今年の9月で2回目の車検となるミニ。
最近は神戸・大阪間を頻繁に走っているためでしょうか、ついにブレーキパッドが限界に。
屋根を開けているとブレーキングの際に、助手席側の前輪あたりから異音が聞こえてくるようになったのです。
ブレーキパッドは、すり減って無くなる寸前だという事をドライバーに伝えるため、わざと音を出す仕組みが組み込まれているのですが(音を出すための金属部分を「ウエアインジケータ」と言います)、この機能が働いたというわけです。
前回の車検時に、かなりパッドが減ってきているという指摘を受けていたので、この音で、とうとう来たか・・ということになったわけです。
こちらのミニ・デルタで相談して、ローターも同時に交換することに。
2月5日金曜日に作業を予約。
手術台に上がったミニ。
磨り減ったパッドとローター
新しいパッドとローター
パッドは「ダストが出にくい」、「制動力アップ」、「鳴きにくい」というコンセプトで開発されたデルタジガ。
1週間が経過してもダストという黒い粉がほとんど付着せず。
鳴かない、減らない、汚れない、というのが凄い。
ローターはディクセル
じわっと効く、このブレーキシステムの味は流石。
夏の時期にはエアコンが臭くなりやすいので、その前にフィルターも交換。
ついでですからね。右が交換した新品。
ついでにフロアマットも、ジョン・クーパー・ワークスの新製品へ交換。
これだけで新車になったような雰囲気。^^
そしてダンパーを KONI FSD へ変更。
このショックは、FSDバルブという新機構をピストンに設け、ストロークの速度や量を感知、常に適切な減衰力に自動的に調整してくれるのだという。
メカニックによるテスト走行が終わったのが、午後2時頃。
帰路で判明したのは、意外にも10キロほど走っただけで、堅さが取れてフリクションがなくなってきたことなのですが・・
素晴らしいのは100キロほど走った時点で、激変したその乗り心地。
タウンスピードではタイアを新品に変えたようなというか、路面に一枚カーペットを敷いたかのようなしっとりとした乗り心地の良さなのですねこれが。
路面の小さなデコボコがスムースに吸収され、ボディの細かい上下動も抑え込まれるため、ノーマルよりもずっと「落ち着いて上品な乗り心地」となったのです。
そして250キロほど走った時点でまた目から鱗の変化が・・
車高や、スプリングを変えたりとかは一切なしでどうしてこういう変化が起こるのか?
120キロあたりからのスピードレンジでのスムースさはまるで魔法のようで、おまけにブレーキをかけた時の姿勢の良さは特筆モノ。
高速での直進安定性や段差を乗り越えたときなどのマイルドさなど、まさに挙げたらきりがないほど素晴らしいものに変わったのです。
こんなに乗り心地が良くなったら、ミニじゃないんじゃないの?と突っ込みたくなる変化に オーマイガッ!
神戸と大阪の距離が一気に縮まったかのような足周りの変化に大満足。
実はもう一つ変えたモノがあるのですが、それについては、また改めて書きます。
乞うご期待!
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