トレーディングでは、トレンドを見る力が大事なのだが、明確なトレンドラインを見つけた場合には「ダブルプロフィット」を狙うのが効果的だ。
11日のナスダックマーケットの例でサンプルをあげておこう。
2010-01-11 23:38:08 はっちshadow ショートサイド NTRS
1000株で +700ドル
脱出のすぐあとで、反対サイドへの指示を出している。
何故なら下のボトムスキャンでは12分の時点でレンジアベレージの1.8倍も下げているNTRSが最もよく下げていたわけだ。
反転はそう遠くないはずだから、あとは先物の反転を確認するだけ。
2010-01-12 00:12:14 はっちshadow ショートサイド銘柄は・・
2010-01-12 00:12:17 はっちshadow GOTボトム狙えそう
という書き込みはこのNTRSのこと。
というわけで下のように、ショートの手仕舞いが終っていなくてはならない15分の時点で終了宣言を出したわけだ。
そして最後の長い陰線を呑み込んだ位置がロングサイドへのエントリーポイントだ。
17分の時点での指示は、この先物の反転を確認した位置。
NTRSのチャートでは15分あたりの位置だが、どちらの時間にエントリーしても利益にそれほど大きな違いはない。
2010-01-12 00:15:11 はっちshadow NTRS終わりました
2010-01-12 00:17:55 はっちshadow NTRS GOTボトムですね ロングサイド
1000株で +620ドル
この一銘柄の往復ビンタだけで +1320ドルのゲイン。
こうして両サイドのプロフィットゾーンを一つのチャートへ表示すると、エントリーと脱出はほぼ同じ位置だということがおわかりになるだろう。
この目線で見えていたトレーダーは、はたしてどれくらいいるのだろうか。
神戸への引っ越しが決定したトレーダーも、いろいろと試行錯誤を続けられているようだ。