昨年の3月に始まったトレーニングもいよいよ大詰めの様相を呈してきています。
日本株ではすでに実稼働を始めているのですが、米国株は2月からが目標。
1月でこのプロジェクトを始めてから、11ヶ月になりますから、試行錯誤を繰り返しながら、ほぼ1年かかったわけです。
必ずできると思っていましたが、問題はどれくらいの時間がかかるかなのです。
いわゆる職人芸を身につけるには3年とか5年はかかるのが普通ですからね。
一般的に天才と呼ばれる領域に踏み込むためには1万時間の経験が必要だとも言われています。
トレード数でいえば、一日で普通のトレーダーの5倍の数を訓練していますから、この訓練では1年で5年分の経験ができるわけです。
コマンダーのパフォーマンスを見ても、2分足をベースにした方法に変えてからは、エグゼキューショナーの成績が俄然良くなってきています。
私もコマンダーとして、試行錯誤の一年だったわけですが、そのエッセンスはボトムスキャンというスキャニングツールに反映されています。
今週最終調整のため、トレードルームで1週間トレーニングを受けられたあるトレーダーは、いよいよ神戸へ引っ越されてきます。
若干30歳、経験は6ヶ月ですが、素晴らしい成績です。
木曜日の検証では、コマンダーは22トレード 13勝2敗7引分けで +4,145ドル。
そして彼のゲインは +902ドル。
何故か、ホールドできない病がたまに発生する。
2000ドル勝てるだけのルールはあると思うんだが。
訓練あるのみ。
ポイントは150ドル以上のロスを出さないというルールをきちんと守ることができているという点です。
言うのは簡単ですが、実行するのがどれだけ難しいかは、毎日スカルピングでトレードをされている方ならよくおわかりのハズ。
すでに日本株で実トレードに入っているA氏ですが、米国株でもなかなかの成績です。
彼もこの日はマイナス150ドルを上回るトレードは一つもありません。
米国マーケットでの運用の前提は私の要求レベルが高過ぎるのかも知れないと思うこともあったのですが、正しい訓練の繰り返しがいかに重要かということを、彼ら二人は証明してくれています。
一日の目標は1,500ドル。一日3.75%で1ヶ月75%。年間の単純利回りで900%が目標です。
とにかく一日たりともマイナスにならないというレベルのトレードを目指していますからね。
もう一息です。