦いに勝てないダークサイド側に属する人の特徴は、いとも簡単に他人の足を引っ張り、もし少しでも他人に過ちがあるように見えると、容赦なくその人を攻撃するという点にあります。
だからといって、そうした攻撃から身を守るため、同じように反撃をすると、たちまちのうちに、ダークサイドへ足を踏み入れる領域へ引き摺られてしまうのです。
こうした内なる敵と戦うには「反撃」する際、「相手や周り」がよくなるような配慮をしたうえで、冷静に考えながら行うことです。
自分の内にある敵だからこそ、同じ自分に対する思いやりが必要なのです。
自分を思いやることができない人は、他人を思いやり、本当の愛情をかけることはできません。
ですからそうしたダークサイドからの攻撃に対しては、常に思いやりと、慈悲と、相手を許すという心を常に保ち続けながら、反撃をすることです。
そうすれば、ダークサイドへ引き摺られることはありません。
ダークサイドにいる内なる敵は、自分は信頼できるうえに純粋で誠実でさらに善良であると信じているがために「自分の外の不誠実に思える敵」には容赦のない攻撃を加えます。
他人を見るときには悪い部分を探すための目線のため「自分の中にあるかもしれない悪いもの」の存在についての可能性を、考える事ができないのです。
見つけようとする意志が働かないため、自浄作用が働かなくなってしまっています。
ダークサイドの世界はこのような巧妙なるロジックで構成されているため、多くの人は油断をした際、いとも簡単にダークサイドへ落ちてしまうのです。
トレードの世界では、お金が絡むため、こうした様々な要素の度合いはさらに強くあらわれることになります。
そのため「損失」というきっかけで、簡単にダークサイドへ落ちてしまう確率が高くなります。
こうした強い力に対抗するには、Star Wars でいうところの「フォース」を身につけることです。
そのためには訓練が必要です。
正しいフォースを身につけた師について学び、信頼しあうことで、内なる敵と戦う勇気を身につけることができます。
人間である限り、だれもが間違いや失敗を犯します。
ですが「フォース」を身につけることで、そうちた間違いや、失敗をより高い目標と成功へと到達するための、道具として利用できるようになります。
ネットエイドはそうした際に利用できる武器となります。
ですがいくら素晴らしい武器を身につけていても、内なる敵と戦う勇気がなければ、そうした武器は何の役にも立たないのです。
強いフォースを身につけ、十分に経験を積んだトレーダーなら、ネットエイドという武器がなくても、勝つことができます。
ですがそういうレベルのトレーダーが、もし「ネットエイド」という武器を使えば、どうなるでしょうか?
間違いや失敗を武器のせいにするのではなく、自分の内なる敵と戦うためのツールとして利用できなければ、「ネットエイド」を武器として効果的に使うことなどできるわけがありません。
新しいオフィスへ移ったのは、儲かるとか儲からないというレベルの目標ではなく、こうしたフォースを身につけるための訓練を含めたプログラムで、トレーニングやセミナーを実施するためでもあるのです。
「ネットエイド」を使って、どういうときに、どのようにして内なる敵と戦えばいいのか?
こうした仕組みは人が創り出し、そして運用するものです。
ですから当然こうした観点からのプログラムに比重を置いたものへと、進化を続けています。
新しいオフィスで開催されるセミナーやトレーニングでは、すべてこうした視点からのプログラムを含め、見直し再構成されたものとなっています。
このように、エグゼキューショナートレーニングのコンセプトとなっている「精神面でのブラッシュアップのため」ベースとなる部分は、この頃からすでに構想として持っていたのです。
そして、この時点から始めたネットエイドを2年間継続した時点で、さらに次のステップへ進化させるため「口頭」による、トレーニングルームでのエグゼキューショナートレーニングという「ライブエイド」へと進化してゆくことになったというわけです。